outro Morning Glory

『――まずいっ、抜かれた』

 

『ガンツァー』全機が使用するオープンチャンネルでの通信が操縦席に響き――僕は表情を変えた。


「抜かれた」とは、迎撃ラインを突破されたことを意味する言葉で、巨人の『欠片』の打ち洩らしを指す。

 僕は通信センサーの範囲を最大限まで広げ、突破されたデブリの詳細な情報を求めた。


『ラインを突破したターゲットの詳細は?』


 アリサの声が響く。


『熱圏到達時の段階で三十メートル級の中型デブリ。地表到達までには、十メートル以下になると思われます』


 別のヘッド――おそらく迎撃補佐の分析担当官が、詳しい情報をアリサに伝える。


『進入角的には、ほぼ水平ね?』

『はい。なのでこの加速度なら被害は最小かと』

『落下地点は、北米か?』

『北米なら、第六巨人の被害によって地上の大半は人の住めない土地と化しています。この速度とサイズなら、地下都市に被害が出ることもないでしょう』

『北米方面に回してる部隊や艦隊は、無しか?』

 

 アリサが苦々しく呟く。

 

 北米大陸は、第六巨人『キュクロプス』迎撃の際に最大の被害を受けた大陸だった。第二フェーズで迎撃しきれなかった『巨人』の欠片が大量に落下した悲劇の地で、地上のほとんどは焦土と化した。

 そして、たった一夜にして大陸の人口の八割を失った。


 それは、人類が南半球を失った『セカンド・ギガント』以来の大災害で――

 今でも『赤い涙の夜』と呼ばれて語られる。


 確かに、不毛の地となった北米大陸の地上で暮らしている人類は少ないかもしれない。

 それでも、人が住んでいる可能性がわずかでもあるのなら――


「――スバル」

 

 僕が行動を起こす前に動き出していたのは、チャイカだった。


「『秋水』なら、突破された『巨人』の欠片に追いつけます」


 彼女はデブリの進入角と落下速度、『秋水』の現在位置と残りの推進剤を素早く計算して、デブリとの交錯空域ランデブーポイントを割り出す。

 迎撃予想空域がセンサー画面に表示される。

 

 振り返って僕を真っ直ぐに見つめる赤い瞳は――僕の背を強く押していた。

 そこに向って、そこで暮らしているかもしれない人たちに手を差し伸べるべきだと。

 あるいは猫に。


「了解した」


『コマンドポスト機に入電。突破されたデブリの迎撃にはスバル機――秋水が向かう。こちらの現在位置と迎撃ポイントはすでにそちらに送信した。確認を頼む』

 

 僕はコマンドポスト機の返事を待たないまま、フットペダルを踏み込んでデブリの迎撃に向った。

 

 現在の高度は約六十キロ。

 あと数キロ降下すれば成層圏に入り、機体は落下シークエンスに備えなければならない。

 

 だけど、『秋水』は進路変更を行ってデブリの迎撃に向った。

 空中での無理な進路軌道を取ったせいで、機体は空気抵抗をもろに受けて操縦席が激しく揺れる。轟々と打ち付ける乱れた気流に『秋水』の五体が曝され、鞭打たれる。

 それでも残りの推進剤を全て吐きだし、明るみ始めた夜明けの空を駆ける。


「スバル、分っていると思いますが――『秋水』にはデブリの迎撃後に無事降下するだけの推進剤は残されていません」

「もちろんわかってる」

「もう一つ、現在『秋水』に使用できる迎撃オプションはありません。機体で直接デブリを迎撃しなければなりません」

「ああ、それも分かってる」

 

 それだけ言うと、僕たちは口を閉ざした。

 お互い覚悟は決めた。

 そんな沈黙だった。


『――ちょっと、なに勝手に無茶をしてるのよ? 私は許可なんて出してないわよ』

 

