第16話 老僧カルマンに聞いた昔の話
血の道の病とでも言うんですかねえ。
いえ、そのような悩みというものをご相談する方と言うのは決して珍しくないもので。
もう、四十年も前のことですから、覚えている方も少ないでしょうな。
悪霊や魔を
あれが出来上がったのも、女の業が発端です。
水を出したら終わりの男と、腹の中に熾火を持つ女。
そりゃあ、女の方が怖いですねえ。
拙僧も様々な男女を拝見しましたがね、男は自分への言い訳を重ねすぎて狂うものです。
ははは、そう、そうですよ。マーカス先生はその道の方ですものねえ。よくよくお分かりで。
男は見栄を張るためのね、どんなに惨めでも自分は悪くないっていうね、そう思い込むために理由がいるんですな。だから、誰がどう見てもイカレたのが分かります。
負けてるのに勝ったなどと吹聴する手合いですよ。あれはあれで、言ってる本人は筋が通ってると信じてるんです。天地をひっくり返すような話ですからね、無茶苦茶な理屈で納得するしかない。
そんなことを万事続けてたら、そりゃあ気も狂いますよ。
ああ、女の場合はどうかって?
あれはねえ、嘘を本当にしてしまうんですよ。理屈などありません。
結納の話がありまして、拙僧が見届けを頼まれたんですが、一張羅で出かけていったら当の婿さんは心当たりが無いっていうんです。
聞いてみたら、女が勝手に作ったんですねえ、話を。
蓋を開けたらそんな話なんですけど、女はごくごくまともに生活してる訳で、ご両親から友達まで誰も気づいてはおりませんでした。
人形の祠もそういう気持ちのようなものが発端でしょう。偶然とも思えませんし。
四十年も前の話ですよ。
拙僧はあれから、魔を調伏する方法を捜しております。
以下は、天道教会の僧侶カルマンより聞いた話を小説として纏めたものである。
◆
カルマンは当時、トリアナンきっての学僧であった。
天道教会は騎士団や神聖魔法士を組織しているため、そちらに偏っていると思われがちだが、巨大な勢力を持ちながらも武辺に偏ってはいない。むしろ、そのほとんどは学僧から司祭や魔法士へと転じる。
カルマンは若き日から多数の学位を取得したインテリであった。
三十歳になったばかりのころ、今から四十年も前の話である。
その当時、カルマンは信心深い富裕層へ説法や法会を行う任についていた。
ある程度まで地位を高めた学僧は、この後に神学一本に絞るか司祭への道を決めることになる。
有難い説法というと肩肘を張ったように思えるが、実際には高度な神学を噛み砕いて説明することで、衆生に救いを与えるというものだ。
「先生、相談がありまして……」
大抵の場合、説法の後に相談事が舞い込む。
カルマンは見た目も紳士然としていて、富裕層からの受けは非常に良いのだ。それがあって、浄財集めに駆り出されている。
相談は多岐に渡る。
嫁と姑の確執、放蕩息子、正妻と側室が閨閥を作っているなど、世俗との関わりも無く騎士団にも属さない学僧は愚痴の相手には丁度良い。
「カルマン先生、相談があるのですが」
と、話を振ってきたのは偽名で法会にやって来た妙齢のご婦人である。
顔の下半分を隠していながら、美しいと感じられる色気がある。仕立ての良い服を着ていることからも、どこかの側室か愛妾であると知れた。
「拙僧でよろしいのでしたら」
これも仕事の内である。
教会の応接室に案内すると、御付きの侍女と共にテーブルに着いた。
告解室を使わないのも富裕層への礼儀だ。後ろ暗いことがあると人に知られてはいけない立場なのだから、致し方ない。
「どうなされましたか?」
「はい、実は見て頂きたいものがありまして」
夫人が頷けば、侍女が持っていた鞄から手のひらに収まる人形を取り出した。
「ほう、見事ですな」
精緻な人形である。
手の平に収まるというのに、顔かたちの造形は細かく造られていて、ドレスもまた見事な細工だ。
「不気味だとは思えませんか?」
カルマンは学僧である。
感性がズレているという自覚はある。
「ああ、確かに。どうして顔を白く塗っているのか。それに、目鼻の色も乾いた血のようですね」
人形の顔は精緻な細工を台無しにするように真っ白に塗られている。艶の無い白い塗料を塗りたくっていて、目鼻は赤黒い塗料で強調されていた。
「これは、主人が造らせたものです」
「ふむ、あまり気持ちの良いものでありませんが、芸術に属するものなのでは?」
その方面には疎いが、奇抜を持て囃す風潮があるのは確かだ。若い女子の間では下品なまでにフリルを多用した服装が流行っているともいうし、その類か。
