突然発生した謎の病魔、ニュートラル・ウィルスによって多くの『ヒーロー』と『ヴィラン』が生まれた近未来。誰もがヴィランを憎む一方で、怯えるあまりヒーローへと傾倒してしまうことも少なくなかった。そして、いつしか盲信が広がる中でシンプルな答が人心を安心させる。すなわち、ヒーローは善、ヴィランは悪…ヒーローを敬い崇めて、ヴィランを憎み蔑む。だが、そんな二極化へ走る世界へ、一人の男が挑む!今、ただの人間である主人公が、医療の義心でオペを開始する!オススメです!
第1話を読ませていただきました。命と心を救われた、少年に掛けられた希望の橋と言う想い。良い話ではありますが、強い想いは重さがあります。その重さが主人公の少年の心をどう変えていくのか?受け継がれた想いの行く道は何処へと向かっていくのか?この物語は、想いが幾重にも重なり交錯して行く様子を予感させます。王道ゆえに、その深さに夢中になれる記憶に残る作品になると私は見ました。嵌る作品を求めている方は、ご一読ください。