スケールが、デケェ…そして、それを語る熱量と力量に圧倒されます。
途方もないレベルのSFですよ、こいつぁ…呆然とさせられます。
時として、読者を理解不能な広さ、深さ、濃さに飲み込みながらも、面白い。
それは、過去の名作SFが俺に与えてくれた感動にとてもよく似ています。
二人の少女を通して、地球の危機も宇宙の終焉も、その謎も語られる。
その時、どういう重荷が二人の心と身体を蝕んでゆくんだろうか…?
ちょっと、圧倒され過ぎました、やばいくらいの密度で…大好きです!
作者からの返信
往年のガイナックス製ロボットアニメのように、リリウス☆セレナーデは終盤にかけてスケールが拡大して行きます!
ありがとうございます。2人が古代遺跡から受け取った映像イメージは、まだ当人たちにとっても理解不能… ですが、特にアヤカにとっては、傍にいるはずのハナがどんどん遠ざかって行くような心地ですね。
"文字"というオーバーテクノロジーを持っていた古代遺跡なので、遺構内部にはリリウスに刻まれているものと同じ梵字が浮かび上がっています!
宇宙が終わるとはいったいどういうことなのか。
彼女達がいままで見てきた夜空はいったい何なのか!?
こういうタイミングでタイトルの意味が明かされるヤツは読者もテンション上がるぜぇ!
作者からの返信
星が無い代わりに、天を横切る数珠状の月が浮かんでいる夜空。我々からすれば異常としか思えない空ですが、この世界の住民にとっては当たり前の光景です。
たった一人、違和感を覚えたハナを除いてはですが…!
その夜空の正体が明かされる時、リリウスに与えられた名の意味も判明する事になります。小夜曲の方舟が示すものとは!