名月や少女にまさる美少年
【季語】
名月(秋)
【大意】
名月のかがやく今夜は(美)少女より美少年がめでたく思われるなあ。
【補説】
何かの優劣を詩文で述べることは日本だと
んで終わっているところがなんとなく縁起が良いように思う。
【参考歌】
冬こもり 春さり来れば
鳴かざりし 鳥も来鳴きぬ
咲かざりし 花も咲けれど
山を
草深み 取りても見ず
秋山の 木の葉を見ては
青きをば 置きてぞ嘆く
そこし恨めし 秋山我は 額田王
【参考句】
紅梅や
花守は野守に劣るけふの月 同
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