私も、子供のころE・E・スミスとか大好きで、銀英伝とかも好きでしたので、スペオペは好きです。一番好きなのはソノラマ文庫で出ていたソルジャー・クイーン・シリーズです。
銀英伝が「宇宙を舞台にしたB級アクション」って言われると、違うのではと思いますけど、でもSFだと言い切るのも違う気がするし、「艦隊戦スペオペ」「戦略級スペオペ」というジャンルなのかもしれませんね。
スペオペの面白さの一部は異世界ファンタジーに吸収されたのだろう、と思っています。
科学知識がなくても楽しめるスペオペ、を追求すると、異世界ファンタジーとの境目が曖昧になりますし。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
おっしゃる通り、銀英伝はアクションじゃないので、書いていて突っ込まれそうだと思っておりました。
なかなかスペオペのいい定義が思い浮かばず、そのままアップしてしまった次第です。
ラノベの定義同様に、スペオペの定義は難しいと思います。
>スペオペの面白さの一部は異世界ファンタジーに吸収
たしかに、その傾向があるかもしれませんね。
最近は、宇宙よりもドラクエ風異世界のほうが魅力的な舞台装置なのかもしれません。
拝読しました!
巡り合わせでしょうか……。
初めまして。私も四〇代です。厄年です。
笹本祐一先生の
『ミニスカ宇宙海賊(アニメだとモーレツ宇宙海賊)』
は、スペオペに入りますか? 大好きなんですが。
私の見方では、
「ないわけではない。しかし、作家もファンも先鋭化しすぎて数が減った」
気がします。
駄目なんじゃなくて、書く人も読む人も拘り過ぎて減った感じですね。
「今の流行は『ゲーム風』ファンタジーなのでは」
と思っています。ゲーム世界がベースであると。
ハイファンタジーもありますが、『WIZを意識している説』もありますし。
だから、宇宙を舞台にすると馴染めないのかな、と思っています。
光線銃や光線状の剣、多弾道ミサイルなどは描写もキツいですし。
私の描写は下手ですけど、大好きで書いてしまいます。で、賞に落ちます。
PS4で出てる『destiny』的な世界観とか、小説向けだと思うのですが。
ゼノサーガ、ファンタシースターなどのゲームが好きな人が相手なら、
ワンチャンあるのでは、と密かに考えていますが。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ミニスカ宇宙海賊は未読なんですが、キャラが宇宙でヒーローしていれば、スペオペだと思います。
でも、やはり定義にこだわりだすと、ジャンルが狭まるような気もしますねぇ。
最近面白い記事読みました。
【『ロードス島戦記』水野良×『ペルソナ5』橋野桂:対談】
http://news.denfaminicogamer.jp/interview/171207
スペオペにも言及されていて、SFやスペオペが流行らないのは、テクノロジー発達の未来は、最近の人はデストピアを連想するせいではないか、という指摘をされていました。
『ゲーム風』ファンタジーの人気は、管理人も感じています。
上記の対談にも指摘されていました。
>宇宙を舞台にすると馴染めない
最近の人は、「光線銃」よりも、エルフやゴブリンの方が馴染みがありますからね。
結局、そこなのかもしれません。
スペースオペラ……俺からするとゲームの「スターオーシャン」シリーズが最もSFだったかな。後はロスト・ユニバース、銀河鉄道999、ダーティペア、それいけ宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコなんかはSFで楽しかったですね。ラノベだとバトルシップガールなんかはハマってなー。銀英伝とかは全然知らなかったりする……。
確かにここ最近、SFジャンルの作品を見ませんね。もっとSFが人気になってもいいのに。
作者からの返信
ロスト・ユニバースは、例の作画崩壊回をリアルタイムで見ていました。
そういえばカクヨムは、SF枠をつくってプッシュしていますね。
それで、著名なSF作品をいくつか読みましたが、ラノベより尖っているものとか、冒険ロマンを掻き立てるものとかあって、きわめて豊穣な世界だと感じました。
いいものが必ずしも売れるわけではない、ということかもしれません。
私もスペオペ大好きなんで、流行らないのが残念なんですよね。
ハヤカワSF文庫だと洋物新作の翻訳が出てる事が多いんですが、海外じゃブームだったんですか。
ハヤカワでローダンNEOとか始まったの見て、さすがに手が出せないなあとか思ってたりもしてるのですが(笑)。
今の若者世代ってテレビとかにスペオペの名作が無かったのかなという気もしますが。
何のかんのいって、我々はヤマトとハーロックに刷り込まれた気がしてならんのです。アメリカじゃあスタートレックとか80年代末から90年代にかけてリバイバルしたのがあるのに、日本じゃ無かった。スターウォーズは今の人も見てるのかなとは思いますけど。
児童文学でもオンボロ宇宙船とか、結構スペオペ系があった気がするんですよね。
作者からの返信
>ヤマトとハーロック
たしかに、この辺の松本零士作品の影響は大きいですねぇ。一時期のスペオペ人気は、それが土台になっていたのかも、と思い当たりました。
そういえば、この辺の世代ってSFマニアが多かったような。
昔はSF読んでないとオタクとして肩身狭いところがあったような覚えがあります。
欧米だと英語人口のスケールメリットがあるからSFのリバイバルもあるのでしょうが、日本も、セカイ系と異世界系以外がもっと増えてもいいような気もしています。
最近だとスペースダンディやカウボーイビバップが流行りましたね。タイラーやダーティーペア私も好きです。
なんとなくですが、宇宙モノの人気が落ちたのは閉塞感があるイメージがある気がするからだと思います。
シーンとしては宇宙船の中や、コックピットが多かったりしますから。シーンをイメージしてあまりワクワクしないって子が多いのかもしれません。
最近のアニメなどは風景描写などが美しくて見ていて癒されますが、暗い宇宙空間を美しく描くって中々難しいですよね。
作者からの返信
>閉塞感があるイメージ
いわれてみれば、そうですね。
考えてみれば、カウボーイビバップだって、物語の多くは地上でした。
それだったら、異世界ファンタジーの方がいいや、みたいな話になっているのかもしれないと思いました。
宇宙空間の描写も、見せ方が難しい、という理由もあるかもしれませんね。
この話題で星界の紋章シリーズが話題になっていないのに驚き。
アニメにもなってしっかりとした作品だったのですが、SF寄りですかね?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
作品については、思いつきで列挙しているため、触れていない名作がかなりあるかと思います。
星界の紋章は、スペオペでくくれないような突出感がありますね。
難物で知られる古代の印欧語のようなアーヴ語の設定まであって、驚きです。