 そんな決死の操縦席に、口うるさいマキアの顔が映し出され、苛立たしげな声を響かせる。通信ウインドに限界まで顔を近づけたその顔は、怒りと呆れで満ち溢れていた。

 コマンドポスト機としてではなく、わざわざ個別回線を開いてコンタクトを取ってきたアリサは――僕のことを面倒くさそうに睨みつけた。


『そんなちっぽけな石ころ一つ、ほっておいても問題ないでしょうが? そもそも、そんなボロボロの機体で何ができるっていうよ。これ以上、わたくしさまの足引っ張るんじゃないってーの』


 赤みがかった金色の髪の毛を頭の高いところで一つにまとめているアリサが、甲高い声ソプラノまくし立てる。

 

 彼女の小さな耳の少し上のあたりから伸びる、ウサギの耳によく似たヘッドセットが、彼女の感情を表すように激しく揺れている。

 それは『iリンク』の機能を増幅させるインターフェイスで、通称『ウサミミ』と呼ばれているアリサ専用のスーツオプションだった。

 何だか、今は鬼の角のように見えたけれど。


『秋水の現在位置とデブリ迎撃予想地点は送ったはずだ? 十分に間に合う距離と速度だし、被害を最小で抑えられる』

 

 僕は取り合わずに必要最低限の報告だけを行った。

 

 アリサは一瞬口を閉ざし、僕と――僕たちの真意と覚悟を推し量るように見つめた。そして僕の膝の上に座るチャイカに視線を移して、忌々しそうに顔をしかめる。唇を強く噛んだ後、再び口を開く。


『はぁ、スバル、あんたのお人よしがカモメちゃんにまで感染したのね? チャイカ、ついこの前までただの人形みたいだったのに――ずいぶん勇ましい顔をするようになったじゃない』


 アリサは、呆れたように笑ってチャイカに言った。

 その声には、どことなく親しみのようなものがこもっている気がした。


『自分では、よく分りません』

『しっかり感染してるわよ。あと、戦闘機乗りの顔になっているわ。おめでとう』

『ありがとうございます』

『褒めてないわよ』

『アリサ、私はあなたにデブリ迎撃の許可を願います。できることなら、私はあなたからの命令としてこれに当たりたい』

 

 チャイカも、アリサを見つめてはっきりとそう口にした。

 いつも通り抑揚なく感情のこもらない声音だったけれど、同志とつけずに名前だけで呼んだその言葉には、友人に語りかけるような穏やかさが込められているような気がした。

 

『はぁ、あーもー』


 アリサは大き過ぎる溜息を吐いて面倒くさそうに続ける。


『許可するわ。こうなったら何を言っても無駄でしょうから好きにしてちょうだい。一応、救援戦闘機キャッチャーを送っておいたから骨は拾ってあげるわよ。翼をささげてちょうだい』


 仕方ないと言った調子で、彼女は手をひらひらと振る。

 まるで、じゃれた猫を追い払うように。


『アリサ、ありがとうございます』

『このわたくしさまが許可したんだから、しっかり成果を上げてきなさいよ。これも命令よ』

『了解しました――翼をささげます』

『了解した――翼をささげる』

 

 僕とチャイカは、アリサの命令に「了解」と――「翼をささげる」と応えて、デブリの迎撃任務に就いた。

 コマンドポスト機の命令を受けた『秋水』は、進路を北米大陸に向って落下するデブリに固定して、残りの推進剤を全て噴射する。迎撃後のことなど、帰還のことなど考えずに、水平線に光を灯し始めた空に向かって全力で駆ける。


「スバル、デブリとのランデブーは三分後。高度五十キロの空域です。デブリの入射角が浅いため予想よりも燃え尽きず、全長は十メートルを超えたままです」

「『秋水』とほぼ変わらないサイズか?」

 

 僕は、ランデブーポイントで衝突する『秋水』の速度とデブリの速度を計算し、『巨人』の欠片を粉々に砕く方法を模索した。

 

