前のエピソード――ファンタジー設定と現実社会の整合性及びそれに関する作者と読者のジレンマ

　皆さんこんにちは、あさかんです。

　なんと！！『～長い経緯』をカクヨムコン歴代応募作品講評会に選んで頂けました！！というのも私は前回も講評会に応募しておりましたが選ばれずに凄くガッカリしていたので、続けて応募した今回選ばれることが出来てまさに万感の思いでございます！！

　元よりカクヨムは他のサイトに比べても作品を指摘するコメントやレビューが少ないために、良い点を実感することは出来ても反省点は自分で探し出さなければいけないことが多く、一度誰かにアドバイス頂きたいとずっと思っておりました。特に私は物書き歴も短く専門的な勉強も皆無で活字を読むということすらも少なかったので、自分の今後の作品を考えると今回の講評会で頂いたメッセージはまさに自分にとっての宝物です。

　それではさっそく頂いたメッセージを詳しく読み込ませて頂きたいと思います。

　良い点に関してはほぼ読者の方から頂いたコメントにもありましたのでスルーします……恥ずかしいですし。それよりも改善点の方こそを刮目すべきです。

『物語に展開がご都合的に見えてしまっているのは問題です』

　そうか！自作品を読み返していて何となく、漠然と『柔い』感が拭えないと思っていましたけど、ご都合展開が多いということだったんですね。確かに作品中で動いているキャラに悪役が皆無ですし、主人公にとって殆ど都合の良いキャラばかり周囲に並べていました。

　今考えてみると、言われるまで気づかないものなのですね。以後のメッセージでもある様に、物語が予定調和になっているのもこのあたりが原因でした。更にはヒロインが最初から主人公に好感度MAXで描いていたものですのでよりそれらが顕著に表れていたのだと存じます。主人公を空回りさせるのにヒロイン等のキャラにはマイナスな部分も持たさないといけませんね。

『文章のぶつ切り感も改善の必要ありです』

　この点に関しましてはずっと自分も感じていた部分でした。というのも、私自身が長文を読むのが苦手で5行以上文章が連なると疲れてしまうこともあって、その自分自身に合わせて極力短文を重ねる書き方をしておりました。

　しかし、読者の方と自分の感覚が違うのは当然ですよね。そして短文を重ねてしまうと単調感が露わになってしまうのもまさにその通りだと実感できました。恐らく無駄に改行しているのも改善点ではないかと思っております。

　以上が講評内容です。この講評は『～長い経緯』の序盤だけ読んでも実感できる内容ですので、もしよろしければ皆さん改善点を踏まえた上で合わせて本編の序盤をお読みいただき執筆活動のお役に立てて頂けたら幸いです。

　私も今回頂いた反省点を活かしてより良い作品作りをしていきたいと思います！！更にはあわよくば、もし私の作品にアドバイス頂ける方がおられましたら、是非是非何卒よろしくお願い致します！！！

講評会の全文はこちら↓

https://kakuyomu.jp/info/entry/wc4_rev_vol1

講評して頂いた作品↓

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882205895