つくりかた兼人録

ゲームは目に悪い？

　ゲームは普通にテレビを見るのに比べて１０倍目を使う。

　だからゲームのやりすぎは目に良くない。

　昔から言われている事で、大人はよく僕にもこれみよがしに言ってきたものです。

　ですがこれには全く科学的根拠はないそうです。

　暗い所で本を読むと目が悪くなる、とも言われていましたね。

　これにも科学的根拠はないそうです。

　光量と視力の低下には全く因果関係はなく、

　ゲームがテレビよりも目を使う、という事実もない。

　しかし目がより疲れる、という事はある。

　目が疲れる、というのが正しいのであって、目の疲れは直接視力の低下には繋がりません。

　ただしくは同じピントに合わせ続けるから視力は低下するのであって、疲れや光の量はあまり関係がない。

　むしろ鍛えていない方が目は悪くなる。慣れていない方がより目を使うので疲れる。

　ゲームもパソコンも勉強の邪魔になると遠ざけておいて、いざ就職していきなりパソコンを使う事になったら視力はどんどん落ちてきます。

　僕の場合は小さい頃からパソコンを使っているので、モニターを暗くする、ＯＡレンズを使う、適度に遠くを見ると対策も出来ているので、かなり長い期間視力は標準以上でした。

　仕事で何か月も集中する事があり、遠くを見る機会が減ってくるにつれ落ちてきただけです。

　PTAはなんとかして子供からゲームを遠ざけようとしたものですが、大人になってからでもゲームにはハマるのです。

　その時点でゲームの遊び方を知らないと、無尽蔵に課金したり、ネット廃人になったり、エコノミー症候群になったりもする。

　まあ全ての原因ではないですが、銃の扱いを知らない者が、いきなり銃で身を守ろうとしたらどうなるか、みたいなものです。