 速度は申し分ない。

『ギガントパイル』さえあれば、問題なくデブリを一メートル以下の欠片に破壊することができる。しかし、今の『秋水』は全ての武装を放棄し終えており、丸裸同然。

 

 ならば、残る選択肢は一つしかない。


「――チャイカ、操縦席に体を固定してくれ。スーツを大気圏再突入のモードで硬化させて衝撃に備えるんだ」

 

 チャイカは即座に僕の思惟しいを読み解き、再び僕の首に腕をまわして体を操縦席に固定した。

 

 僕は光学センサーが捉えた目標――赤く燃える最後の星を見つけて、狙いを定める。フットペダルは踏み込んだまま、操縦桿をおもいきり引く。


 『秋水』が機械の右腕を後ろに引き、左手を前に突きだす。

 まるで正拳突きの構えのように。


「――あいつを、ぶん殴るぞ」

 

 僕はこれからすべき事を言葉にして――チャイカが軌道計算したデブリとの交錯ランデブーのタイミングを頭の中でカウントダウンする。モニターに拡大投影された『巨人』の欠片は加速度を増して大きくなり、ついには有視界でも確認できるようになった。

 

 二つの軌道が重なる瞬間は、直ぐそこまで迫っていた。

 北米大陸の夜明けと共に。

 

 5、

 

 夜明けの空に流れる赤い涙。

 

 4、


 炎を纏う絶望を齎す黒の流星。

 

 3、

 

 人類を恐怖させる根源。

 

 2、

 

 それを睨みつけて、


 1――


 操縦桿を、前に突きだす。


「この空から――消えろおおおおおお」

 

 ――0。


『巨人』の欠片と衝突する刹那――『秋水』は前に突きだした左腕を発射台にして、その左腕と入れ替わる形で右の拳を突きだした。

 

 それは純粋な打撃。

 原始的な殴打。


『巨人』の欠片に『秋水』の右拳が突き刺さり、高速で衝突した衝撃も相まって爆発的なエネルギーを生みだす。黒い隕石は風船が破裂するように内部から粉々になり――赤い炎を纏って夜明けの空に散って、そして消えて行った。


『巨人』の欠片を殴った『秋水』にも、凄まじい衝撃がフィードバックする。衝突と同時に右手を伝った衝撃のエネルギーが機体全体――五体に伝播でんぱして、操縦席を激しく揺らす。

『秋水』の右拳が砕け、右腕の骨格フレームが粉々に砕けて装甲を突き破る。まるで粉砕骨折をしたみたいに。血管にも似た大小の配線が剥がれた装甲の隙間から飛び出し、破裂した配線から血液のような液体燃料をぶちまけた。


 ついに破壊の衝撃に耐えられなくなった『秋水』は、右肩の付け根からじり切られるような形で右腕を失い、衝突の勢いのまま空に弾き飛ばされてしまう。糸の切れたたこのように成層圏を漂い、背中から大地に向って落下していく。

 

 目の前で爆発が起きたかのような操縦席のスクリーン・モニターは、全て沈黙し――目の前は砂嵐に包まれている。タッチパネル式の指揮卓は大量のエラーを吐き出して画面を埋め尽くし、『iリンク』は機体とのリンケージを切断していた。


『秋水』は完全に沈黙した。

 

 僕は衝撃で脳が揺れる頭を押さえて、自分が何とか無事であることを確認する。体中が鞭打ち状態だった。いくつかの骨にひびが入り、軽い脳震盪のうしんとうを起こしていたが、一先ず動けるだけの余力は残していた。


「チャイカ、無事?」

「はい、私は大丈夫です」

 

 僕の膝の上でチャイカが声を発する。

 彼女も、どうやら無事みたいだった。


「しかし、機体の制御は完全に失ってしまいました。『秋水』とのリンケージも切断されてしまい、この状況を打破する手はありません」

「まぁ、なんとかなるさ」

 

