私から助言は出来ませんが、異世界&ご飯の例えは理解し易かったです。
別の記事から読み進めてここまでたどり着き、『プリースト』を読んできました。他の応援コメントも拝見し、その返信も読んだのですが、”病院を抜け出す”事、作者様が悩んでいる”ファンタジー感”という所も個人的には容易にクリア出来るのではないかと考えています。
先ず『ファンタジー感』ですが、このお話の場合なにか一つの一点でそれを感じさせるのではなく、多くの要素で構成するのはどうでしょうか。
(これはタイトル、あらすじから外れてしまうので作者様の意図する所とは違ってしまうかもしれませんが……)
例えば、『奇病』や『難病』です。ファンタジーなのですから、ファンタジックな病気は当然あるものだと私は考えています。突然身体が石になっていく病気、魔力が体内に蓄積してしまう病気等、きっと沢山の病気に困っている人がこの世界にはいるはずです。
また、別の切り口で魔法(または魔術)にもっと多様性を持たせて劇中での使用頻度を上げる事です。例えば、『麻痺の魔術』これは感覚を麻痺させる効果があると思いますが、『麻酔』の役割をもたせられそうですよね。そんな感じで様々な魔法を広い意味で解釈して取り入れてしまうのは一つの手なのかなと思います。
後は、主人公の元勇者設定をいかして、治療にドラゴンの心臓が必要という事で、それを急いで取りに行き、ボロボロになりながらも戻ってきた主人公がクールに治療を開始する……とか言ったらかっこいいかなーと。
次に病院を飛び出す理由付けですが、ぱっと思いついたのは二点です。
一点目は、三話の時点で財政についてのお話が出ていましたが、主人公達のチームが国に有用だと認めさせる必要がある=実績が必要だという事で、国からの依頼で国中のあちこちに行って治療を行うというものです。
二点目は、手っ取り早く王様もしくは王族の方に奇病にかかってもらってその治療法を探すために旅に出て、その先々で出会った人たちを治療していくという展開です。
とても長々と書いてしまいましたが、プリースト面白かったです。
私なら……設定、着眼点は面白いと考えて、WEB小説だからと割り切り、タイトルをいじって主人公を旅に出し、広い世界で困っている人たちを助けさせてあげたいと考えます。
(今行っている毒の治療は導入部で、段々ともっと困難なものを治療していくというイメージです)
長文失礼致しました。応援しております。
作者からの返信
一秒未来さま
コメントありがとうございます!!
未来さんや皆さんの仰る通りでファンタジーのストーリーの面白さや書き方って、正にその通りなんですよね!!ドラゴンとか石化とか冒険とか……
私は医療ドラマ(←特に海外ドラマの)の面白さを無理やりファンタジーに持って来ようとして失敗してしまったので、再挑戦する際は未来さんたちが仰ってくれたようにオーソドックスにファンタジー世界で医療に従事する物語を書きたいと思います!!
本当にアドバイスありがとうございました!!
うーん、そこで異世界感を出すと医療感が死ぬというのが、よく分からんです。
あの作品のコンセプトで言えば、冒険に出て「自分たちは戦わず」負傷した冒険者たちをその場でトリアージするとか、野営中の食中毒に対応しつつ毒の原因を探るとか、色々ありそうな気がするんですけど。
あと、ドクターヘリみたくペガサスとかグリフォンに乗って事故現場とか離島の急病人のところに急行してその場で治療法を探らないといけないとか。
いや、こう思うのは私の医療ものの認識が『ブラックジャック』とか『スーパードクターK』とか変なところで手術したりする作品をベースにしてるせいかもしれんのですが。
作者からの返信
結城カクトガラナ改名……長いなおいッ!!
いや、ホントに結城さんの仰る通りなんですよ。今回のテーマで自分のミスのそれについて書こう思っていて書けてなかったっす。
それこそ異世界ごはんモノでも冒険しながら料理するお話があるみたいに、プリーストも冒険しながら治療する話にすればよかったって後悔してたんです。そのことを書いていたつもりが書けてなかったすね。
まあ、最初にチーム医療という病院内でのストーリーに焦点あててしまったので今更簡単に病院から抜け出して冒険するのは難しいんですが……休暇で何人かで山にバカンスに行って現地で治療するみたいな話くらいしか出来ないなって思ってやした。
しっかりと構成を考えられていらっしゃるのですね、自分からすると長編をかける方はすごいとおもいます。
自分の場合、途中まで書いて後から、あれ、この展開だとここうまくいかないじゃん、
となって修正するのが分かってるので、結局最後まで書いてからでないと公開出来ない、つまり長編を少しずつ小出しにする、というのは出来ず、うらやまさいなと思っております。
お役に立つ事は言えませんでしたが、何か良い打開策がみつかるといいですね。
作者からの返信
木沢さん
コメントありがとうございます!!
長編を小出しにするのは読者さんの反応を見ながら大骨以外の展開を変えられるところですよね。(人気が出たキャラの登場回数を増やすとか)
でも結局仰る通り、ドン詰まりになって更新できなくなることが多いですよ^^
一応書籍化作家なんですけど、アドバイスとしては「全体プロット」をまず作成して、次に各章のプロットを作成する、という手法を取らないと、本格的な長編小説の完成は困難だと思います。
先にプロットを作っていれば、仰るような問題は先に分かるはずで、解決させる方法も全体プロットの見直しの中でできるはずなんです。
参考まで