プロローグ

 世界はその後、小規模なパンデミックを繰り返していたが、次第に終息していった。世界は今、新たな時代を創ろうとしている。



 「奴らめ、死体の処理とか。とんだ仕事を残してくれたもんだ。どうだ、今日飲み行くか?最近飲んでないだろ」

 「元からあまり飲みません。それに、大斗さんには舞がいるでしょう」

 「そうだな。そうしておこう。ところで、お前はこれからどうするんだ?」

 「俺ですか…」

 「そうだ。お前はジェイムズに言ってやっただろ。生きる意味を。お前はどうだ?」

 「俺はまだ。だけど何か感じるんです。戦いを続けていれば、必ず何かあると」

 「そうか。だったらこんな仕事さっさと済ませて、訓練をしよう。次の戦いの為に」


 




 


 


 『諸君。5日間の地獄の旅行はどうだった。仲間を亡くした者、多大な被害を受けたもの、居るだろう。だが、我々は止まってはいけない。世界を1つにするのだ。明日から、忙しくなる』

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ゾンビCITY〜世界が終わるまでの数日間〜 35ki @35ki

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