インセスト・タブーは、地球上に存在するほぼ全ての民族の文化にある概念のようですね。
場所や人種、環境や信仰など違う文化の中で、それがどのような謂れで成り立っているのか、興味深いです。
作者からの返信
陽澄すずめ様、こんにちはv コメントをありがとうございます💕(*´-`)
インセスト……逆に奨励している民族もあって、奥深い世界です(^^;)生物医学的には、やめて欲しいですがね〜(冷汗)
ユーラシア北方の狩猟民、遊牧民は、父系血族で隔てる意識が強く、作中の民族のように厳格なタブーがありますね。末子相続、相続婚の風習も。
興味深いことに、中央アフリカの狩猟採集民のある部族とも、共通しているのです。
こういうのを調べ始めると沼にはまってしまいます(^^; お楽しみ頂ければ幸いです💕
こんにちは。
少しずつ読ませていただいてます。
濃厚な森の民の文化に溜息が出ます。
熊の神の儀式など、どことなくアイヌ文化を思い起こされて興味深いです。
二章に入ってからはなにやら不穏な気配が漂い出してきたのもあって、この先を読むのが楽しみです。
作者からの返信
楠園さま
こんにちは。ご多忙中にも関わらず、コメントをありがとうございます(^^)
自他共に認める民俗マニアが、北方狩猟民の文化を書きたいばかりに書いた話でして……(汗)ちょっとくどいくらいに書き込んでいます。お、お楽しみ頂ければ幸いです(^^ゞ
アロゥ族は、サハリン・アムール地方に住んでいるニブフ族をモチーフにしています。アイヌとは生活圏が接していて、交易を行い、文化的にも影響を及ぼしあっています。熊祭りは、共通している文化の一つですが、シャーマンの装束や高床式の家屋、刺青の紋様などはより大陸的です。
100年くらい前の記録に基づきますが、当時既にモンゴル(チベット仏教)や中国・朝鮮族・ロシアの影響を受けていましたので、それらを排して遡り、元はこうだったかな?と考えてデザインしました。
ちなみに、拙作『掌の宇宙』には、アイヌを登場させました。短編で、こちらはまんま「イオマンテ(熊祭り)」です(笑)
本作は、長い上に、徐々に悲惨になってくる話です。ご無理のないようお付き合い頂ければ幸いですv
ありがとうございました(^^)
別サイトで序盤を読んだままになっていた本作を改めて読み始めました。
某マンガの一気読みを経たおかげか、以前より頭の中で描くイメージの解像度が上がったように思います。
仔狼セイモアの愛らしさ。若き狩人ピーヴァの繊細かつ力強い姿、どれも不思議なリアルさと普遍性を伴って眼前に立ちあがってくるようで、寒冷な地の風と宵闇までがありありと感じられる……マシウたち南の人々とのどのような交流や対立が描かれていくのか、とても楽しみです。
サトクリフやペイヴァーに通じる堂々の読み応え、背筋が伸びる感覚がありますね……!
作者からの返信
冴吹稔さま、こんばんは。ほぼ休止しているページにお立ち寄りくださり、コメントをありがとうございます💕(*´ω`*)
某マンガ(笑)アイヌは、ビーヴァたちのモデルになったニブフやナーナイ族の「お隣さん」ですからね。熊祭りなど、近い風俗がございます。
お楽しみいただければ幸いです。
この作品を書いた当時は、サトクリフの緻密な描写と、宮城谷昌光御大の気品のある文体を目指していた覚えがあります。我ながら、身の程知らずだったなあ、と思いますが(^◇^;)
長い上に陰惨な場面の多い作品です。ご無理なさらないでくださいねv (*^^*)/“