「いいえ、これは亡くした娘なのです」
「供養にしては些か不穏であるということですかな」
「いえ、先生、他言無用に願いたいのですが」
「ご安心下さい。この部屋は盗み聞きもありませんし、教義に従い秘密は護ります」
そんな教義は無い。
それで安心するなら、それも方便だ。
わたくしの罪なのです。
お気づきとは思いますが側室という立場にあります。家名はご容赦下さい。
わたくしが側室になったのは十年前のことです。
主人は子宝が授けられず、側室というのも子ができねばすぐに離縁されるという有様で……。わたくしは貴種ではございません。下働きの下女でした。主人に見初めて頂けましたのも、尻が大きいという理由でございました。
どこにでもある話だ。
カルマンの知るところ、側室を揃えて子宝が授からないのであれば男に原因がある。
子供のころに風邪で生死をさ迷ったということがあると、陽根から子種が失われるのだ。それは神聖魔法士にも癒せるものではない。
神の思し召しである。
わたくしは、可哀想な女なのです。
下女などをしておりましたのも、実家の商会が傾いてしまったからなのです。
子供のころは蝶よ花よと育てられましたけれど、十二歳のころに商会が傾き両親は逐電しました。わたくしは親切な使用人によって遊女だけにはならずにすんだのです。
ええ、主人の寵愛がなければ、このような暮らしはできませんでしたよ。
そのためには子供がいないと……。
カルマンはため息をつきたくなった。
この人形がどう関係するかは知らないが、この流れであれば他の男の種で子を為したが、長ずるにつれて似ても似つかぬことが問題になったのだろう。
大抵の相談事はこんなものだ。
夫人も取り繕ってはいるが、どこか崩れたものがある。男好きのする顔身体なのだろう。隠していても、匂い立つもので分かる。
学問だけの僧に何を求めているというのか。
この人形が恐ろしいのです。
わたくし、嘘をつきましたの。
寵愛を得るために、嘘をついてしまったのです。
お決まりの展開だ。
さて、どのようにしてお帰り願うか。
「どのような嘘ですか? 神は人の弱さをお許しになられています。全てを罪とはしません」
天道教会の教えは緩い。
学僧として学んだカルマンとしてはその意味を数時間に渡って解説できるが、それはご婦人の望むところではないだろう。
「子種を得たと嘘をつきました。腹を大きくできませんから、三月で流れたとしましたけれど」
「は、それだけですか」
拍子抜けした。
法務官ですらそれを咎めないであろう、嘘とも言えない嘘である。
「ええ、お叱りを受けましたけれど、……一度は授かった身ということで側室にいることを許されたのです」
「ははあ、なるほど。罪を感じるかもしれませんが、十年も側にいらっしゃるのでしたら、それは無かったことにすればよろしいでしょう」
嘘も方便。
「流れた子などいないのです」
「ええ、それは先ほどのお話で」
「主人は大層悲しみましたので、供養を行いました。それはもう、盛大に……。その後、亡くした娘が生まれ直すようにと、陰膳を備えているのです。毎日、毎日ですよ。供養も毎年行っています。主人はいもしない娘の霊を見かけるようになって、わたくしもだんだん、本当にそんな子がいたような気がしてしまって……」
婦人の目は何も見ていない。
「そのうち、主人は、あの子が枕元に立ったと……。人形を作って欲しいと言っていると」
それがこの人形か。
「先生、これは気のせいでしょうか」
「気の迷いです。ご主人は心に傷を負ってしまったのでしょう。必要なのは供養ではなく気晴らしではございませんか。帝都に御旅行にでも行っては如何ですか。今からなら、始祖生誕祭にも間に合いますよ」
存在しない嘘の子供、その霊が人形を造れという。
なんとも不気味な話だ。
「主人は、これを子供のように可愛がるのです。毎年新しいものを作って……」
「過去に縋るのはよろしくない」
「お願いがあるのです」
「拙僧にできますことならば」
供養しろというのなら、それも良い。
カルマンは霊を信じていない。魔力と魔法はあっても、法力などは世迷言とすら考えている。
「これがわたくしには恐ろしいのです。どうか魔祓いを」
悪霊祓い、魔祓い、浄化、名前はたくさんあるが僧よりも霊媒の仕事だ。
天道教会は魔祓いの類を認めていない。
「承知しました。御主人には供養ということにして魔祓いを執り行いましょう」
ごっこ遊びにはそれなりの浄財を納めてもらうことになる。
これもまた僧の仕事だ。
◆
マーカス先生、拙僧の行いは詐欺にあたりますかな?
