応援コメント

第一章 父と子(6)」への応援コメント

  • テティの教え、時代の匂いを感じますね。

    よく、ここまで現代に伝わる伝承や知識から、古の息吹を抜き出して純化させられるものです。感服。
    しかし人の心は、時代が変わっても変わらぬ、と思いました。

    人の醜さや暗い思惑との対比でしょうか。
    寒さと針葉樹の香りが心地よい…

    作者からの返信

    こんにちは。コメントをありがとうございます(^^)

    ビーヴァたちの言う『テティの掟』は、要は野生動物の習性なんですよ(^^ゞ 彼らは周囲の動物たちの様子をよく見て知っていますからね。

    シベリア先住民の民族誌は、多くが100年前のものですので、現在の彼らの生活とは全く違います。でも、記録者は皆さん、彼らの思想や生活に敬意を払って書いておられるので、私も敬意をこめているつもりです。

    ここで書きたかったのは、「人間が人間を殺すには、本来 心理的に大きな抵抗がある」事実です。殺したいと思うことと実際の行動には、巨大な違いがあります。(フィクションでは、よく無視されますが。)
    ビーヴァは本来温厚な人ですし、マシゥとは仲良く旅した相手ですから……殺せないのが普通、と思っています。

    コルデは、一線を超えていますね(^^ゞ

    長い話ですし、ここからさらに陰惨になって参ります。ご無理のないようお付き合い頂ければ幸いですv
    ありがとうございました。

  • 息子がいたのかっ!?って、思わず私も言ってしまいました(笑)
    マシゥの気持ちが、痛いほどわかります。ビーヴァのような人、生き方、とても素晴らしいとは思うけど、私にはできないな……
    いたたまれないですね。

    作者からの返信

    コメントをありがとうございます(^^)
    マシゥパパ、単身赴任で、嫌な上司と言葉の通じない取引先に気を遣ってばかりいて、妻子のことはすっかり忘れていたようです。
    冗談はさておき(^-^;、回想くらいしなさいよ、と思いますね(はい、書いてない私が悪いのです……orz)

    ビーヴァは、崇高な理想があるわけではなく、単にショックで何も考えられなくなっているだけかと思います。
    自分が父親を亡くしているので、ますますマシゥを殺せなくなりました。

    いたたまれませんが、マシゥはここが踏ん張りどころです。
    引き続き見守って頂ければ幸いです(^^)