Live.96『愛ゆえに、世界を滅ぼすけもの 〜OVERLOAD LOVE〜』

 “クイン・ゼスマリカ”と“オーバーロード・真・ゼスパーダ”。

 圧倒的なまでの暴力を内包ないほうしている二つの巨大な力が、月面直上を舞台にぶつかり合い、激しく火花を散らしていた。


《レベッカ=カスタードには感謝しておるよ。彼女がトウキョウの民をまとめ上げてくれたおかげで、本来はわしが行うはずだった戦後処理あとしまつの手間も省けたというもの……!》

「だから、すぐに復活しようとはしなかったのか。レベッカさんを最大限に利用するために……!」


 ケーキナイフの光刃こうじんがゼスマリカをかすめ、反撃に放ったパンチも真・ゼスパーダの空間跳躍によってかわされてしまう。

 攻撃が空振りに終わってしまった鞠華はとっさに距離をはなし、今度は4体の分身をしたがえて再び接近戦を挑む。


 一手、さらに一手──そのことごとくが、もはや戦いを一撃で終わらせるほどの威力を秘めている。……はずだった。

 しかしゼスマリカの攻撃は、なんとたったの一度も真・ゼスパーダに到達することはなく、依然としてオズワルドは平然と構えている。


《……じゃが、同時に彼女はおろかでもあった。なにせ全人類の和解という未来をあきらめ、あろうことかヒトの可能性を潰そうとしたのだからのう。いくら永遠に閉じた国をつくり上げたとして、その果てにあるのは安住あんじゅうとは名ばかりの、ゆるやかな破滅はめつじゃ。それでは根本的な解決にはなっとらん……そうは思わんか、マリカ》

「なにが……!」

《“心の鎧ドレス”──それが我々人類にとっての、唯一にして究極の“かたき”なのじゃよ。動物が縄張なわばり意識を持つように、人は無意識のうちに対人距離パーソナルスペースという名の“鎧”をまとっておる。気を許していない相手から不必要に近寄ちかよられたり触れられれば、誰だって不快に思うじゃろう? だから人は成長するにつれ、相手の顔色をうかがうようになり、お互いがお互いの“許容範囲”を探り合うようになってしまう……それは悲しいことじゃ》

「そんなの、人として当たり前のことじゃないか……!」

いなじて否ッ! これは万人が抱きしじゃよ……“心の鎧”は相互理解そうごりかいさまたげる障害にして、ただ感情を汚染するだけの足枷あしかせでしかないのじゃ。誤解もなければ争いもない……そんな優しくあたたかい新世界をつくるためには、最優先で排除すべきモノ。それこそがこの、忌まわしき“心の鎧ドレス”なのじゃあッ!》


 空間跳躍でいつの間にか背後へ回り込んでいた真・ゼスパーダが、ノーガードのゼスマリカに向かって斬りかかる。

 しかしケーキナイフがゼスマリカの装甲を斬りつけるよりもはやく、その刃を受け止めるものがいた。真紅の甲冑かっちゅうよそおった“ヴァルキュリア・ゼスティニー”が鞠華をかばったのである。

 その搭乗者アクターである匠が、オズワルドへの猛烈もうれつな反発を口にする。


《……それで、ヴォイドの同期シンクロ現象を応用した相互コミュニケーションシステム構築計画か──“全裸の楽園ヌーディストビーチ”とはよく言ったものだな》

《おめにあずかり光栄じゃ》

《だが、それを行えるのは実質的にアクターと呼ばれる者たちだけのはずだ。まさか、全人類をアクターにしようなどと言うつもりじゃないだろうな》

《流石は元ヴォイド研究者のティニー=アーデルハイド、わかっておるではないか》

《なに……?》


 てっきり挑発のつもりで放った匠の言葉だったが、なんとオズワルドは憤慨ふんがいするどころかあっさりとそれを肯定こうていしてしまった。

 彼は勢いを増していく剣速を決して緩めることなく、しかし教え子に説明するような穏やかな口調で釈明しゃくめいし始める。


《全人類をアクターにすることは不可能じゃろう。しかし、……》

《……! まさか、貴様のやろうとしていることは……ッ!》

《簡単な話じゃ。魂を電子データ化し、体を機械フレーム化すればよい。人は肉体というあまりにももろい旧来のからだから解き放たれ、インナーフレームという強靭きょうじんな器を手に入れる。また精神は“Q-UNITクオリアユニット”内に保存・管理させることによって、体感的には誰もが永遠不変の命を手に入れることさえ可能となるのじゃ。そうなれば病気や寿命に怯える必要も、自然災害に恐れおののく必要もなくなる……!》


 Q-UNIT

 あまりにも極端としか言いようのないその方法こそ、オズワルドの目論む究極にして最終の人類救済手段だった。

 たしかに全ての人類がそうなることを受け入れたとしたら、人はその生活圏を地球外……ひいては外宇宙にまで拡大することができるかもしれない。

 そればかりでなく、個人が生まれ持った容姿の優劣や機能障害に悩まされることもなくなる。見方によってそれは、“平等に与えられる幸せ”と呼べ得るものなのかもしれない。


 ──ヘンな勘違いしないでくれませんか! “Q-UNITクオリアユニット”になったのは、わたし自らが望んだことですので!


