私の「書く」環境 「エディタ」

 手書き、ワープロ、パソコン、スマホ。


 皆さん色々な環境で執筆なさっている事と思います。



 たまにそういうのを紹介するものを見かけるのでやってみました。



 僕の環境を紹介した所で、何の参考にもならないとは思うのですが、


 まあこんなのもいると思って見て頂ければと思います。





 執筆しているのは主にPC。パソコンですね。


 出先や電車内では windowsタブレット。


 電車が混んでいる時は携帯。スマホではなくガラケー。



 使用しているエディタは秀丸です。


 シェアウェア。二十年以上前から愛用。


 送金したのはNiftyの時代です。以降ソフトウェア開発者として作者から免除される許可も貰っています。



 秀丸はマクロを駆使。


 マクロと言うのは使用者が自分で機能を作れるやつですね。



 そして各話、章ごとにファイルを分けています。


 01_01.txt プロローグ

 02_01.txt 本編前半

 02_02.txt 本編後半

 03_01.txt エピローグ



 実際にはもっと細かいですが。


 1 から始まっているのは 0 を後で追加出来るようにです。



 2ファイル以上追加したい時は?


 語尾に a, b など付けて増設……の想定ですがやった事はありません。


 せいぜいプロローグを切り分けた事がある程度。それ以上追加の必要性が出たら根本的に構成に問題アリです。



 バラバラで管理し難くないのか? 当然の疑問ですね。


 閲覧、校正する際はファイルを1つに纏めています。



 join.txt


 を開くとマクロで自動的にバッチが実行され、上記のファイルが順番通りに連結されます。



 校正中に「ここ直したい」という所が合ったらボタン1つで個別ファイルの該当箇所が開きます。


 join.txt は書き込み禁止で修正不可。間違って連結ファイルを直してしまう事も無い。


 修正したら join.txt を開き直せば即時反映。



 利点は各パートごとのサイズが一目瞭然である事でしょうか。



 加えてテキストには「注釈」が入れられます。


 付箋のように「ここは後でじっくり考えよう」「この漢字は要確認」など書いておけるのですね。


 join にはそれが入りません。


 応募時には join を使います。



 そして prot.txt にはプロット、あらすじが書いてあります。


 それも特定の書式があって、プロットから個別ファイルを開く事も出来ます。


 注釈で「アンカー」を打ち込んでおけばそこへ一発ジャンプ。


 章の中でも「戦闘シーン」とか特定の場面へ飛ぶ事が出来ます。



 秀丸はレイアウトもカスタマイズできます。


 拡張子で出版社を区別。


 各出版社ごとの要項に合わせているので拡張子変えるだけで即対応。


 文字数、ページ数が適切に設定。縦書きも簡単。



 そして携帯で書いた物も張り付けて、マクロ実行するだけで、小説書式に変換。


 行頭などの文字空け。三点リーダー。これらも携帯では簡略して書いて、後で変換しています。



「ネットワーク共有」へつづく

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