或るヘタレ物書きが嘆くに至る短い経緯


 前回、エッセイ・ノンフィクションの週間ランキングの一位を頂いたお礼をさせて頂いたですが、あれから皆さんがまた評価を下さいまして、今度は週間だけでなく月間の週間ランキングの一位に届きそうな勢いです。改めてましてありがとうございます!



 さて、今回はタイトルにある通りのかなり後ろ向きな私の嘆きを聞いてくだされば幸いです。ちなみに決して『長い経緯』の宣伝ではありませんのであしからず。



 私はカクヨムで『長い経緯』を執筆させて頂くまではそれまでの執筆量が総文字数で10万にも満たないほどの超初心者物書きでした。


 最初はもちろん固定の読者さまもおりませんし、自分が書いた物語のレビューや感想を貰う経験もほとんどない状態です。


 だからこそ、思いつくままに、書きたいがままに”物語”としての処女作『長い経緯』を書き続けられました。(改稿前のものは実際に人生で初めて書いた物語です)


 その当初は書いていても悩むこともなかったですし、飽きたらそこで止めればいいくらいにしか思っていませんでした。更にどうせ大して読まれもしないだろうと思ってましたから、他人の評価なんて微塵も気にしなかったです。


 唯一、なんとなくコンテストに応募したのがきっかけで、期限内の10万文字達成くらいは気にしていた程度でした。


 

 そんなナンチャッテ物書きの私が、コンテスト落選後の第3章執筆から急に伸びたフォローとPVや評価、そしてニコ動広告の一連で更にそれらが爆発した結果、現在はどういう風に書けばいいのかもわからない状態です。



 フォローしてくださっている方がそれほど私の作品に期待しているわけではないことは承知しているのですが、それでも読んでくださっている方にガッカリさせたくない、新エピソードで落胆されてはいないだろうか?そんなことばかり考えて書くようになりました。


 

 正直、かなりヘタレてます。



 自分が書く物語が学校のテスト問題みたいな正解がないのはわかってます。それでも、今自分が続けている物語の内容が正しいのか、間違っているのか、一体どういう風に持っていけば好ましいのか、ある筈のない正解を必死に探しています。


 面白いのか面白くないのかと言うよりも、正しいのか正しくないのかなんです。他人がこんなことを嘆いていたら自分でもなんだそれ?と言ってしまうくらいの妙なニュアンスですよね。

 


 皆さんもこんな風に悩んだりするのでしょうか。



 ただ、私は必要以上に悩みこんでいるなと感じたときにある言葉を思い出すように心がけています。


 それは私が尊敬している素敵な方がとある近況ノートに書かれていた言葉です。




『ヘーイ!!男なら細かいことは気にしないもんだぜ!!』



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