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2019年5月21日 17:05
小説を読んでいて楽しいとき、意図せず空想の世界に入ってしまう時があります。意識が物語に入り込み、あれやこれやに思いを馳せる。目は活字を追っているのに、気持ちはその舞台に立っている。そして、ああ、いけね。っと読み返す。 Webサイトで、そういう小説に出会えることはとても稀であると思います。素晴らしい作品だと、出会いに感謝いたします。以降もじっくり味わいたいと思っています。 第4話の感想として、「竜」って思ったより思慮深いのか?と凶暴だけでない武士の姿をみました。それなのに、嫡男は竜の一面を見せる。登場した人間は愚かでした。きっと愚か出ない人もいるのでしょう。対比が面白かったです。今後どう変化するのかたのしみです。
作者からの返信
楠冬野様、ご感想ありがとうございます。本作における竜は基本的には生命としてこの世界の頂点に立つがゆえに、尊大ではあり、その中でも真竜→獣竜・鳥竜(この後ろに人間)のような格付けがなされています。ただ、弱いからこそ自分たちが守り、導いてやれねばという誇りの高さと、そんな『愚かで脆い』存在の『過ち』を許容できる懐の深さをも持つ種族です。もっとも、シャロンたちのような対等の関係を望む数寄物もいますが、こちらは非常に稀なケースです。そういった価値観もこれ以降のエピソードで焦点に当てられるので、注目いただければ幸いです。今後ともお付き合いいただければ幸いです。ではでは!
小説を読んでいて楽しいとき、意図せず空想の世界に入ってしまう時があります。意識が物語に入り込み、あれやこれやに思いを馳せる。目は活字を追っているのに、気持ちはその舞台に立っている。そして、ああ、いけね。っと読み返す。
Webサイトで、そういう小説に出会えることはとても稀であると思います。素晴らしい作品だと、出会いに感謝いたします。以降もじっくり味わいたいと思っています。
第4話の感想として、「竜」って思ったより思慮深いのか?と凶暴だけでない武士の姿をみました。それなのに、嫡男は竜の一面を見せる。登場した人間は愚かでした。きっと愚か出ない人もいるのでしょう。対比が面白かったです。今後どう変化するのかたのしみです。
作者からの返信
楠冬野様、ご感想ありがとうございます。
本作における竜は基本的には生命としてこの世界の頂点に立つがゆえに、尊大ではあり、その中でも真竜→獣竜・鳥竜(この後ろに人間)のような格付けがなされています。
ただ、弱いからこそ自分たちが守り、導いてやれねばという誇りの高さと、そんな『愚かで脆い』存在の『過ち』を許容できる懐の深さをも持つ種族です。
もっとも、シャロンたちのような対等の関係を望む数寄物もいますが、こちらは非常に稀なケースです。
そういった価値観もこれ以降のエピソードで焦点に当てられるので、注目いただければ幸いです。
今後ともお付き合いいただければ幸いです。
ではでは!