私はこれをハングリー現象と呼ぶ


 前回エッセイ・ノンフィクションで週間及び月間一位になれそうですと言いましたが、おかげさまで本日両方一位なれました。お読みくださった方、改めてお礼申し上げます。


 

 さて、今回はタイトルのように私が勝手に命名している『ハングリー現象』について語ろうかと思います。


 これはどういう現象かというと、例えばガチなエロ漫画や映像より一般紙に出て来るラッキースケベのような控えめのエロや地上波で放送されている一般ドラマなどのお色気シーンの方が意外と興奮するという現象です。


 うん。ひょっとしたら何言っているのかわからない、というお子様がお読みくださっているかもしれませんのでもう一つ例えを言います。


 例えばガチな恋愛漫画より少年誌のスポーツ漫画などに出て来るちょっとした恋愛シーンの方が割とキュンキュンするときがある、そんな感じです。


 空腹は最大のスパイス理論。


 つまり、食べ放題の肉をたらふく食べるよりも、コースで出て来る一切れ二切れの肉のほうが美味しく感じるのと同じように、自分の物語で売りにしたい要素があった場合も、それをガンガン出していくのも良いかもしれませんが、ある程度控えておいて重要なところにポンと出した方が印象的になるという考えです。



 私の書いている『長い経緯』もおっさん×JKの物語でありながら、実は2人の会話や、互いのやりとりを余り全面に出しておりません。


 なるべく他キャラとの掛け合いでストーリーを埋めるようにして、重要と思われるシーンで主人公とヒロインのやりとりに焦点をあてるようにしています。


 これは私の勝手に命名した『ハングリー現状』狙ったシナリオ構成なのですが、前回ヘタレが嘆いていたようにそれが正解かどうかはわかりません。もっと主人公とヒロインの掛け合いをガンガン出していたほうが読者さまにウケていたのかもしれません。


 

 ですが、私はこの『ハングリー現象』が実際に効果があると心のどこかで信じています。



 だってやっぱり、ガチなエロよりラッキースケベの方がエロいって感じますもん♪

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