第7話 助けて下さい
皆さんはどれだけひとに助けを求めた事がありますか?私はほぼ0です。
先日から私は会社の人間関係にも悩まされることになりました。ツイッターに病気をひけらかしてるのではないかと書かれてツイッターでも自分のあり方や方針を迷走していました。
育児、家事、何も食べれないという現実、Xさんへの恨みつらみが爆発しかけて大声でここ最近泣く事が多かったです。
それでも私は愚痴はこぼしますが、なかなか頼り方もわからず1人で抱え込んでいました。
能面ちゃん、と言われてた頃が私にはあります。
読んで字のごとく表情が乏しい仮面をつけてるような、喜怒哀楽が見えないと言う意味です。親ですら何を考えているのか…。笑っているようで仮面の下で一物抱えた状態を結婚生活では特に顕著にしていました。
最近は彼氏のおかげでよく笑えるようになりました、でもここ最近楽しい話を提供できない私にイラついていました。笑っていたかったからです。
彼氏がいくら優しくても甘えすぎていたと、元旦那の愚痴ばかりの聞かせたことを詫びた上で
「こんな私で申し訳ないんですが、あなたを元旦那を忘れる理由にしていいですか?」
と、聞きました。 暖かく返事をしてくれた彼氏に感謝してます。
明確に助けを他人に求めたのは物心ついた時から今日と後一度だけ。前の一度は裏切られたのですが今はもうどうでもいいです。
Xさん私はあなたを殺したかった。
出来ないから私を殺すしかないと思ってました。
今は考えを改めました。
今日私の中でのXさんへの恨みつらみは死にました。
私は子供と彼氏の為だけに前を向いて歩こうと思います。まだ慣れない靴で助けがいる時は支えてくれる人を頼ろうと思います。
先日行った坂の街で、バテた私の背中を押してくれた彼を思い出しました。
「俺たちは交代制なんだよ。」
彼がダメな時は私が、私がダメな時は彼がとしていくのがちょうど良い関係。
「殺さない殺し方は連載終了だな。」
と、笑いあいました。
露出狂もやめるかもしれません。まだ暫くは慣れませんからしてますけど。
行き着いた結果はどう感じましたでしょうか?
最後に殺したのは私の中の甘えと、Xさんへの恨みでした。
自傷行為もこれで終われそうです。
Xさんにされたことは今すぐには忘れられません、その結果の捻くれて露出狂になりましたし。でも、そのうち忘れて行きます。
親にも報告しました。少なくとも今の仕事を8月いっぱいで辞めようと思うこと、彼に頼らせてもらうことにやっと決めれた事を。
親も私も泣きました。
いい職場でしたが、このままだと私は推理小説のように私の悪口を誰が言っているのか犯人探しをし始めてしまいそうでしたから。
悲劇のヒロインは辞めました。
愚痴を言うばかりで誰の助けも拒否して殻に閉じこもる私はもういません。
認めます。私は弱い人間です。1人で立つ事も出来ません。
ごめんなさい。傲慢な気持ちで彼氏を支える側で居なければならないとずっと思ってたんです。いっぱい傷つけました。今までたくさん慰めてくれた彼氏にやっと助けてって、差し伸べてくれてた手を取りました。
一年かかりました。
今月会う彼氏に始めて自分から抱きつきに行きます。前から約束して
できなかったんです、ずっと、ずっと、ずっと恥ずかしいと言いながら甘え下手で手もいつも繋いで貰ってました。
怖くもない、恥ずかしくもないです。照れちゃうと思いますが。
改札口で走って転けないように頑張ります。最初に出会った改札口で私はやっと約束が守れます。
公衆の面前ですみません。今回は許してください。
彼氏に直接ありがとうって言ってきます。
Xさん、今まですみません。
あなたを殺したい、殺したいと書き続けました。そんな気持ち微塵もなくなりました。
殺さないでいれました。
でも、いっぱい私の感情という虫たちに蓋をして蠱毒のようになっていた蓋を開けて、今日1番厄介で強くなった「積年の怨み」を足で踏み踏みして殺したような感覚です。
もう、殺す殺さないに憑かれた私はいません。
殺さない殺し方、タイトル通りに追われたかはわかりませんが。
次のタイトルへ私は歩み続けて行きます。
殺さない殺し方 こばん @kobansama
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