これ、非常に説得力があったのですが、だからこそ私は「逆も有り」だと思いました。
今トップだからこそ、その収益構造が完全に崩れる未来が来る前に、新しい方向性の収益化構造(ビジネスモデル)を作って、そこのトップシェアを握るという作戦です。
具体例を出すと「富士フイルム」と「コダック」です。
富士フイルムはフィルムのトップメーカーだったのに、将来はデジカメの時代が来ると読んで、デジカメに全力投入して、フィルムメーカーからデジタル撮影機器メーカーに転換して生き残りました。コダックはそれができなくてフィルムの絶滅(一部業務用として細々と生き残ってはいますが)と共にフィルムメーカーとして滅びました。
「出版」という業態がクラウド時代に従来の紙媒体という業態で生き残れるかどうかという問題は、既に雑誌や新聞の方で深刻化しています。漫画やラノベがそうなる前に、新しいシステムとビジネスモデルを築いておこうという作戦はあるのかなと思うんですよね。
作者からの返信
まさに結城さんのおっさる通りですね!!
特に電子書籍VS通常書籍のシェアの移行はとても気になります。
ここまでは多分皆がすぐに気に付くところだと思いますが、結城さんも私もですが、電子媒体、紙媒体という部分だけでなく、小説も漫画もWEB間のみで個人流通可能になった時代では、今までは作者と読者の間に入ってより良い作品作りに奮闘されておられた出版社の立ち位置が曖昧になってしまうというところにあると思います。
新しい方向性の収益体制が今まで通り編集部と作者の2人三脚で累計ミリオンの大ヒットやメディアミックス、世界進出を目指せる体制であればよいのですが、単純な『作品の有料化』だけで作者が満足してしまえば、そこで作者が完全自立してしまうので、極端な話カクヨムだけが事務的手数料やマージンで生き残るという細々とした時代が来てしまうのではないかという懸念でもありました。
つまり、運営の立ち位置が作品作りに関わるものではなく、これからはama
z●nのような大量配信、流通がメインとなって、今まで以上に読者が読みたいもの、作者が書きたいものだけしか生き残れない時代になってしまうかもしれませんね。
編集済
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bookwalker。
紙の書籍の一番のメリットは、収益ではなく、イラストと編集が無料でついてくれて本が出たらお金ももらえちゃうこと。
作者からの返信
ですよね~、本という形が出来るってこと自体感動的ですよなっ