 僕は操縦席から立ち上がり手動で操縦席のハッチを開いた。

 機体が背中から降下をしているせいで、ハッチは天窓を開けるような形となった。

 

 心地よい風が僕の頬を撫で、夜明けを告げる太陽の光が操縦席に差し込んだ。

 そして、新しい朝を告げる。


「チャイカ、来てごらん」

 

 僕はチャイカに手招きをして、操縦席のハッチから顔を出すように指示した。

 シートの縁に立って僕の隣に立ったチャイカが、太陽の上る夜明けの空眺める。

 

 僕は大気圏よりも上の空を眺め、そこに赤い線を引く『巨人』の欠片が無いことを確認して胸を撫で下ろした。


 空は美しい青と――

 幾筋もの白い架け橋に包まれていた。


「どうやら、『ギガント・マキアー』は無事に成功したみたいだ。後のことは仲間に任せよう。僕たちにできることもここまでだ。『秋水』――おつかれさん」

 

 僕は、右腕を失い、ボロボロになって成層圏を降下する『秋水』を労うようにポンポンとハッチを叩いた。

 そして、朝日を眺めて心穏やかに気持ちになった。

 

 この成層圏の空を、

 この景色を、

 胸の奥のレコードに永遠に焼きつけておこうとした。


「きれいだなあ」

「これはきれいというのですか?」

 

 僕と同じように、朝日の上る黄金の空を眺めながらチャイカが尋ねる。


「そうだよ。これがきれいっていうんだ」

「よくわかりません」

「いつか、チャイカもそう思うようになるさ」

 

 僕は、しみじみと言って続ける。


「真っ黒な金属の雲に覆われていない空は、こんなにもきれいなんだよ。僕たちは昔からこの空を眺めて――この空にたくさんの名前をつけきたんだ」

「空に名前をつける」

「そう。これは夜明けの空――暁」

「あかつき」

 

 チャイカは、僕の言葉を静かになぞる。

 その空の名前を、胸の奥のレコードに記録しておくみたいに。

 

 その瞬間、僕は突然の眩暈めまいに襲われて天地の感覚を失いかけた。青い空がぐにゃりと歪んで、僕は自分がどこにいるのか分からなくなりかけた。

 まるで、再び宇宙空間に放り出されてしまったみたいに。

 全身が嫌な汗と共に痙攣をして、吐き気にさえ襲われた。


「――、うっ?」

「スバル、大丈夫ですか?」

 

 チャイカが僕の様子に気づいて声をかける。

 僕は弱々しく苦笑いを浮かべて「大丈夫」と手を振った。


「ああ、『iリンク』のオーバーフローだ。体中のナノマシンが一時的に停止して環境に耐えられなくなったんだと思う。あと長時間の無理と緊張で、身体が悲鳴を上げてる。情けない話しだけど」


『iリンク』の恩恵を受けられなくなった僕の身体は、全身がエラーを吐き出しているかのように不調を訴え始めた。これまで無理をして酷使し続けたことを、まるで体中の細胞が叱責しているみたいだった。


「スバル、地球への降下時にも一時的に『iリンク』が停止していましたが、あなたの『iリンク』は不完全なのものなのですか?」

 

 チャイカが僕に手を貸し、僕を操縦席のシートに座らせながら尋ねる。

 そんなことがあり得るのかといぶかしんでいるみたいに。

 

 生まれながら『iリンク』を備えている『マキア』にとって、『iリンク』がオーバーフローを起こすなんて現象は考えられないことだった。酷使しただけで目や耳が使えなくなるなんてことがないように、そして呼吸の仕方を忘れるなんてことが無いように――『マキア』にとって、それは感覚の一部として備わっているのだから。


 そう、『マキア』にとっては。

 でも、僕にとってそれは違うものだった。

 特別なものであり――言ってしまえば借りものみたいなものだった。


「僕は、半人前のヘッドだからさ。『iリンク』をインプラントしたばかりなんだ。ヘッドになる前にね。だから、未だに『iリンク』をうまく使いこなせないんだよ」

 

