外国と仕事をする

 ローカライズの話と似ますが、ゲーム会社でなくとも外国人と仕事をする人はいるかと思います。


 そういう時、文化の違いに戸惑う事もありますね。


 一般的なのは休日の違い。


 国民の休日は日本国内のみで通用するもので、外国にはありません。


「アナタタチ、ヘイジツナノニ、ナニヤスンデマスカー!?」


 という事にもなります。


 しかし外国では業務に対する姿勢の違いがあったりもします。


 外国の会社、突然一斉に長期休暇。


 その間誰にも連絡がつかない。クライアントなので支持がないと何も進められない。


 休日開けたら「スケジュールが何も進んでないのはどういう事か?」みたいな日本のお役所みたいな事も平然と行われたりする。


 外国の方が往々にしてアバウトだと言います。日本人の方が働きすぎです。



 余談ですが、


 日本国内で作業したものを外国でデバッグし、バグ報告が上がってくる場合もあります。


 そういう時、上がってくるバグ報告は英語なので、翻訳チーム(外注の場合も)が翻訳してから回ってくるのですが、


 大体は機械的に翻訳ソフトを通すのですね。キツイ部分だけを手を入れる。


 なので上がってくるバグ報告が何か事務的と言うか、機械的な文章なのです。


「ここでこれこれこういう手順を~」


 と書いた後、


「その結果に注目する」とか


「画面素材を凝視する」


 なんて書かれていてあなり馴染めないのですが、


 それを見た新人の子が、「デバッグ報告はそのように書くルールなんだ」と勘違いしてその文体を真似て書いてくる事があったりします。


 彼らの日本語は大丈夫なのか!?

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