なるほど、大金をとらなければ御目こぼし頂けると。そうでしょうな。人の心の問題ですから。
拙僧もそう思っておりました。
霊媒とて悪質でなければ、それで良いと思います。
拙僧も生き方を変えざるを得なかったのですよ。
あれから、拙僧は学問ではなく、あちら側に魅せられてしまいまして。なんとか破門は免れましたが、学僧としての地位は失いました。
マーカス先生、あなた様の耳講奇譚集のお噂はかねがね。見せて頂けるというのなら、お話しましょう。
おお、それは有難い。
これも神の思し召し。
◆
魔払いの儀式は経典には存在しない第八聖句を唱えるものである。
これも来歴ははっきりしないが、末法思想の流行った時代に滅ぼされた宗派の僧がやっていた儀式であるらしい。
民間に根付いてしまっていることから、生臭坊主の間で秘密裏に伝えられてきたインチキ儀式だ。
資料としてそれの方法がある書物を持っていたので、実際の儀式もそれに倣うことにした。
カルマンは弟子の修道女と修道士を同道させたのだが、妙なことになった。
相手先が寄越した迎えは冒険者の一団で、ものものしい雰囲気で出発をしてトリアナン城外へと連れ出される。
三日ほどかかると言われたが、カルマンたちは気が気ではなかった。修道女など、荒くれ者たちに乱暴されるのではないかと涙目になっていた。
厄介なことになったと思ったが、もう遅い。
連れて行かれたのは、資源迷宮である『ダリオの嘆き谷』にある古い山荘であった。
出迎えたのは夫人と主人らしき男だった。
彼らの名前も知らないが、今更聞く訳にもいかない。
「今日はよろしく頼む。あの子も喜んでくれるに違いない」
主人は上機嫌で鷹揚に言った。
仕立ての良い服と滲み出る育ちの良さからも、一角の人物なのだろう。夫人と並ぶと、どうしても夫人のメッキが分かる。
さる商会の娘というのも怪しい話だ。
「では、準備に入らせて頂きます」
浄財の話は後でもよい。
祭壇を組み立てながらも、弟子二人は無言だった。
この山荘に満ちる何か異常な雰囲気がそうさせるのだろう。見た目は道楽貴族が作った洒落た山荘という体だが、どうにも眩暈がするというか、息苦しさを覚える。
「先生、ここは、なんだかおかしいですよ」
修道女が震える声で言った。
「気の迷いだよ」
カルマンはそう答えたが、異様な何かを感じていた。
圧力とでもいうべき重たいものが、この山荘にはある。
夫人から預かった人形は十体。
その全ては少しずつ大きくなっている。最初は簡素な親指人形で、翌年は一回り大きくという具合で成長を表現したのだろう。
これを作った人形師が込めたのは悪意だろう。そう思った。
精緻な頭は真っ白で、それは呪いの意匠にしか見えない。
「失礼ですが、頭を白く塗っていらっしゃるのはどうしてですか?」
その問いには主人が答えた。
「あの子がねえ、今は死人だから顔色が悪いというもんでね。最初に作らせたのはどうも気に入らなかったみたいなんで、朝起きたら手足がバラバラで顔は砕けてたもんでね、似つかぬ人形をこしらえたのが気に障ったと見える。私が甘やかしてしまってるからだろうねえ」
主人は愛娘のことを自慢するように言う。
カルマンも苦笑いを浮かべた。
空気が、いやに重い。肩には石が乗っているようだ。
アンデッドモンスターというものが、このような気配を放つことは知っているが、それとはまた別のものだと分かる。
ああいったモンスターというものは、魔力で動くのだ。魔力で生前の技能を持った影法師を作っているに過ぎない。
不思議なもので、死体が霊が実体を伴って暴れるのは魔力や魔法によるもので、幽霊はそうではないと信じられている。そして、宗教家、法家と呼ばれる者たちは幽霊を否定する。
神のつくりたもうたそれらが、迷い出ることはないと。
だというのに、教会に来る相談事の半分以上は霊にまつわるものだ。
「左様でございますか。供養をすれば生まれ変わりましょう」
「ああ、次こそはちゃんと生まれてきてほしいものだよ」
主人はそう応えて、笑う。夫人は顔を青褪めさせていた。
「きゃっ」
背後で修道女の悲鳴が上がり振り向くと、彼女は涙目で震えながらへたり込んでいた。
「どうした」
「ひ、に、人形がいま、わたしの指を」
馬鹿なことを。
「ああ、顔を触られると嫌がるんだ。ははは、噛まれてしまったかな。まったく、あの子は昔から癇癪持ちだからねえ」
存在しない娘のことを語る主人の瞳には、異常なところは見られない。
厄介なことになった。
儀式が始まり、聖句を唱えた。
弟子二人は青褪めながらもカルマンの聖句に続く。
この聖句は経典には存在しないと前述した。
