設定集

 *雨の弓をひいたら。の設定*


 *千華センカ

 銀に程近い青銀の髪、深紅の瞳を持つ垂れ目がちな龍族の中でもかなりな美少女。

 砂漠の国では、垢まみれのうえ汚れがひどくて美形なのが分からなかった。

 実は、産まれてまだ5年も経っていなかった幼女。つまり美幼女。

 見た目が10歳くらいだったので、周囲の人間もそのくらいと判断、接していた。

 辛抱強く、必要以上しゃべらない。

 章の序盤、喋り方が統一されてなかったのは、言葉を教えてくれるヒトが居なかったため、町中や孤児院で見聞きして自己流で覚えた。

 天空の宮に住むことになって、始めオドオド&戦々恐々としていた。

 長年の虐待により、自分に自信がなく、諦め癖がついてしまっている不憫な子。

 愛情深い龍族のあからさまで剥き出しな愛情表現に戸惑っていたが、最近、その暑苦しさに慣れた。

 創造神さまのアイドル。

 創造神さまは、センカを目にいれても痛くないし、逆に喜んじゃうくらい、孫かわいい爺バカに進化(神化)してる。

 可愛がってもらったことが無かったので、猫可愛がりのそれが、基準になってしまっている可哀想な子。

 最近、やっと自分から抱っこをせがめるようになった。


 *セン

 腰まで届く、長い暗めの青銀の髪、深紅の瞳を持つ吊り目の美女。

 出るとこ出て、引っ込むとこ引っ込んでる、大変悩ましい妖艶な肢体を持っている。

 姉御と呼びたい系の女性。

 センカを拾う。

 モノを拾うのが好きなひと。

 地上で、割りと厄介事をも拾っちゃうのが、たまに瑕。

 でも龍の力、フル活用で難なく乗り切っちゃう、強引で横着なヒト。割りと脳筋(笑)。

 センカ大好き、センカの母(妹)大好きで兄弟姉妹の中でも一番可愛がっていた。



 *創造神

 全身真っ白な美しいヒト。

 喋り方が少し拙いような、舌ったらずな喋り方をする。

 可愛いものと美しいものが大好きで、形振り構わず全力で可愛がってしまうヒト。

 神格は、結構上位にいる。

 この世界以外の星もいくつか持っている。

 この世界の管理を、龍の王族に任せている。

 割りと頻繁な頻度で、天空の宮にいる。

 他の世界は大丈夫なのかな?

 千華の卵が行方不明になったとき、ガチで激おこだった。

 一回、人間滅ぼそうかとガチで考えてた、やっぱり傲慢なところがある神様。



 *龍

 この世界の管理を任されてる王族を筆頭に、各地に棲んでいる超越者で、生物の頂点に君臨するモノ。


 殻がとても硬い卵で産まれてくる(龍卵)。

 世界一硬い火緋色金という鉱石より、更に硬く、どんな衝撃にも耐え忍ぶと言われてる。

 しかし、内側からは脆く、孵化した後、殻はあっという間に崩れ落ちて粉になる。

 その粉は、とても貴重な薬の原料になるらしいが、幻と言われるほど希少価値が高く、薬師ギルドでかなりの高値で取引されている。


 火龍、水龍、地龍、風龍、雷龍、氷龍ひょうりゅうと主に基本の六種族がいて、それぞれが各々の土地を守護して地上で生きている。

 龍としての神格が上がると、天空の宮まで翔べるようになって、拝謁出来るようになる。

 龍の王族を敬愛し崇拝している。

 賢く慈悲深くて力が強く、容姿端麗で誇り高いスーパーな王族に、ミーハー的な熱狂というなの情熱を傾けてる種族。

 自分達の王族が、心のそこから大好き。

 創造神さまも愛してるっ、マジ神パネェ好きにしてくださいっ、な愛を全力で全身で叫ぶ暑苦しい人々。


 *龍の王族

 青銀の髪と深き紅の瞳を持つ美麗な一族。

 総じて、聖龍と呼ばれている龍の頂点にある種族。

 光属性と闇属性の力に長けているが、基本的に全属性。

 天候を操る力を持っている。

 仕事大好き人間の集まり。

 世界の管理を喜んでやってたけど、センカの一件でストライキを敢行した。

 好戦的な種族である龍の中で、異例なほどおっとりしている。

 繁殖率が弱く、種族的には子煩悩だが、子が産まれにくいので他種族の子供を代わりに可愛がってるところもある。




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雨の弓をひいたら。 緑青 海雫 @37KAINA

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