設定資料集

登場機体解説(地球製IA)

※注意!

 ここに記載されている内容は本編のネタバレ要素を含みます。













IA-03『バンガード』


分類:汎用機

製造社:バロン・ダイナミック社、タカクラ重工

運用者:米国、EU、日本、他多数


正式採用年度:2006年

生産台数:1万2677機

ユニットコスト:100万ドル(日本円換算で1億円前後)


全長:4.5m

重量:20t

装甲:セラミック複合装甲

最大速度:亜音速~超音速


主要武装:

銃剣…主に突撃機関砲の先端に装備して使用する。

40mm突撃機関砲…バンガードの主力武装、ノンストックの手持ち突撃銃。

120㎜滑腔砲…バンガードの最大火力、一般的な戦車砲と同等の火力。

近接ブレード…刃渡り1.5mの片手剣、実際に使いこなせる人間は少ない。

ロングブレード…刃渡り4mの太刀、事実上演武用の装備扱いされている。

地雷投射機…地雷を展開し四車線の道路を封鎖する事が可能。総重量20t。

重斬鉈…4.5mの巨大鉈、総重量20tの金属塊による打撃は事実上の一撃必殺。

ワイヤークロー:宙間戦用の姿勢制御ワイヤー、打撃武器として使用可能。

60mmガトリング砲…アヴェンジャーを元に作られた大型ガトリング砲。


操縦士:

西村巧上級曹長

御剣那奈華上級曹長

高橋准尉

田村豊一中尉

他多数


機体概要:

 日米共同で開発された、世界初の実戦配備型IA。ヒロイックなデュアルアイや、

何より人型に近い体型で非常に人気が高い。


 戦車と同等の火力、戦車を超える防御力、戦闘機に匹敵する機動力。人間に迫る汎用性を併せ持った超兵器で、なおかつ運用コストも低い。月面帝国との戦争に投入され、大きな戦果を挙げた。


 なおその汎用性の高さから、操作難易度は非常に高く。その性能を全て引き出せる操縦士はそう多くない。一通り動かすだけでも最低で3か月近い訓練を必要とする。




IA-03-FB-8『フルブレードバンガード』


分類:格闘機

製造社:タカクラ重工

運用者:日本のみ


正式採用年度:2008年

生産台数:3機

ユニットコスト:200万ドル(日本円換算で2億円前後)


全長:4.5m

重量:25t

装甲:セラミック複合装甲

最大速度:亜音速~超音速


主要武装:

近接ブレード…刃渡り1.5mの片手剣、サイドアームとして腰に2本装備。

ロングブレード…刃渡り4mの太刀。両肩に搭載された予備を含め6本装備。


操縦士:

御剣那奈華上級曹長

田村豊一中尉

他少数


機体概要:

 バンガードを白兵戦仕様に特化させた機体。日本のタカクラ重工で開発されたバリエーション。しかしテストパイロットにすら使いにくいと断言され、先行生産された3機で調達は終了する。


 しかしメガフロート奪還作戦に御剣上級曹長が本機を運用し、ルナティック7の1機バグ・ナグルスと戦闘を繰り広げその撃破に大きな役割を果たした。




IA-03-FA『フルアーマーバンガード』


分類:攻撃機

製造社:タカクラ重工

運用者::米国、EU、日本、他多数


正式採用年度:2007年

生産台数:548機

ユニットコスト:500万ドル(日本円換算で5億円前後)


全長:4.5m

重量:35t

装甲:セラミック複合装甲、追加複合装甲

最大速度:亜音速


主要武装:

腕部連装40mm突撃機関砲…左腕に外付けで装備されている。

肩部連装120㎜滑腔砲…両肩に装備された120㎜滑腔砲。

超電磁突撃砲…月面の技術を流用したレールガン。非常に威力が高い。


操縦士:

御剣那奈華上級曹長

高橋准尉

他多数


機体概要:

 バンガードに追加装甲と、火砲を追加したバリエーション。コストはやや

高くなるが圧倒的な火力と重装甲は兵士たちからの信頼も厚く。正規に生産

された機体以外にも現地で改修された機体も多い。


 なお本機の追加装甲のみを使用して白兵戦を行った例も、ごく少数ながら

報告されている。




IA-03-Ex『エクスバンガード』


分類:特機

製造社:バロン・ダイナミック社、タカクラ重工

運用者::米国、日本


正式採用年度:2013年

生産台数:28機

ユニットコスト:2000万ドル(日本円換算で20億円前後)


全長:4.8m

重量:25t

装甲:セラミック複合装甲

最大速度:超音速


主要武装:

素手…通常より一回り大型のマニュピレータは打撃武器としても機能する。

大型銃剣…超電磁突撃砲の先端に装備して使用する。数多くの敵機を撃破した。

腰部ワイヤードクロー…宙間戦用の三又クローを装備したワイヤー。

超電磁突撃砲…月面の技術を流用したレールガン。非常に威力が高い。


操縦士:

西村巧上級曹長

他少数


機体概要:

