パロディ? それともパクリ? いやいやオリジナルです
よく何かを作る時、
「~のみたい」
「~の真似だ」
「~に似ている」
と言われる事があります。
昔某アニメの中で「〇〇の場合」(〇〇は人名)というテロップが入る場面がありまして。
その回放送後にアフレコ台本の見出しに「〇〇の場合」と書いたら、
収録担当の人がそれを見て笑う。
劇中の演出をパロって書いたんだな、とウケたようですが、
いや、そもそもその収録の台本に「〇〇の場合」と書いたのは僕なんだけどね。
アニメがそれを使ったんでしょ。
僕の台本の書き方は始めっからこうで、それアンタ見た事あるやないか。
とたかが見出しの書き方の権利を主張してもつまらない話なので、
それ以降使わなくなった。
なんでマネされた方が、スタイルを変えなくてはならないんだ。
というような事は創作においてしばしばあります。
要は長きにわたって、したためていた世界を、じっくりコトコト煮込んでいる間に、有名漫画でその設定が使われる、なんてのは珍しくない。
まあその程度のアイデアだと言えばそうなんですが、だからこそ率先して表に出すものでもないのです。
実際の所、主要な部分を占めるわけでもないのでね。
しかし世間で騒がれてしまうとその後に出しても、それの真似だ、と言われる事は免れない。
まあ実の所、ユーザーはそんなに気にしないんですが、その前に立つ壁がそうもいかない。
だから自主的に外す、または変える、なんて事もしばしば見られる。
実の所、どっちが真似したのか、なんてのは先か後かではなく、どちらの影響力が大きいのか、でしかない。
なのでそんな事になんやかやするなんてのが時間の無駄。
世間に認められる同じ物を作るだけの能力が自分にもあるという事だよ、と前向き考え、
そのまま世に出して「マネですよ。何か問題でも?」とサラッと流すも一興。
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