第3話保健室フラグ

意識が覚醒すると、見たこと有るような、無いような、天井が見えてくる。ここはどこだ?「あ、起きたか。」あぁ、瑠璃か、...「はぁ?!?!?!」何でこいつがここにいんだよ!周りを見回すと、カーテンで周りが覆われていて、ここはベットの上、つまりここは保健室だ。保健室で男女が2人。それなのに、それなのに、「なんでお前なんだよぉぉぉぉ!!!」「なんでお前とか、失礼すぎる発言ね。看護してやってんだから...感謝しなさいよ。」いや、なんでデレてるし。「おい、お前顔赤いぞ?」雷に撃たれたような驚きを見せ、動揺しながら「バ、ババババババカじゃないの?保健室で二人きりだからってコココ興奮なんてし、しないわよ!!」ふっ、コイツも俺の魅力に取り憑かれてしまったか、しかし瑠璃よ。残念 無念 また来週~。俺は水樹さんに、今、夢中なのだ。「アンタなんでここに居るかわかってんの?」そういえばそうだ。確か俺は水樹さんに、近寄られ...「アンタ気絶したのよ。しかも、鼻血出しながら。どんだけ女子免疫力がないのかしら。」そういうお前もねーだろ。と、突っ込もうかと思ったが、喉の奥にしまい、やっと状況を理解した。あぁぁぁぁぁぁぁぁ!最悪だぁぁぁぁぁぁ。水樹さんの前でカッコ悪いところを。あぁなんてついてない1日なのだ。頭を抱える俺の頬にに、また女性と思わしきてかま触れる。えっ!待てよこの状況女性なんてアイツ以外いるか?恐る恐る顔を上げると、なんちゃって美少女の、瑠璃の顔が...。好きなはずないのに、水樹さんがいいのに、自然と体が熱くなる。「悠。アンタ、大人の遊びしたことないでしょ。」友達としてしか見てなかった瑠璃が、保健室×ベットの上で四つん這い=とんでもないエロさを発している。あぁ水樹さんごめんなさい。僕は今、童貞を捨てます。「あー面白いね。悠は。嘘に決まってんでしょ。顔真っ赤にしちゃって。まぁ私を女に見てるのがわかって良かったわ。」ちくしょーーーーー。この女、マジで惚れさせてやらぁ。俺はたった今保健室フラグの回収に、失敗した。

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恋愛フラグ回収系男子 @Kyuuri

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