 僕の言葉を聞いたチャイカが、目を見開いた。

 赤い瞳が驚愕で染まり、僕を見つめる。


「そんなことがあるのですか? まさか、スバルは――」

「そう。僕は『マキア』じゃない。『iリンク』をインプラントしただけの普通の人間だ」

 

 僕は、ただの人類。

 戦うために生み出された『マキア』じゃなく、何の力も持たない普通の人類。


「普通の人類が――『マキア』じゃないあなたが、どうして? 理解できません。何故『ガンツァー』に乗っているのですか? こんな無茶なことを続けていたら、無事でいられるわけがありません。ただの自殺行為です」

「チャイカたち『マキア』だって、それは同じだよ。僕だって『ガンツァー』に乗れるし、空を飛ぶことができる。僕たち人類だって――翼をささげられるんだ」

 

 僕の言葉に、チャイカは何も返さなかった。

 僕の隣に寄り添って、ただ静かに僕を見つめていた。

 しばらくすると、徐に口を開く。


「わかりました、今は静かに休んでください。おつかれさまでした」

「ありがとう。そうさせてもらうよ」

 

 僕はチャイカの言葉に甘えて、彼女の小さな肩に頭を預けた。

 そして、操縦席から見える空を眺めた。

 

 吸い込まれそうな青い空を。

 

 確かに、僕はただの人間だ。

『マキア』のように特別な能力も、英雄的な性能も何もない。

『モデル』を持つ子供たちと違って、僕は特別なヘッドには――英雄トップにはなれないだろう。

 

 それでも、僕は空を飛ぶことができる。

 星の降り注ぐ絶望の空を晴らすことができる。

 戦うために生み出された子供たちと一緒に。

 

 だから、僕は空を飛ぶんだ。

 何度でも、

 何度でも。


 僕の終わりと、人類のはじまりを目指して。

 希望の無い――

 

 星の降る空を。


 僕は、いつかこの空で散るだろう。

 きっと、この空で死ぬ。

 それも悪くないけれど――


 どうやら、今日はその日じゃなかったみたいだ。


 僕はハッチの先に見えた『救援戦闘機キャッチャー』の姿を見つけて、静かに目を瞑った。

 ゆっくりと眠りにつくみたいに。

 黄金の暁に溶けて行くみたいに。


 空と、

 一つになるみたいに。


 青い世界に微睡まどろんでいった。

 


『ハローハロー、地球のみなさん――』


 ラジオパーソナリティのノイズ交じりの声が響き渡る。


『――今日も人類ただ一つの民間ラジオ放送から、ご機嫌で最高な放送とナンバーをお送りします。ハローハロー。パーソナリティのオブライエンです。本日の天気は――なんと晴れ。それも、快晴。晴れ渡る青空。えっ、なんでかって? それは今回も戦闘機乗り――ガンツァー・ヘッドの子供たちが、巨人を迎撃して人類を救ってからに決まっているじゃないか。ジオ・フロントでネズミかモグラみたいな生活をしている人類諸君――今日くらいは地上に出て、青く美しい空を見上げてみないかい? もちろん、子供たちに感謝することも忘れずに』

 

 ラジオパーソナリティはハスキーな声で流れるようにトークを続けていく。少しの嫌味や皮肉を添えながら。


『ところで、リスナー諸君は――モーニング・グローリーって知っているかな? えっ、もちろん知らないって? だろうね。モーニング・グローリーっていうのは、朝方に現れる巨大なロール雲のことを言うんだ。まるで空にかかる白い橋みたいで、それはもう壮大な光景なんだぜ? 多くの戦闘機が巨人を迎撃するために架けてくれた白い橋も、僕はモーニン・グローリーだって思うね。それじゃあ、たくさんのモーニン・グローリーが空にかかった偉大なる朝にぴったりのナンバーを聞いてくれ――


 

 ――Morning Glory』

 

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