 11年という短い生涯を終え、バーチャルの存在として生まれ変わった少女を、アクターたちは思い出していた。

 その彼女にもっとも入れ込んでいた嵐馬が、切実な思いを“ハゴロモ・ゼスランマ”の大太刀にのせてぶつける。


《チドりんを……君嶋きみじま千鳥ちどりちゃんは、自分を生まれ変わらせてくれた貴方にとても感謝していました。自分が利用されていたとも知らずに……!》

《ほう……?》

《なぜ貴方はあんな小さな子供に、あれほどまでの重荷を背負わせたのですか……ッ!? 挙げ句の果てに死んだ彼女チドリ肉体からだを乗っ取り、君嶋千鳥かのじょりかわるだなんて……!》

《フッ……ふははははははははっ!! こいつはケッサクじゃあ! まさかあの器を“普通の少女”として認識していようとは……よいぞ、笑わせられついでに教えてやる》


 ゼスランマと激しく刃を打ち合いながら、オズワルドは口元に笑みを張り付かせて告げる。


あの少女チドリ・メイや他の“Q-UNIT”に生体パーツとして埋め込まれた個体……それらはすべて、このわしをベースにして生み出された体細胞クローンじゃよ》

《なに……ッ!?》

《考えてもみよ。あのウィルよりも年長者である儂が、まるで歳を重ねることなく童女の姿を保てているハズがないじゃろう? お主らが“チドリ”と呼んでいる個体は、最初からオリジナルの記憶を移植する前提で造られたのじゃ》

《う、嘘です……彼女には君嶋という姓の両親がいたことも、8歳までは普通の少女のように学校へ通っていたこともわかっています!》

《そりゃ、一定の年齢に達するまでは里親に預けるのがフツーじゃろ。もっとも、不完全なクローン体だったゆえに体も弱く、学校にも満足に通えていなかったようじゃがのう》

《たとえ造られた命だったとしても、データの存在だったとしても……! 彼女はアイドルになりたいと夢を見る、そんな普通の女の子だった! それをあなたは……》

《うむ、彼女の人格はさせてもらった。ただの器でしかなかった個体が、たとえ短くても人として人生を謳歌することができたのじゃ。きっと彼女も幸せじゃろう》


 まるで他人事のような素知らぬ顔で、オズワルドは言い放った。

 その一言で怒りを爆発させた嵐馬が、大太刀を構えて真・ゼスパーダへ突っ込んでいく。


 そしてオズワルドに怒りを抱いたのは嵐馬だけではない。

 チドリと同じく造られた存在バイオアクターである紫苑もまた、命の冒涜者への激情に駆られて“クラウン・ゼスシオン”を突撃させていた。


《あなたは、ゆるさない……!!》

《フン……人間面をするなよ、N-40エヌフォーゼロ。儂の愛する純粋自然な人類に、貴様のような不純物は含まれとらん。計画の駒でしかないモルモット風情が、人の紡ぐ未来あすを拒むんじゃあない……》


 他のアクターたちには一貫して穏やかな表情を向けていたオズワルドだったが、人工的に生み出された生命である紫苑のことだけは、一切の情を排した冷徹な目で見据える。

 彼にとって“久留守紫苑バイオアクター”や“君嶋千鳥バーチャルアクター”は、せいぜい計画実現の過程で切り捨てられる程度の存在でしかなかったのだろう。

 そんなオズワルドの傲慢さに業を煮やした百音が、“ゴールデン・ゼスモーネ”の両手にグリップされた銃のトリガーを引く。


《黙って聞いてりゃあ、随分とおめでたい野郎だな……そんな急進的すぎる考え方に、誰がついて来るものか……ッ!》

しかり。たしかに儂のやり方では、現代を生きる人々には受け容れ難いじゃろうな……じゃが、が人々の中に生まれれば、話は別じゃ》

《なんだと……?》

《もしも我々の住む地球ほしが急に、生身の肉体では到底生きられない過酷な環境へと変化したらどうじゃ。人々は己の生存本能に従い、自然と“この過酷な環境下でも生き抜くことのできる身体”を欲するようになるのではないか?》

