第七十七話 将棋の鬼
――壱――
目の前に広がる淀川に、ぽっかりと浮かんだ三十石船。
大坂八軒屋浜——。
京と大坂を結ぶこの船着き場で、渡瀬荘次郎が激しく
――やはり東伯斎様は、宗歩様の出生の秘密を知っておられたんだ……。
天野宗歩出生の秘密。
伏見の大橋柳雪邸でそれに感づいた荘次郎は、備中倉敷へと向かうその道中、大坂小林家に立ち寄っていた。
京に単身赴いてから、約半年ぶりの帰省である。
すでに姉の玉枝は他家へ嫁ぎ、妹の錦旗も商家へ奉公に出かけていた。
あれほど賑やかだった屋敷の中も、今となっては寂しいほどに家人が少ない。
誰もいない、ただ広いだけの広間――。
師匠の宗歩や兄弟子の太郎松、小林家全員が車座になって、毎日食事を取った思い出の場所だった。
辛い修行中でも楽しく一緒に暮らしていたあの頃が、今ではとても懐かしく思える。
だがそれも二度と戻って来ないと知ると、途端に胸が苦しくなる。
そんな折にもかかわらず、居候の平居寅吉だけは、なぜか異様なほどに陽気なのだ。
――ハーイ、荘次郎サン! お元気デスカーイ!?
陽気にしていたかと言えば、今度は、鬼だとか土蜘蛛だとか訳の分からぬことを
次回作を練っているうちに、狂気にでも触れてしまったのだろうか。
構想に煮詰まった戯作者には、こうした奇行が実際よくあるらしい。
だがこの男の場合は、普段からこうだったようにも思う。
そのまま捨てておくことにした。
小林東伯斎と妻の水無瀬は、突然戻ってきた荘次郎の顔を見ても、そのまま何も言わずに出迎えてくれた。
なぜだろう。その温かさが、むしろ今は少しだけ辛くなってしまう。
――菱湖、久しぶりやな。手紙も出さんといきなり帰ってきて、一体どないしたんや? ひょっとして流行り病でも患ってしもたんか?
客間に通された荘次郎は、東伯斎からいたわる様に声をかけられた。
その頭には少し白いものが増えたようだ。
半年しか見ないうちに老けてしまったのだろうか。
いや宗歩達を居候に抱えていたあの頃が、むしろ気を張っていただけかもしれない。
――僕は……これから、備中倉敷に行こうと思います。
――倉敷? 宗歩はんのところかいな? なんでや、古棋譜の収集はどないしてん?
荘次郎はぐっと息を溜める。
そうしてその後、覚悟を決めて東伯斎にこう言い放った。
――宗歩様に直接お伝えしたいことがあるんです。あの方の出生の秘密についてです。
その言葉を耳にした途端、彼の表情が驚きに変わる。
だが、その直後には——。
まるで全てを察したかのように、穏やかな表情へと戻ってしまった。
―—あんたは昔から頭のええ子やったさかい。伏見に行ったら勘づくやろなと薄々思っとったんや……。まぁここらが潮時っちゅうことかな。
――それにしてもどうして、こんな手の込んだことを?
――なぁに、大橋柳雪の遺志や。といってもまだあの人死んでへんけどな。
――柳雪様のご遺志……。
――事の始まりは……宗歩はんが柳雪と再会した、あの時から始まってたんよ。
――再会……。
大橋柳雪と天野宗歩。
二人はこれまでに何度も再会し、そして何度も別れていた。
再会とは一体どれのことを指すのだろう。
ふいに、宗歩の師匠十一代大橋宗桂の言葉が頭をよぎった。
――宗英は雪の白きが如く、宗歩は紅の赤きが如し 。
これはおそらく――
二代目宗英こと大橋柳雪と天野宗歩が、
そもそも分家の高弟が本家の弟子に肩入れすること自体、不自然なこと。
二人の間に特別な関係が存在することを背後に匂わせていた。
本家当主の宗桂が長年これを黙認していたというのであらば、なおさらのことである。
東伯斎の無言の頷きに、荘次郎はこの当て推量が的を射ていたことを知る。
――せやけどな、今になってみれば、柳雪はあの御方の意志を受け継いだんとちゃうかな。最近はそう思い始めてるんや、儂。
あの御方の意志を受け継いだだって? 一体誰のことだ?
