プログラマー志望なのにプログラムが無い?

 大昔の話。


 制作の子達が話しているのを聞いていたのですが、


 元々プログラマー志望で問い合わせたのだけれど、


「プログラムを送ってください」


 と言われたので


「えー、めんどくさいなー」


 と制作にした、というのです。



 本当はプログラムもできる、というような事を言っていたわけですが、


 まあ言うまでもない事なのですが、そんな程度で「プログラムが出来る」とは到底言えない。



 プログラムをやろうというのにプログラムが一つもない、というのは、


 ・絵描きだけど描いた絵が一枚も無い。


 ・作曲家だけど曲が一つもない。


 というのと同じ。


 それで採用する所はまず無い。



 運悪くハードディスクが壊れたのかもしれませんが、それはそれで仕事初めてもいつか壊してしまうかもしれないし。



 完成したものに興味が無くて、作ったものから消しているのかもしれませんが、


 天才なら、そんな程度のサンプルさっと作って送れるでしょう。



 作ったプログラムが何もない、というのは教本に載っているサンプルプログラムを作った事がある程度。



 まあ実際その通りだったのですが、


 別に彼らはプログラマーと対等だと豪語していたわけではないのでどうという事ではないのですが。



 それは「プログラムを面倒くさくて送らなかったからプログラマーになってない」のではなくて、


 作って送っても採用はされてません。



 言ってしまえばプログラムなんて二週間も勉強すれば、誰でも教本のサンプルくらい作れるようになります。


 まあ例外はいるでしょうけれど。



 今はネット社会ですから、上記のような採用条件のものはないのでしょうね。

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