カクヨムサポーターズパスポート(ギフト)についての考察

 皆さんおはようございます、あさかんです。


 前回のエピソードで、ギフトについての考察をしたいから誰かギフトを下さい(笑)と半ば冗談で書かせて頂いたところ、本当にギフトを送ってくれた方がおりまして、ビックリ仰天!?慌てて、今回の考察を書かせて頂いているところであります。


 ギフトを送って下さった方々、本当にありがとうございました!!


 実際に頂いたギフトが私のリワードに反映されるのは2ヶ月後のことですので、キチンとした考察はまだできないのですが、今回はまず私なりに調べた範囲での考察を述べさせて頂きます。


 まず、ギフトを送るのにはカクヨムサポーターズパスポートという月額課金システムに入らなければなりません。最低480円~で送るギフトの数に応じて無限の課金システムです。


 ここで厄介、というか私が引っかかったのは、ギフトを送るというおひねりシステムと、カクヨムサポーターズパスポートという、広告非表示システムが一緒くたになってしまったことです。


 広告非表示システムと言えば、YOUTUBEやニコニコ動画で言うところのプレミアム会員ですね。両方とも地上波テレビ放送でいうところのcmカットの効果があり、ニコニコ動画に至っては一時期は無料会員だとまともに視聴できない時間帯もあって、あるとないとでは視聴ストレスがかなり違ってきます。


 しかし、カクヨムの広告システムは元々、小説を読むに関して邪魔にならない広告の表示の仕方を考え抜いて導入したシステムですので、大半の方、少なくとも私は広告の有り無しで視聴する際の影響がほとんど感じられません。


 つまり、ギフトだけを送りたいというという方に関してはいらないシステムを抱き合わせで買わされている感が否めないという人が多いのではないだろうか?と感じております。


 一番のネックに感じているのは月額課金制度です。


 ネットの時代では当たり前になったシステムかもしれませんが、前時代では本を買うというのは、買いたい時にお金を払って買う、つまり都度課金が常識でした。


 好きな小説を見つけて作家をギフトで応援したいとき、一度だけギフトを送って応援したいと思っても、そういった都度課金が難しいシステムとなっております。


 実際にはサポーターに登録して、ギフトを送ってすぐ解約といった流れを繰り返せば可能かもしれませんが、やはり広告非表示が一ヶ月間ついてくるので『そこにもお金を払っているから解約は勿体ないかな』となりますし、結局のところ月額課金制度が面倒くさくて入らない方が多いと存じます。


 もちろん、クレジットカードを持っていないから、若しくはネットでカードを使うのが怖いからと言う理由でギフトを送れない方も多いでしょう。



 先にデメリットを述べたので愚痴に聞こえたかもしれませんが、ギフト機能がないことに比べたら、もちろんあった方が良いのは確実です。


 そこでここからは詳しくギフト機能について紹介させて頂きます。


 まずはカクヨムサポーターズパスポートの最低月額課金が480円でひと月にギフトを1個好きな小説(作家)に送れます。


 ギフトが月3個だと月額740円、10個だと1700円です。そして追加ギフトが1個150円、10個で1400円になっており、これは都度課金となります。まとめて買えば少しお得になるということですね。


 最低課金である月額480円で考察しますと、ギフト代が1個150円として残りの330円は広告非表示代となるわけです。


 カクヨムのお知らせで調べたところ、広告非表示でも、その方が読まれたPVは作者のリワードに反映されるらしいので、この330円から広告非表示者の広告代を捻出しているのか、全体の広告収入から間引きして捻出しているのかは実際の所わかりません。


 そして、やはり皆さんが気になるのはギフトが1個に対して、作者にいくら還元されるかという部分だと思います。


 カクヨムのお知らせでは、『ギフト1個の価値は文庫本2冊の価値がある』と明記されています。何故か同じこの文面が一つの文章に2回表記されていました(笑)


 ちなみに私はギフトを調べるにあたって、その文面を見つけたのですが、後になってもう一度見てみようと再検索しても出てこないので消されたのでしょうか💦


 取り敢えず、この文面で言いたいのは文庫本の印税が一冊50円程度だから、ギフトは100円くらいの価値があるよ。つまり、ギフトを受け取った作者は一個あたり100円くらい貰えそうだよ。と言いたかったのだと思います。


 実際には『ギフトで得られるリワードはその月の執筆活動量で変動する』とありますので、多少なりとも広告収入補正が掛けられるのは間違いありません。なのでキチンとしたリワードを発表できないから『ギフト1個の価値は文庫本2冊の価値がある』といった遠回りの書き方をされたのだと思います。


 普通に考えてもギフトは1個150円、運営が30%の手数料を取ったとして受け取った作者への還元は100円なのだとしても、おひねりシステムとして妥当なところだと思います。


 実際に確実な報告ができるのは私が受け取ったギフトがオープンされる2ヶ月後なのですが、ほぼ1個100円程度で間違いないかと思っております。


 後はギフトを送った方は送った作者に応援メッセージが送れて、送られた作者が限定近況ノートを作れることから、ギフトを送った読者に特別なコンテンツを提供できるといった+αのシステムも構築されております。


 ギフトを1個送れば1ヶ月間その作者のサポーターになれるということから、サポーターとしての優遇処置は1ヶ月限定でありますが、これも妥当なラインでしょう。



 今回は色々書かせて頂きましたが、2ヶ月後には色々確実な事がわかるので、また改めてご報告させて頂きたいと思います。


 ちなみに、一度に送れるギフトは1個までなのでしょうか?それとも一度に複数個送れたりするのでしょうかね?知っておられる方はコメント欄で教えて頂ければ幸いです。


 最後にもう一度、今回の考察を書くにあたりギフトを送って下さった方々、本当にありがとうございました!!!

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