 ルナティック7を戦術核兵器無しで撃破する為に設計されたIA。両肩に慣性蓄勢器を装備することで、バンガードの1.5倍近い出力を誇る。ただしバンガード以上に操作特性が悪くなり、事実上実戦で使いこなした操縦士は西村巧上級曹長のみ。


 横須賀基地強襲時にエア・ファネルを撃破。メガフロート攻略決戦時にはバグ・ナグルスを撃破。第二次月面降下作戦時にはレイジ・レイジを撃破。ルナティック7を3機撃破した記録を持つ。




IA-03-Ex-G『ギガンティックバンガード』


分類:月面降下強襲機

製造社:タカクラ重工、JAXA

運用者:日本


正式採用年度:2020年

生産台数:1機

ユニットコスト:10憶ドル(日本円換算で1000億円前後)


全長:30m

重量:750t

装甲:セラミック複合装甲

最大速度:時速40万Km


主要武装:

大型ワイヤードクロー…IAを握りつぶす事が可能な大型クローアーム

60mmガトリング砲…メガフロート攻略決戦で使用されたものをそのまま流用した。

旋回式120mm滑腔砲…駆逐艦用の砲塔をイージスシステムごと流用している。

長砲身電磁突撃砲…ヴァル・ボルトの電磁結界を利用した人類史上最強の火砲。

超電磁結界…周囲の電位を制御出来る為、非常に応用力が高い。

重力結界…周囲の重力加速度を制御する事で様々な現象を引き起こす事が可能。


操縦士:

西村巧上級曹長


機体概要:

 第二次月面攻略作戦の為に建造された、人類史上最強のIA。ルナティックコード

によって起動承認が必要な月面遺物を、2種類搭載するデュアルコードを採用。その結果重力結界と超電磁結界、二種類の月面遺物を内蔵したモンスターマシーン。


 当然ながら量産不能の1点物であり、操縦士として選抜された西村巧上級曹長以外

は操縦することすら難しい。重力結界と超電磁結界による鉄壁の防御と、慣性制御をフルで操縦士の保護に回す事で通常では考えられない加速力を得ている。




IA-03-Ex-LH『エクスバンガード・ルナティックハイ』


分類:月面降下強襲機

製造社:タカクラ重工

運用者:日本


正式採用年度:2020年

生産台数:1機

ユニットコスト:10憶ドル(日本円換算で1000億円前後)


全長:5m

重量:35t

装甲:セラミック複合装甲

最大速度:測定不能


主要武装:

素手…通常より一回り大型のマニュピレータは打撃武器としても機能する。

腰部ワイヤードクロー…宙間戦用の三又クローを装備したワイヤー。

近接ブレード…刃渡り1.5mの片手剣、本機は2本装備。

ロングブレード…刃渡り4mの太刀。

熱量変換…慣性制御によって生まれた負荷を熱量として放出出来る。

跳躍機動…本機における最大の特徴、事実上の瞬間移動を可能とする。


操縦士:

西村巧上級曹長


機体概要:

 Gバンガードのコアユニットとして機能するIA。単体の機動兵器という側面で見れば極限。高い出力故に低重力かつ地面がある月面でしか、その真の性能は発揮する事は出来ない。


 しかし月面遺物の跳躍拳と熱量変換のデュアルコードが刻まれた本機は、月面という限られた環境下においては絶対的な戦力として機能し、限界を超えた超機動に対して対応可能な機体は限られている。


 最大の弱点は本機の出力に耐えられる白兵武装が存在しておらず、戦闘中の補給が不可欠な点。また第二次月面降下作戦において、実質単機で月面帝国上皇派の主力部隊200機弱を撃破する大戦果を挙げた。




IA-05『ダークギャロップ』


分類:汎用機

製造社:バロン・ダイナミック社

運用者:米国、EU、日本、他多数


正式採用年度:2015年

生産台数:7890機

ユニットコスト:300万ドル(日本円換算で3億円前後)


全長:4.8m

重量:25t

装甲:セラミック複合装甲

最大速度:亜音速


主要武装:

前足…一番威力が高い攻撃だが、そうそう使う場面はない。

40mm突撃機関砲…両肩に装備された火砲、威力はバンガードのそれと同等。

120㎜速射滑腔砲…胸部に装備されたショートバレルの滑腔砲。連射速度が高い。

ワイヤークロー:宙間戦用の姿勢制御ワイヤー、打撃武器として使用可能。

突撃槍…突撃機関砲を取り外し装備する白兵戦武装。バンガードも使用可能。


操縦士:

稲葉涼中尉

他多数


機体概要:

 バンガードの後継機として正式採用されたIA。四足のステルス戦闘機

といった風貌で、独特の見た目は好みが分かれる。


 システム面では大幅なアップデートが行われており、操作難易度も下がって

いるが。単純な機動力と防御面ではバンガードに劣る。その為、部隊によっては

今だにバンガードを運用している場合も多い。


 しかし2020年時点では更新が進み、既に実戦配備されている数ではバンガードを

上回っている。バリエーションとして突撃槍を装備したナイトギャロップ。通信機とデータリンクシステムを装備した指揮官仕様が存在する。

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