古き日の夢見心や雑煮腹
【季語】
雑煮(新年)――『
【大意】
雑煮を喰った腹をさすっていると、古き良き日々を夢に見る心持ちがするのであった。
【補説】
正月をむかえるたびにむかしを思い出すこともあるかと思い。
【参考句】
三椀の雑煮かゆるや長者ぶり 蕪村
君が世や旅にしあれど
めでたさも一茶位や雑煮餅 正岡子規
やぶ入の夢や小豆の煮るうち 蕪村
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