私の「書く」環境 「ネットワーク共有」
前回エディタ関連の紹介をしましたが、PCで書いている時に一番心配になるのはデータのバックアップ。
書いて保存していてもPC壊れたらそれでお終いです。
かと言ってあちこちにバックアップを分散しておいても、気が付けばどれが最新のものか分からくなったりします。
バックアップだけなら日付管理で済みますが、ノートパソコンなどそれぞれで執筆していたりすると、その統合が大変なんですね。
折角書いた物を古い方で上書きしてしまう事もあります。
それならまだしも、巻き戻っている事にしばらく気が付かない事も。
なので今はバージョン管理ソフト(Subversion)を使っています。
使用が非常に簡単で幅広く使われている。
執筆の為だけに環境を用意するのは大変ですが、私の場合は元々プログラマーなので環境は初めからありました。
テキストもそれに乗っけただけです。
これにより上記の問題は一気に解決。
タブレットと併用して執筆していますが、何も問題起きません。
最悪サーバーが壊れても、各々に分散したものは生きている。
タブレットで多少苦労したのはメモリカードを増設したエリアに置いていたのでSubversionのアイコンが表示されなかった事でしょうか。
それはシンボリックリンクを使う事で解決できました。
使ってない人には何の事やらですが、同じ問題に直面している人は試してみてください。
そしてバージョン管理ソフトで管理すれば、過去の段階が全て残ります。
何度推敲を繰り返しても、過去にどのような過程を経て直したのか全て分かるんですね。
これ前はどう書いていたかな?
というのもすぐに分かります。
しかも出先に何も持っていかなくても、その先にパソコンがあれば執筆環境を再現できる。
私の場合はパスワード管理された個人wikiのページあるので情報は全て引き出せる。
まあ使った事はないですけどね。出先で中々そんな機会は無い。今は携帯で書いてしまうので。
そして履歴が残るという事はいつどのようにして書かれた物かが分かるという事です。
つまり間違いなく自分が書いた物に相違ないと証明する事が出来ます。
何日もかけて少しずつ書いて行く様が全て残っています。
万一、酷似しているだの盗作だなどと問題になっても、いつ書いた物であるかを証明する事が出来るんですね。
公開が後の方でも、書いたのは間違いなくいついつだと言えるわけです。
Subversionの情報を偽造するのは簡単ではありませんのでかなり有力な証拠になります。
まあそんなトラブルはないに越した事はないですけど。
そして「見る」だけなら専用WEBページがあります。
PCからバッチを実行するとファイルが統合されてWEBページに上がり、ガラケーからでも閲覧する事が出来ます。
まあ個人カクヨムみたいなもんですね。
特定の人達に公開する時に利用しています。
執筆途中でも推敲するだけなら携帯でもできるのです。
一般の人はあまり参考にならないとは思うのですが、以上私の環境でした。
「推敲」 に続く
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