ここまでずっと、知識に裏打ちされているのがありありとわかるリアルな描写に、ぐいぐい引き込まれながら読ませていただいております。キャラクターの一人ひとりも、かなり綿密に作り込まれているのだとわかります。その奥行が物語全体の説得力と魅力に繋がっていて、すごいです……。
この回はまた、まるで洋画を観ているかのような緊迫感で……ダ・ヴィンチ・コードシリーズの『インフェルノ』を思いだしました。描写もすごいけど、やっぱり台詞がいいですよね。リアルな下品さとおっさんっぽさがもうたまりません(褒め言葉です・笑)
作者からの返信
ここまで読んで下さり、ありがとうございます。リアルに感じていただけてよかったです。分からない部分も実は結構あるんです。実際に上からロープをつるせるか、とか(笑)
インフェルノは確かフィレンツェが舞台でしたよね! 撮影もフィレンツェでしたっけ。ダンテの謎を追う話だったような……まだ見てないんです。洋画のカメラワークのような何かを表現したいと思いながら書いていたので、嬉しいお言葉です!
自分はリュック・ベッソンの映画が好きなのですが、彼の手掛けるヨーロッパ映画の逃走劇に匹敵する筆力! 文字だけで、こういうシーンを想像させてしまう能力の持ち主に憧れもし、羨みもします。愛宕には、まず書けない。
ただの追いかけっこではなく、コーラッドを使ったアクセントも素晴らしいの一言ですよ☆
作者からの返信
ひゃー(*_*; リュック・ベッソン! 私も好きです。レオンもいいですけどフィフス・エレメントが一番気に入ってます。サントラがいいんですよw 光栄です、ありがとうございますm(_ _)m
コッラードはこのためだけに生まれたキャラになってしまって申し訳なかったなと思ってます‥(*_*)
映画を見ているかのような緊迫した雰囲気でした。
中世の建物って、それだけでも雰囲気があるのに、そこを舞台に追跡劇とか……格好よすぎます!
作者からの返信
ありがとうございます。この大聖堂は内部の通路に入ることができて楽しい場所なので、いつか小説に登場させようと企んでました。結果、こんな感じになりました(^^)
大聖堂内で糞を垂れるロバにほっこりしちゃいましたが、殺人が重ねて起こって現場はそれどころではなく……!
ベルナに逃げられてしまい、バスティアーノの家族が心配です。ここまで追い詰められながら復讐などしている暇はないと思いたい(>_<)
作者からの返信
昔は家畜を連れて入ってくる人もいたみたいなのでロバを登場させてみました。自分では気づきませんでしたが、陰惨な現場をほっこりさせたかったのかも? とコメントをいただいて思いました(⁎˃ᴗ˂⁎)
ご心配ありがとうございますー! ベルナは厄介な敵です。追われていることには無頓着かもしれません。