マテリアルチェンジ!2

@nikora

ガラナの無茶

俺は空渡勇太、未来人だ偶然異世界に飛ばされダークエルフの女の子に憑依してしまい、そして西暦2017年の吉祥寺に 転移してしまった。

前回のL女子学院の中庭に現れた獣魔を倒した後、L女子学院の中庭に俺と紗理奈と北条さんが、獣魔の現れた場所に居た。


「ここに丸い跡と中央に光る石が有るわね。」


と北条さんが言った。


「この中に入ると、獣魔達の世界に行くのかな?」


と紗理奈。


「入っちゃえば解るわよ。」


とガラナ。


「えい!」


と掛け声と共にガラナが丸い跡の中に入った。


「うわ!このバカガラナ!」


と俺はガラナを怒った。光と共に俺とガラナは吸い込まれた。光が消えて周りを見渡すと元のL女子学院の中庭だった。

でも北条さんと紗理奈が居なくなっていた。


「どう成ってるの!」


とガラナ。


「部室に行ってみよう!」


とガラナに言った。


「そうね!行ってみよ!」


俺とガラナは、オカルト研究部の部室に行った。ガラナが部室の扉を開けて、中に居た北条さんと紗理奈に声を掛けた。


「北条!戻って来ちゃったよ!」


「え!?何処の子?」


と北条さんがびっくりしていた。何でだ?


「中等部の子がこっち来ちゃダメだよ。」


と紗理奈が言った。あれ?紗理奈まで

可笑しい?


「どうしたの~?」


と成人の褐色の外国人女性が女子校の制服を来て現れた。


「あ~、やっぱりガラナさんに代わると、女子高生のコスプレしてる女の人になっちゃてるみたいだね。」


と紗理奈が言った。ガラナって!?


「失礼しちゃうわねぇ~。」


とガラナさん?が言った。


「ちょっとぉー!ガラナは私よ!」


とガラナが言った。


「貴方もガラナって言うの?」


と紗理奈が言った。


「空渡君に代われば良いでしょ。」


と北条さんが言った。空渡君って!?


「ゴメン、ガラナが自分の女子校の制服姿を見たいって言うから。」


あれ?急に背か低く成って少し幼くなった。口調も変わった気がする。


「空渡は俺だ!」


とガラナから切り替わって俺は言った。


「あれ?ガラナちゃんが急に背か伸びて空渡って!?」


紗理奈が驚いて言った。


「まさか!?平行時空の俺が居るのか!?俺は空渡勇太所属は地球軍特務部隊ジサーブ。」


と向こうの俺?が言った。


「俺も同じだ!」


「でもガラナさんが違うわ、いえガラナちゃんね。」


と北条さんが言った。


「ツインテールの勇太って可愛い!ちょっと抱かせて!」


と紗理奈が抱き付いて来た。


「キャー!」


「あ!ちょっとちょっと!」


俺は驚いて言った。


「ズルいわ!私も!」


と北条さんまで抱き付いて来た。


「君はどうやってこっちに来たんだ?」


と向こうの俺?が聞いて来た。


「中庭の円陣からこっちに来たんだ。」


と俺は向こうの俺?に言った。


「そうするとまた円陣に入れば君達の時空に戻れるかも知れない。」


と向こうの俺?が提案した。


「それじゃ早速やってみますか。」


と俺は言った。そして俺達向こうの俺と紗理奈、北条さんとで、学校の中庭の円陣の前まで来た。


「それじゃまた遊びに来てね!」


と向こうの紗理奈が言った。


「また来れるかどうか未だ解らないでしょ。」


と向こうの北条さんが突っ込んだ。


「ちょっと待って!」


とガラナさんが来た。


「ん!?」


行きなりキスして来た。


「な、な、な、何やってるんですかぁー!」


と向こうの紗理奈が動揺してた。


「勇太に直にキスする機会なんて滅多に無いのよねぇ~。」


「何するのよこの女ぁー!」


とガラナに切り替わってガラナが怒った。


「あら、お子ちゃまには刺激が強かったかしらぁ~。」


とガラナさん。


「ウキーーーー!!」


とガラナが発狂した。


「それじゃありがとー!皆!」


と向こうの人達にお礼を言った。


「それじゃね!」


と向こう人達が応えた。

俺は円陣の中に入った。すると周りが光りそして消えた。周りを見渡すと学校の中庭だった。向こうの皆は居なかった。


「部室に行ってみよう!」


とガラナに言った。


「元の世界か心配だけどね!」


俺はオカルト研究部の部室に行った。

そして北条さんと紗理奈に声を掛けた。


「あ!空渡君!心配したわよ!」


と北条さんが泣きそうな顔で言った。


「も~何やってるのよ~!」


と半べその紗理奈が言った。

良かった!戻って来たんだな!

俺はホッとした。


「しかし良かったなぁ~ガラナさん!

色っぽかったし、向こうの俺が羨ましい。」


「何の話をしてるのかしらぁ~。」


と北条さんが怖い顔で言った。

しまった!つい口に出てしまった!


「何でもありません!」


俺は逃げた。


「こらー!待ちなさ~い!」

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