それから暫くの間、東伯斎と話し終えた荘次郎は、小林家を出ることにした。
玄関で別れを名残惜しむ水無瀬の顔を見ると、後ろ髪を引かれる思いだった。
――それでは行ってまいります。
――ええか。宗歩はんに本当のことを伝えるべきかどうか、儂にもようわからん。だから荘次郎、あんたに任せることにする。あんたの信じる道を進みなさい。
――はい。
――あ、そうそう、宗歩はんには「大塩平八郎の件、心配するな」とだけ伝えておいて。九州名人の件もこっちで何とかするよってに。
――わ、わかりました。
それでは、とだけ言って振り向いて荘次郎が歩き出そうとしたとき――。
――なぁ、菱湖、いや渡瀬荘次郎。
――え?
――あんな、宗歩はんのことも大事やけど、あんたのことも一つ大事な話をせなあかんねや。
――僕、のことですか?
――そうや、あんたの本当の母上はな、倉敷の近くにおるんや。そこで今は細々と人知れずに将棋の駒を作っとる。
――そう、なのですか。
――なんや、えらいあっさりしてるなぁ。もっと驚くかと思たわ。
――いえ、僕が捨て子だったときに、その手に将棋の駒を握りしめていたと義母様から伝え聞かされていましたから。おそらく父か母は将棋に関係する方だったんじゃないかと。それに偶々寺で拾ったというのもなんだか出来過ぎているし。きっと、その人が小林家に僕を預けられたんでしょう? 将来は将棋指しにしてくれとか……。
――やっぱりあんたは聡明やな。そのとおりや。会いたいか?
――……よくわかりません。だって顔もわからないし、事情は分かないけれど、そもそも僕を捨てた人のことなんて。だから今は宗歩様のことにだけ集中したいです。
――そうやな。すまんな。今言ったことはもう忘れてくれ。
――はい。
東伯斎は「宗歩はんのこと、どうかよろしくお願いします」と、荘次郎に向かって恭しく頭を下げた。
それだけを言い残して、彼はそのまま屋敷の中へと消えていった。
小林東伯斎、あの人もまた駒の一つだったのだ。
将棋の駒——。
それは指し手の意志を乗せ、盤上で躍動する化身。
だが荘次郎には、その指し手の正体が未だにはっきりと見えてこない。
指し手と思えた者が、よくよく観察してみれば駒だったりするからだ。
天野宗歩の父、大橋柳雪。
天野宗歩の師匠、十一代大橋宗桂。
そして――全ての発端となる者。
大橋柳雪の師匠、九世名人大橋宗英——。
つまり、鬼宗英。
だが、何かが足りない。
あと一つ。
天野宗歩の母親は、一体誰なんだろうか――。
――弐――
大坂八軒屋浜——。
――どうしようかな。このまま僕は倉敷に行くべきなんだろうか……。もし行ったところで、僕は一体何をするというんだろう。
ここにきて荘次郎はまだ逡巡していた。
果たして本当のことを宗歩に伝えるのが本当に良いことなのだろうか。
真実を伝えることで、彼女は間違いなく動揺し、激しく悩むことになるだろう。
過去の事実を伝えたところで、目の前の状況は何も変わりはしないのに。
恐らくは――。
このまま彼女が何も知らずに、将棋指しとして天下を取ること。
天野宗歩が将棋家をも凌駕する「史上最強の将棋指し」として、将棋界の頂点に君臨すること。
それこそが大橋柳雪の遺志であり、そして彼の果たせなかった夢なのだろう。
だが、本当にそれで良いのだろうか。
荘次郎には、これまでずっと腑に落ちないことがあった。
それは――。
もしそうだとしたら、天野宗歩の、彼女自身の意志や夢は一体どこにあるのだろうか。宗歩は本当に最強の将棋指しになどなりたいのか?
