コミュニケーション力
新しい現場に面談に行くと、割と
「コミュニケーション力に自信はあるか」
みたいな事を聞かれる場面があります。
近年多くなってきたとも言えるのですが、大抵の場合、そういう現場では意思の疎通が出来ていなかったりという問題が目立つからそういう話が出る。
実際コミュニケーション力に難があるのではないか? とされる事もあります。
そういう場合、大抵は、
仕様が上がって来ない
→仕様を上げてくれと言いに行かないから悪い
締切に素材が上がって来ない
→それまでにせっつきに行かないのが悪い
連絡事項の意味が分からない
→意味を確認しに行かないから悪い
と自分以外の者にコミュニケーション力がない事は当たり前で、それを解決できないのを「コミュニケーション力がない」と言ってるようにしか聞こえないのですね。
コミュニケーションというのは相互に出来て初めて意味のある事です。
「英語が話せます」というスキルを押し出しても相手に英語話せなければ何の意味もないのですね。
「相手喋ってんの英語じゃないですよ」
と言ってもそれが分からない。
本当に話せないのなら話せるようになってもらえばいいだけなのですが、
話せなければ仕事をしなくて済む、から話せないフリをしているだけです。
だからいつまで経っても解決しない。
仕事ができない、しない事をコミュニケーション力の問題にすり替えるからそういう現場が出来上がる。
そういう現場をうまく回すスキルを持っている事もまた重宝される。
しかしそれも諸刃の剣で、そういう現場はまた自分達で仕事を回すスキルを上げていく機会を失うのですね。
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