《いちいち回りくどい言い方しやがって……ハッキリと喋りやがれッ!》


 百音が急き立てると、オズワルドはなめらかに響く声で。


《10年前に東京で発生した時空間振動現象ディザスターをもう一度、


 そう、言い放った。


《なっ……》

《さすればアウタードレスが関東エリアのみならず世界中で顕現するようになり、もはや人類は機械仕掛けの身体インナーフレームなくしては生きられない状況にまで追いやられる……というわけじゃ》

《まさか、あんたはこの惑星ほしを……いや、人の文明そのものを破壊するつもりなのか……!?》

《おっと、儂はなにも『人であることを捨てろ』と言っているわけじゃあない。人々は記憶データを“Q-UNIT”で管理するわけなのじゃから、べつに従来の生活は仮想現実内でも十分に行えるじゃろう? 今まではVR機器などを介して見えていた世界が、現実世界に置き換わる、ただそれだけのことじゃ……その副産物ついでとして“心の鎧ドレス”を取り払った完全な相互理解も可能となるのじゃから、決して悪い話ではないと思うがね》


 オズワルドはまっすぐにアクター達を見据えながら、右手に握るケーキナイフの刀身を振り上げる。

 泰然と微笑みを浮かべている彼に対し、ゼスマリカや他のアーマード・ドレスが一斉に攻撃をしかけた。

 真・ゼスパーダもまた彼らを迎え撃つべく、全身に纏う赤黒いオーラを一気に解放させる。


《お主らが散々倒してくれた“新世界の門番ゲートキーパー”。あれも一つ一つが“Q-UNIT”を搭載した、新世代型のインナーフレームだったんじゃよ。あれこそが、新世界の住人たちに贈られるとなるのじゃ……!》

「そのために世界ワールドディザスターを発生させて、一度すべてをに戻そうというのか……!」

《そうじゃ。そして見よ、あれこそが新世界へと人類をいざないし究極の門──未元粒子加速装置“ヘブンズドア”ッ!!》


 オズワルドが嬉々としてその名を告げた、次の瞬間。

 月面に刻まれたクレーターの一つから、円柱型の構造物が迫り上がっていた。

 全長にして100メートル以上はあるであろう、トーテムポールを彷彿とさせる巨大なオブジェクト。

 ワームオーブに秘められたエネルギーを増幅させ、暴走を誘発するための“舞台装置”──それこそが、オズワルドの用意した最終兵器の正体だった。


「災厄を引き起こすための装置……? まさか、10年前もあれを……!?」

左様さよう。これは未元物質科学研究機構ラボラトリーにあったそれを、さらに発展改良させたものじゃ。この装置によって、我が真・ゼスパーダのワームオーブを意図的にオーバーロードさせる!》

