つくりかた兼人録

プログラムで暗記なんてするの？

「プログラムの勉強の仕方を９割の人が間違えている」

　という動画を見かけまして、興味本位で覗いてみました。

　そのうちの一つ、なんですが、

　『暗記をしない』

　というのがありました。

　暗記でプログラムを覚えようとするのというのは間違った勉強法。

　単語帳を作ったりですね。

　……ってそんな人いるの？

　現場の新人、僕が見る限りのネットで勉強している人達には見た事ありません。

　まあいるかもしれませんが９割ですよ。

　プログラムを始めようとしてすぐ挫折する一般の素人が結構いるのかもしれませんが、

　学校教育の影響なんでしょうかね。

　じゃあ逆にプログラムができるのは全人口の１割なんですか？

　まあ全人口なら子供お年寄りも含めるのでそうかもしれませんが、プログラムやりませんよね。

　確実に言える事があるとするのなら、その間違った勉強をしている人達は、

　・プログラムの勉強はしている(試みている)が、プログラムはやっていない。

　・プログラムをやる必要性にも駆られていなければ必要ともしていない。

　・目的が無い。

　・プログラムをするというのが何を指すのかが分かっていない。

　という事になると思います。

　普通は何かやりたい事があって始めるものですからね。

　自分でゲームを作りたいとか。

　まだインターネットもないような時代、周りにいた事はいました。

　アセンブラのOPコード表を暗記しようとしている奴とか。

　そういう輩は目的がありませんでした。

　目的は一つ、「プログラムができるオレ」がほしい。

　だから到達しないんですね。

　結局件の動画は閲覧数稼ぎに違いないと言うのは恐らく否定しないと思うのですが、

　自動車教習所が商売だからと優しく免許を交付し続けたらどうなるのか。