魔払いというもの自体を教会が認めていないのだ。邪宗とされた非公認の宗派が勝手に作り出したものに過ぎない。
聖句には意味の無い言葉が多用されていて、それらは教会のものというよりは遊牧民や亜人の祈りに近い。
無意味な魔祓いなど何度もしている。
だというのに、目の前の祭壇に飾られた人形がこちらを見ていると分かる。
「魂は行くべきところに、魂はいくべきところに、産まれいずることなき御子もまた神の慈悲にて新たな母の胎へと……」
一番小さな人形の目から赤い涙が一筋。
蝋燭の熱で目の塗料が溶けだしたものであろう。
あたらしい、おかあさんがいたら、ウまれることができる。
「神の慈悲は全てのものに等しく与えられんことを」
わたしも、うまれたい。
カルマンは聖句を止めたくなった。
なんだ、この声は。
子供などここにはいない。
「魔は退去し善なる霊へと導かれんことを」
マじゃないよ。
「ひあああああああ」
修道女が叫ぶ。
口から泡を吹いてのたうち廻った。白目を剥いていて、まともな状態ではない。
「抑えろっ。私は聖句を続けねばならん」
「は、はい」
修道士が修道女をなだめるために外に連れ出していく。
「人は人に、魔は魔に、行くべき処へ還れ」
おかあさん。
おかあさんがほしい。
おかあさんがいたら、ウまれることができるもの。
おかあさんのおなかにはいるの。
それらを無視して、カルマンは最後まで聖句を続けて儀式は終わった。
主人は娘の人形が涙したことにいたく感激していた。
「あの子が泣いているとはねえ。とても有難いよ。今までほんとうに、人間らしいところっていうのがねえ、やっぱり魂だから難しかったんだろうね。僧侶殿のおかげで、人間らしくなったんでしょうな。感謝致しますよ」
「その人形は、拙僧が供養致します。持ち帰らせて頂きます」
主人は快諾して、多額の浄財と共に人形を引き渡してくれた。
様子のおかしくなった修道女と共に帰途について、トリアナンへ帰り着いてから、人形は焼き捨てた。
髪を焼くような臭いがして閉口した。
木と布で作られているとは信じられない、人の死体を焼いたような悪臭であった。
◆
老いた僧侶カルマンは、語り終えて長い溜息を吐いた。
トリアナン城塞の外にある宿場まで訪れて聞いた話だ。
カルマンはその後、学僧から心霊研究に鞍替えしたことにより左遷され、今は宿場の小さな教会で助祭を務めている。
「あの時、焼いてしまったのは失敗でしたな。あれは魔道でいうところの、ああ失礼、もちろん魔法使いの話ではなく、邪教の話です。そうそう、あれは人工の幽霊という化生りの類なのでしょうな」
嬉々として語るカルマンは、筆者の同類だ。
「嘘から出来上がった水子の幽霊ですか。供養をしたからこそ出来上がったというところがまた、不気味です」
「マーカス先生、あなたの集められた話にもこのようなことはありましたか?」
「いえ、初めて聞きます」
「やはり、あれは魔だったんでしょうなあ。あれから、拙僧も魔払いや供養を行いましたが、不思議なことはあれど、あれほどのことはありません」
カルマンは教会では非公認の魔祓いを行うようになった。
筆者は用意していた自著、耳講奇譚集を差し出した。なんとか一冊だけ持っている自分用の記念品だ。
「写本はして頂いて構いませんが、外に出したら重い罪になります。約束は守って下さい」
「おお、もちろんですとも」
目を輝かせた老僧は恭しく本を受け取った。早く読みたいのかそわそわしている。
「カルマン殿、また来ます」
「ええ、お待ちしておりますぞ。それから、返礼ではございませんが、拙僧の研究成果を是非持ち帰ってくだされ」
カルマンの差し出す紙束には『霊と魔の親密』『邪教の聖句にある魔祓いの実用性』など不穏なタイトルが描かれている。
マニアというものは、仲間が出来ると嬉しいものだ。
「あの時、拙僧が人形という縛りを消してしまったのでしょう。魔を放ってしまったことが悔やまれてなりません」
老僧カルマンは去り際にそう言って筆者を見送ってくれた。
修道女は数日で元に戻ったというが、何かに怯えるようになり、数年後に失踪した。
夫人は何度か妊娠したが全て水子であったという。その内、異常なものを産んでしまい気が触れたとか。
カルマンも伝聞や噂で聞いたということで、そのどれもが信用できないものであるそうだ。
四十年も前のことであるから、調べることも難しいだろう。
人形の祠の地権者を調べねばならない。
幾つの怪異が関連しているのか、暴きだせばどんなものが待ち受けているのか、楽しみでならない。
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