そんなことをつらつらと考えていると、ふと寅吉の狂言を思い出した。
―—荘次郎サン、戯作の登場人物はネ、作者の人形ナンカジャアリマセン。一人の人間ナンデス。
荘次郎はますます良心の呵責に苛まれ、わしゃわしゃと髪を掻きむしりながら、どうしよう、どうしようと独り言ち続けていた。
その時――。
先ほどからずっと。
細い堀割の対岸から、この悩める青年の様子をじっと観ている男がいた。
「だ、旦那!? ひょっとして将棋指しの旦那じゃねえかい!?」
声をかけられていることに、荘次郎がようやく気づく。
俯く顔をはっと上げると、その男がすぐ横の橋を渡ってこちらに向かってくるのが見えた。
「えっと……どちら様でしたっけ?」
どこかで会ったようにも思うが、はっきりとは思い出せない。
「なんだい、なんだい。忘れちまったのかい? あっしだよ! ほら京の四条河原で――鬼の絵の」
鬼という言葉を耳にした途端、すぐ思い出した。
京の河原で、奇天烈な化け物を描いていた、あの絵師だった。
「ああ! 絵師さんじゃないですか! どうして大坂に?」
「それはこっちの台詞だぜ。しかもこんな往来でばったりなんて。随分と奇遇じゃねぇかい」
「僕の生家は大坂なのです。京には古棋譜の収集に赴いていたんですよ」
「へぇ、旦那の実家はここだったのかい? そうかい、そうかい。将棋指しなんてやくざな商売しているわりには、堅気みてぇな真似するなんて。ずいぶん殊勝な心がけ、ほとほと感心するぜ、まったくよ」
絵師は、なんだかひどく嬉しそうだった。
そのまましておくと、一人で勝手にどんどん喋り出す。
「ほら、あっしは見ての通り風来坊。岡っ引きに目を付けられて、京に居づらくなっちまったもんだから、こうして――へへへ」
道端の往来で絵を売り捌くことを渡世とする男。
色んなことを知りすぎて神経が衰弱してしまった荘次郎には、彼のその逞しさが溜まらなく羨ましかった。
「いやそれにしても、旦那とはまたどこかで会いたいと思ってたんだよ」
「え、どうしてですか?」
「へへへ。そりゃあ嬉しかったからさ。」
「嬉しい? なにがです?」
「あっしの絵はよ、巷の流行とはちょいと違って型破りなんだ。だから化け物ってのはこんなもんじゃねぇとか言われちまう始末。必死で講釈垂れたって、誰も耳なんか貸しちゃあくれねぇのさ」
二人は並んで歩きながら、大川の畔まで下りてきた。
淀川からその名を変えただけの、ゆっくりと流れるこの大きな川は、さらに西に進むとそのまま海へと出るらしい。
目の前の広大な水溜まりの水面の上に、弱々しく流される渡り舟が一艘。
荘次郎には、なんだかあれが自分の境遇と同じに映ってしまった。
「でもさ、旦那はよ。あの時――」
それまでへらへらしていた絵師が、荘次郎を真剣に見据える。
「あっしのつまらない話に、逃げずにちゃんと耳を傾けてくれただろ?」
「それがよ、あっしには――心底嬉しかったんだよ」
「へへ。へへへ。」
正直なところ――。
あれは荘次郎にしてみれば、ただの暇つぶしに過ぎなかった。
大坂へと下る旅の途中のこと、ふと目に止まった面妖な絵。
ただそれだけのことだったのだ。
古棋譜の収集に寺の文献を漁っていれば、自然と古事や怪異にも詳しくなってくる。
だから彼の化け物話にもなんとなく興味をそそられたのだ。
なのに――。
それをこんなにも嬉しがるなんて――。
複雑な表情を見せる荘次郎の心中に気づいたのか、絵師が急に話題を変えた。
「そうそう。お返しといっちゃなんだがよ、俺も、旦那の商売のこと――ええと」
「将棋指し、ですか?」
「おう、それだ。その将棋指しのこと、色々調べたんだぜ。てっきりやくざ者とばかり思っていたんだが、いやこりゃ全然違っていたね」
ご法度でありながらも賭け将棋が横行する昨今。
将棋家と違って、在野の将棋指しは無頼の侠客、果てはやくざ者と世間から眉をひそめられ、疎んじられることも多かった。
宗歩の弟子とはいえ、しょせん荘次郎もまた在野の将棋指しにほかならない。
将棋家当主でない者が、弟子を取ることなぞ一切認められていないからだ。
公には認められない存在――。
まさにそれこそ鬼子ではないか、と荘次郎はつい自嘲してしまう。
だが、縁もゆかりもないこの絵師が、それでもなお在野の将棋指しに関心を寄せてくれたことが率直に嬉しかった。
「いやそれにほら、旦那の師匠、ええとこれは天野そうほ、いや
「…………え?」
絵師が喜々としながら、宗歩の名を口にして、その活躍ぶりを語り始めた。
どうしてだろう、そのことが――。
滅茶苦茶に嬉しかった――。
「大坂に来てみたらよ、そこら中でこの瓦版が出回っていやがるんだ。大したもんだよ。なんでも四国名人を阿波でこてんぱんに叩きのめしたとか。すげぇじゃねぇか」
見知らぬ者の口からその名が出ることが、こんなにも嬉しいことだったなんて。