「自分の機体を……!? そんなことをすれば、あなたも……」

《うむ、ただで済むはずがないじゃろう。しかし新世界のいしずえになれるのなら、それも本望というものォッ!!》

「なぜそこまで……自分の命を犠牲にしてまで……ッ!」

《決まっておる……ィッ!!》


 勢いよく振り下ろされたケーキナイフが、クイン・ゼスマリカの胸部装甲を一閃した。

 纏っていた“プリンセス・ゼスマリカ”と“マジカル・ウィッチ”の衣装ドレスが引き裂かれ、装甲が強制排除ドレスアウトを引き起こす。

 鞠華は唖然として、散っていくパーツたちを見つめていた。


《マリカっち!? くそっ、テメェ……ッ!!》

《何度かかってこようと無駄じゃあッ! 全人類へと捧げる“無償の愛”……それが儂に無限の力を与えてくれている! もはや誰にも止められはせんッ!!》


 ゼスマリカの受けた傷を返礼すべく、嵐馬と百音が左右からの挟撃に挑んだ。

 だが、やはり真・ゼスパーダは空間跳躍によっていとも容易く攻撃をかわし、次々と懐に飛び込んではケーキナイフで斬りつけていく。

 防御も回避も敵わない怒涛の連続攻撃ラッシュに、ゼスランマとゼスモーネも立て続けに戦闘不能ドレスアウトへと追いやられてしまった。

 大河の怒号がとどろいたのは、その直後である。


《アタシと一緒に死ねぇッ!! オズワルドォォォォォォォォォッ!!》

《む、大河か……儂を刺したことについては別に気にしとらんぞ。儂は今でも変わらずお前を愛し──》

《うるさい! 死ねぇ!! 死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!》

《聞く耳ももたん、か……それもまた“愛”よな。だが、負けん……ッ!》


 猪突猛進に突っ込んできた“シュヴァリエ・ゼスタイガ”の刺突を、オズワルドは回避せずに真っ向からケーキナイフで受け止める。

 一合、二合と激しく剣をぶつけあう両者。だが三合目の斬り合いで真・ゼスパーダは渾身の一振りを放ち、なんとゼスタイガのレイピアを叩き折ってしまった。

 武器を失いたじろいでいる大河へと、オズワルドが急迫する。


《こんな……こんなハズじゃあ……ッ!!》

《大河……ッ!》


 瞬きさえできない一瞬。

 ゼスタイガを斬りつけるはずだった真・ゼスパーダの刃は、しかし両者の間に割り込んだ“ヴァルキュリア・ゼスティニー”の盾によって遮られた。

 此の期に及んでいまだに闘志を燃やしている匠を、オズワルドは少し残念そうに見据える。


《なぜそこまで儂の愛を拒む……?》

《黙れッ! 懲りもせずに“愛”だ“愛”だと……お前のエゴなど、とっくに聞き飽きている……!》

《エゴ? そうではない……やろうと思えば、計画の障害である主らを先に葬ることもできた。じゃが、敢えて儂はそうせず、堂々と迎え撃つことにした。それが何故かわかるか?》

《なに……? くっ……!?》


 さらに力を増した剣戟が、ゼスティニーの姿勢を盾ごと弾き飛ばした。

 丸腰となった匠、そしてその背後にいる大河へと、真・ゼスパーダは鬼のように差し迫る。


《コインで物事を決めるのと同じじゃよ。“未元粒子加速装置ヘブンズドア”を起動させようとしている儂を、アクター達が必死になってそれを止めようとする。結果が果たしてどちらに転ぶかなど、もはや人智を超えた存在にしかわからない……すなわちそれは儂個人の我欲エゴではなく、世界が望んだ総意とも言えるのではないか?》

《そんな歪んだ総意が……》

《そう、未来を決するのは儂ではない……『世界が』未来を選ぶのじゃ。神の定めし運命が、人類の無意識が、すべての審判を下すのじゃ……!》

《……あるものかぁッ!!》


 盾を失ったゼスティニーは、それでも最後に残った片手剣を構えて敵機へと突っ込む。

 ──が、匠が死力を振り絞ってはなったその一太刀すらも、真・ゼスパーダに届くことはなかった。ゼスティニーの片手剣よりもリーチの長いケーキナイフが、一瞬の攻防を制したのである。

 かくして装甲を散らしながら崩れ落ちるゼスティニーを尻目に、オズワルドの視線は近くにいたゼスタイガへと移る。


《この勝利は儂の望んだ結末であると共に、世界の選んだ未来じゃ──》

《あ、アタシは認めない……! 何度でもあんたを殺してやるんだから……!》

《──そして運命の『コイン』はッ! この聖戦の幕開けとともに、スデに宙へと投げ放たれている……ッ! 》


 一閃。

 シュヴァリエ・ゼスタイガの装甲が切り裂かれ、大河は声にならない悲鳴とともに、無力感の海へと沈んでいった。


 真・ゼスパーダの絶対的な強さを前に、すでに6機中5機ものアーマード・ドレスが装甲排除ドレスアウトさせられてしまっている。

 このままでは計画の阻止はおろか、たった一機の敵を打ち倒すことさえも絶望的だった。

 

 そして……今ここで自分たちが倒れてしまえば、あの災厄東京ディザスターが今度は世界中で引き起こされてしまう。

 あの絶望と悲しみの連鎖が、また広がってしまう──!


「……紫苑、それにみんな。改めて頼みます」

《まりか……?》

「もし、ゼスマリカがまた暴走したら……その時は躊躇ためらわず、出撃前に渡したを押してください。それでゼスマリカの動きは止まるはずですから」


 鞠華は下着姿インナーフレームの機体を一歩前へ出すと、手に持ったゼスパクトを振りかざす。


「あの人のやろうとしているコトは絶対に止めなきゃ。そのためには、もっと力が必要なんだ……! 世界中の笑顔を守れるくらいの、圧倒的な力が……ッ!」


 自暴自棄になったのではない。“覚悟”があるからこその行動だった。

 彼は内部格納空間クローゼットから漆黒の装甲を引き出すと、一切の躊躇なくその身に纏っていく。


「たとえ禁忌の力だろうと……惜しむものかァ……ッ!!」


 装甲換装ドレスアップ──否、装甲侵蝕インフェクテッド・ドレスアップを終え、その衣装を漆黒の闇で汚し尽くしたアーマード・ドレスが、ついにその姿をあらわす。

 “ウェディング・オーバーロード”と“マスカレイド・メイデン”。

 対峙する二柱の“力”が激突し、かくして人類の未来を賭けた最後の仮面舞踏会マスカレードは始まるのだった。

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