『春』『夏』『秋』『冬』の四家が治める世界。
彼らが自らの身体を贄に作り出す”葉名”という存在。
神と人との残虐さが、そこはかとなく香り、独特な雰囲気に酔わせてくれる。
”葉名”とは何か。人とは何か。
美しく幻想的な『春』の”葉名”
愛憎乱れた強い想いが交錯する『夏』の”葉名”……。
現在連載中の、手に汗握る幻想譚。“葉名”斬りの刃の如く、鋭い切れ味で、更に面白さの深みへ導いてくれる。
平安時代、あるいはそれよりも、もう少しあとの時代を彷彿させる風習。
シリアス和風テイストが好きな人にはたまらないだろう。