荘次郎は、先ほどまでの悩みが徐々に薄れつつあることに気づく。
さらに絵師は、その手に持つ一枚の紙きれをぱんぱんと叩きながら、
「将棋の内容はさっぱり良く分からねぇが、天野宗歩が凄いってぇことは、あっしにもよぉくわかったぜ。今やここらでは、旦那の師匠の話で持ち切りなんだよ」と、自慢げに話した。
直参旗本と同じ扱いの将棋家は、庶民から見れば近寄りがたく、在野の将棋指しからすれば畏敬の対象とされる。
その頂点にある将棋所名人などは、もはや神とすら呼ぶべき御方なのかもしれない。
だが彼らは決して神や仏ではない。
ましてや機械仕掛けのからくり人形でもない。
過ちも犯すし、人であるからこそ悩み、そして苦しむ。
血の通った人間なのだ。
目の前の瓦版にはそんな悩み、苦しむ一人の将棋指しの姿が、生々しく描かれていた。
将棋に馴染みのない者からすれば、むしろこっちの方が親しみやすいはずだ。
「あっしはよう、ほとほと感心しちまった。最近は飢饉のせいか、どこにかしこも辛気臭え話しか耳に入ってこねぇ」
確かにここ半年で世間の様相は一変していた。
京と大坂を繋ぐ伏見街道にも飢えた農民たちが溢れ返っていたのだ。
挙句の果てには、庄屋の米蔵が賊に襲撃される物騒な話まで、巷間で取り沙汰される始末。
「特に天下の台所、ここ大坂では、」
——米問屋たちの悪い噂が事欠かねぇぜ。
絵師によれば、商人たちは残った米をどこかに隠しているらしい。
相場を無闇に釣り上げて、その暴利を貪っているというのだ。
確かに天候不順によって米が不作になる年もあるだろう。
だが、この国の全てにおいて同時に米が取れなくなるわけではない。
誰かが、どこかで米の流れを止めている。
よく考えてみれば、これは当然のことだった。
米の流通を遮ることで、飢餓を人為的に作り出す。
人の命を奪う、まさに亡者の如き所業である。
もしも、それが本当だとしたら――。
この飢饉はもはや天災ではない。
人災だ。
そしてそうであるならば――それは人の恨みを買うことになる。
やがてその恨みは、鬼を作り出すのだろう。
なぜならば、恨みこそが鬼の種子だからだ。
「けどよ! 天野宗歩の真剣勝負を読んでるとさぁ、暗かったそんな気分も一気に吹っ飛んじまったぜ。なんだかこっちまで胸が熱くなっちまうのさ」
ふと、絵師は誰に向かってでもなく語り出し、そして溜飲を下げた。
――たかが一局の将棋、されど一局。
――いや、将棋指しっていうのは本当に凄いんだねぇ。
こんな世知辛い世の中でも、こうして人々に勇気を分け与えてくれるんだと。
絵師は手放しで師匠のことを褒めてくれたのだ。
溜まらず、目から涙が零れてきた。
名人になんかなれなくっても、将棋家の当主になんかなれなくっても。
こうして師匠の将棋に感動する人が実際にいたことが、ただ嬉しかったのだ。
天野宗歩の将棋が、本当の意味で認められた瞬間だとも思った。
「うん? どうしたっていうんだい? 旦那、さっきからいやに嬉しそうじゃねぇか。へへ、ひょっとして泣くほど嬉しいのかい?」
絵師が、荘次郎の顔を覗き込む。
恥ずかしくて思わずそっぽを向き、頬に濡れたものを袖でごしごし拭う。
「なんだい、なんだい、白い頬が生娘みたいに薄紅色に染まってらぁ!」
「そ、そんなこと! ……ないですよ、まったくもう!」
そう言われると、余計に恥ずかしくなってきてしまう。
「まぁ、でもそりゃそうか。尊敬する師匠がこうして手放しで褒められりゃあ、弟子としては天にも舞う気持ちになっちまうわな。逆に貶されでもすりゃあ、無性に腹が立つってもんよ」
絵師の話を聞いているうちに、先ほどまでの葛藤がすっかり氷解しているのがわかった。
――うん、やっぱり、僕は宗歩様に真実を伝えに行くことにしよう。
——こうして師匠の将棋に感動してくれる人が実際にいるんだもの。
——きっと、あの人はそれでも前を向いて歩いてくれるはずだ。
「いや、あっしもさ、手前の師匠の絵が巷で褒められてたりするのが耳に入れば、茹でた蛸みたいにのぼせ上るってもんなんだよ」
「師匠? そう言えば絵師さんにもお師匠さんがいらっしゃったんですよね?」
「そうそう、思い出しちまった。旦那とまた会ったらよ、是非とも手前の師匠の話を聞かせてやろうと思っていたんだ」
そう言うと、絵師は不敵な笑みを浮かべた。
ああ、この男は、一体これから何の話をするつもりなのだろう。
まさか――。
へへ――。
へへへ――。
――そんなの、鬼の話に決まってんじゃねぇか。
――なぁ。旦那は、将棋の鬼の噂を聞いたことがあるかい?
——そいつはよぉ。こう言ったそうだ。
我は、遥か千年を生き続ける将棋の鬼。
吉備右大臣が唐の国からこの地に伝えし、「象棋」を知る不死者ぞ。
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