第52話囚われた芸人編⑬

今回のエピソードは、本当に自分の弱さと欲が招いた悲劇でした。

その後そのオッサンはブロックし続け、現在はSNSほとんど引退状態です。

また何か言ってきたら、弁護士立てて徹底的に戦います。

今のところ、なんもありません。


その後、幸い本10冊はすぐ売れました。

本を読んで下さったとある会社の社長さんから連絡があり、社員に読ませたいからと、まとめて10冊お買い上げ頂いたのです。


そこの会社の受付まで本を持って行きました。

受付の方から

「社長から本の代金とお手紙をお預かりしてます。」

と、手渡されました。

手紙には一言、「頑張って下さい!」と書いてありました。

本当に応援して下さっている。

本当に応援するって、「わしが売ったる」とかじゃなく、こういう事だと感じました。


こういった応援を励みに、毎日頑張って、結果を出すのは自分自身しかないのです。

他人が自分をどうにかしてくれるわけないのです。


僕はキムタクでもないのに、キムタクのように、名前で本が売れる事に憧れてしまっていたのです。


人の無関心、無興味を、どうする事もできないのをわかっていて、わかっているのだけど、

それをどうにかしたくて、もがいているのです。


世に出るって、そういう事です。


あのシールも、あのライターも今手元にありますが、いつかこれが本当に使える身分になれるように。

背伸びせずに、本当にそんな人間になれるようにと、頑張っていきます!


みなさんも、うまい話はそうそうありませんので、

くれぐれもお気をつけ下さいませ!


読んで頂きまして、本当にありがとうございました。

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