かわいさの中にある硬派

「お家(仮)を探そう2」まで拝見した状態でのレビューです。

独自な世界を主人公と一緒に観光するといったニュアンスを感じる作品。
ということは、重要になるのは主人公を中心とした風景や風土。いわゆる世界観の描写。
ここは適度に成されて旅の雰囲気は出ているかと。かわいらしい主人公、その容姿設定をきちんと活かせているのも好印象です。
が、少し不親切な部分も。

劇中用語、それが持つ意味への解説が少ない点がそれで、例えば「テイム」という用語。
会話や地の文でさらりと出てくるわけですが、それに関する意味や解説がされていなかった、または不十分だったように感じます。読んでいればなんとなく意味は通じますが、やはりもう少しだけ親切さは欲しいところ。

世界観、主人公と物語のコンセプトは楽しいものですので、これからに期待しますf^_^