第3回  海外ドラマとアラサー男

もう明日でもいいじゃない。どうせ誰も読んでないんだから。第3回始まります。


実は結構な期間ニートしてた私。罪悪感で目が覚め、その罪悪感を忘れるために海外ドラマやニコニコ動画を見たり、ゲームしたりで食いつぶした日々。悔やんでもどうしようもないからまた海外ドラマやYoutube見て食いつぶした日々を忘れるという負のループ。


そんな精神衛生上良くないループを少しは活かそうと今回は海外ドラマ回。おすすめ海外ドラマなんて他のサイトに腐るほど載ってるけど、私個人の厳選ドラマをどうぞ。


最初にハマった海外ドラマは「バーンノーティス」。いきなりクビを言い渡された元スパイがスパイに復帰するために色々と駆け回りながら困ってる人をスパイのスキルで助けるお話。1話ごとに少しずつ進むメインのストーリーラインと1話完結の話を合わせてシーズンを作ってるから「スリルの連続で疲れる」なんてことがない名作。吹き替え版の主人公マイケルの声優さんが栗田貫一さんだから、(ルパンがチラついて)合う合わないが結構出るけど、個人的にはシーズンが進むごとに栗田さん以外考えられないって思うようになったよ。


「メンタリスト」も名作の一つ。こちらもメインとサブのストーリーラインがあって、メインの方は数話に一回進む程度の進行速度。サブは1話完結が多いから見やすいし、主人公が飄々としている上に他人を操るのが上手くって爽快感がある。「バーンノーティス」同様に主人公のスキルが地に足が着いてる感があって無理を感じないため見ていて「なるほど」と納得してしまう。


「チャック」。他の二作と比べてコメディ色が強いし、主人公の能力も突飛なものだけどキャラクターへの愛着が全てを上手い具合に補完してて何度でも見たくなってしまう。最終的にキャラクターたちと会えなくなるのが嫌で最終シーズン前で視聴を止めてしまうことが二度あった後に、彼女が強制的に全話視聴して無事キャラクターたちとサヨナラ出来たとさ。


「ビッグバンセオリー」。これは全米で圧倒的な支持のまま最終シーズンを終えたシットコムだから「メンタリスト」以上に知ってる人多いかもしれない名作コメディ。博士号を持つ物理の天才二人組と向かいに引っ越してきた若い女優死志望の女の子との化学反応やいかに、みたいなお話。下ネタが時折入るから大人向けのコメディだけど本当に面白い。オースティンパワーズで感じたアメリカ人と日本人との笑いのツボの差が一気に解消された感がある。


今はサブスクで色々見られる時代になったし、サブスクごとにオリジナルドラマがあって本当に色々なドラマや映画が出てきて選ぶのが大変だけど、この大変さは「嬉しい」大変さであるのは間違いない。酷い出来の作品でも笑い話になるし、良い出来の作品を見れば人生はより豊かになるはず。


元スパイ。ではなく、元ニートが負のループで得たスキルをもとに書いてるといっても過言ではないこの手記。せめて何らかの話のタネとして供養してやってつかーさい。第3回はここまで。


あと、「シリコンバレー」ってドラマも面白いよ。

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アラサー男のあれそれこれ ラグタイム @kakuyomitakunai

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