「読んでもいないのに応援・レビューをする」
というのをカクヨム読者に物申す、とかのエッセイで見た事があります。
言い分としては、
・カクヨムのシステムは応援、レビューを書いた時間が分かるようになっている
・その時間が全て同じ時間
・各3000文字ある話数を全部一瞬で読めるわけがない
というものです。
読んでいないのにそんな事をする理由は一つ、「星が欲しいから」。
そして「そんな事をする人間は終わっている」と。
そういうエッセイを公開していたんですね。
当然ですが「応援」は読んだ事を示すマークではない。
少なくとも私は、読んだ後で「うん、面白かった」と遡って応援を付けた事はあるし、読む人なら誰しもが経験しているのではないでしょうか。
むしろ不正と考える人がいる事も予想しているので、時間を置きながら応援を付けているくらい。
私の場合はエンジニアなので作者と言うよりカクヨム事務局から不正として検出されるのではないか、という危惧でやってますけど。
まあそこまで考えずにいっぺんに付ける人がいてもおかしくはない。
全ての作品が1,2話目から面白いとは限らない。
読んでいくうちに「コレ面白い」となって応援付けようと思う事もある。
はたまた応援を付けるよりも先が気になって、どんどん読んでくれたのならそんな嬉しい事はない。
まあ読み方は色々あるという話ですが、
ただ一つ思うのは「自作に対して好評価をしてくれた人に」
「人間が終わっている」とか公共の場で公言するのはクリエイター側に立つ人間としてどうか。
ここで重要なのは「読んでいない人」に対してではない事です。
「応援を短い間隔で付けた人」が「人間が終わっている」。
その当人の作品を読んで「ああ、おもしろかったな」と思ってレビューを書き、「応援もしておこう」とポチポチ応援押したら「コイツ終わってる」と思われるわけです。
もしその書き込みを見て「へーそうなんだ」と思う人間が増えたら、もう既に知らない所でそう思っている人間が何人もいるかもしれない。
もっと言ってしまえば速読法を使う事でその間隔でその分量を読む事も可能なんですが、それはまあ置いといて。
個人的に滑稽だと思うのは、
そのエッセイに星が付いてランキング上がって喜んでいる。
ちゃんと読んだ人は「それはどうなの?」と疑問に思うはず。内容よく理解していないから星付くわけで。
そのエッセイは上記時間の事だけではないですが、全体的にそういう姿勢なんで色んな所に考え方出ていますから。実際指摘する人もちらほらいますが本人には届いてない。
まあそれはそれとして、自分的には読まないのも、内容よく理解せず流し読むのもあまり変わらないとは思います。
創作した専門用語が羅列され、作品ローカルのロジックが延々と語られる物語のレビューに「とても読みやすくスラスラと読めました」とか普通に「嘘付け」と思う。
RPG、シュミレーションゲームの製作を本業としている自分について行けない設定が、こいつらにあっさり理解できただと!?(失礼)
もしそれが本当だと言うのならウチで仕様書書いてくれ本当に。難解な仕様書読んで僕に説明してくれ。
(まあこれは読みやすいと言っているだけで理解できたとは言ってないですけどね)
要するにそんな事は日常的に起きている事でいちいち取り立てるような事ではない。
それを分かった上でやっているのならばそれは「うまい方法」に過ぎないのですが、
とにもかくにも読者に対して無礼な態度を取る事が、うまい方法であっていいはずはないと思うのです。
ましてやそういうのをもてはやしては本人の為にならない。
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