『わたる異世界は穴ばかり 黒い穴が気になる話』こんな不思議なタイトルに私は引き寄せられた。どんな物語か予想もつかなかったのだ。読んでいくと世界観の独特さに気付く。異世界なんて創作でよくある設定だと思ったらこの作品を読んでみてほしい。キーパーソンと記されていたのはりえりーというキャラクターなのだがわたるにも注目。彼はただの2才児ではないのだから。とにかくこの新たな異世界ファンタジーをとにかく読んでみてくれ!
りえりーは異世界に飛ばされた弟を探しだすために、上司の黒田と時空研究所で日々調査していた。ある日、りえりーは偶然、弟の幼い時にそっくりなわたるを見つけ、奇妙にも一緒に生活することになる。なんとか異世…続きを読む
ヒロインのりえりー幼馴染のらいりー意地悪な同級生えみりー寡黙で頼れる武術指南役黒田穴太郎、通称リーダー時を渡る幼児わたる、本名時渡瑠璃斗世界を破滅へ誘う黒い穴、通称ブラックリング…続きを読む
非合法的に死体を片付ける仕事をしている黒井穴太郎は、りえりーと名乗る女に2歳のわたるの遺体を埋めてほしいと依頼を受ける。墓穴を掘る穴太郎の横で、りえりーは頼まれてもいないのに、わたるとの思い出話を…続きを読む
正直、ここまで読み耽るとは思っていなかったただ、穴太郎とりえりーの掛け合いでは笑いあり涙あり、時間を費やす価値は充分にあると思うりえりーの連れ子のわたるが上手い具合に可愛く描写されていたけど、ま…続きを読む
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