第2話

 本日も快晴なり。

 マイナスイオンに包まれた湿地帯から見上げる青空には雲はなく。

 日差しが木漏れ日を抜けて優しく降り注ぐ。

 そんな素晴らしい天候に恵まれた、そんな麗らかで清々しい日。

 俺と妹の萌愛はドロドロの汗にまみれて、またも逃げ回っていた。


『クギャッ! クギャッ!』


 体長5メートルくらいの恐竜のような生き物が嬉々として追ってくる。

 ドラゴンと呼ぶには少々お粗末であるが、強大なアゴと鋭い歯がギラリと生えている。


「お、おにいちゃんッあいつ全然離れないよ!」

「振り向くなッ! ただただ走れ!」

「おにいちゃんが調子に乗って変なスキルばっかり使ってるからこうなるんだよーっ」

「くっそー最初は調子よかったんだけどなぁ」

「そもそも自分がバグってるの解ってるくせに考えなしなんだから!」

「次から気を付けるって! だから今は黙って走れーーーッッ」

「おにいちゃんのバカぁあああーーー!」


 遡ること昨日の出来事。


「おいっ女神! どうなってんだこれッ」


 俺は自分が冒険者登録した結果を女神に報告していた。

 というか、こちらからの呼びかけは出来ないので『もしもーし聞こえてますかー? 能力調べてもらった結果聞かせてくださーい』とか俺の逆鱗を逆撫でするような能天気さで連絡してきやがったので、とりあえずキレてみる。

 その結果、女神に『ああん? 土鍋行きかゴラ?』と逆ギレされかけたので「あ、すいません。ちょっと色々あったんで興奮してましたすみません」と。

 とりあえず状況を報告した。


『うわぁ……』


 うわぁ……じゃねぇよ! 転生させて失敗させたのはアンタだろうがよ!

 と、心で叫ぶ俺。


『でも、そうね……バグった原因があるとしたらアレだろうなぁ』

「アレというのはやっぱり……アレですか?」

『そう。勇者の力』

「それって、そんな簡単にバグってちゃいけないものなんじゃないんですか?」

『正式な手続きと手段で与えたものなら間違いなく、正しく与えられるものなんだけど、今回は相当イレギュラーだし、これ言うの傷つくかなぁと思って言わなかったんだけど――』

「だけど?」

『――ぶっちゃけ、君程度の精神力じゃあ勇者の力なんて普通じゃ多分耐えきれないって思ってたのよねぇ。だから私は、妹ちゃんの方に力が宿ったんだろうってほぼ確信に近いくらい予想してたの』

「ぶっちゃけ過ぎかよ……」


 そりゃあ、俺には確固たる信念も、正義感も無いし?

 別に頭が良いわけでもないし、べしゃり上手でもないさ。

 特技もないし、運動もそこそこしか出来ないし。

 暇があれば異世界に夢を馳せてた小市民だよ。

 しいて言えば俺の良いところは出来の良い妹に恵まれたことくらい……あれ、なんかちょっと自分で泣けてくる。


『ん、でもこれで勇者の力はほぼ間違いなくお兄さんの中にあると思う。バグった原因も合わない魂の器に、何らかの偶然で力が定着してその不合理が解読不能なエラーになってると推測するわ』

「元に戻るんですか?」

『わかんない』

「は?」

『わかんないものはわかんないの! こんなの初めてのケースだし。ただ、可能性ならあるわよ』

「というと?」

『魂の強さっていうのは、先天的……つまり生まれ持った強さも大事ではあるんだけど、過渡期の突然変異というか、生きていくうえで鍛えられて強くなることも充分にあり得ることなの。だからね……君が、君自身が強靭な魂の保持者になれば、無理やりを符合するための不可解なエラーも解消されて、バグも自然と消えるんじゃないかーって思うわけ』

「なるほど……ごくり……俺が強い魂を得ることができれば、晴れてバグは治りそして真の勇者として覚醒すると!」

『おおむね、そんな感じ。どう? 頑張ってみる気ある?』

「いいですとも!」

『コホン……では、勇者……じゃないわね、うーん……あ。推定勇者、澄原幸典よ』

「推定ってなんだよ!」

『いいのよ! バグってて本当に力があるのかどうかも怪しいお兄さんなんだから推定で! それとも、多分勇者のーとか、勇者かもしれないーとか、バグ者様とか、そんなほうがいいわけ?』

「嫌です」

『じゃあ推定でいいわね?』

「とりあえず、それで。はい」

『コホン……では、推定勇者、澄原幸典よっ世界を旅して魔王を倒しなさーい! その旅が貴方の魂を強くし、そして真の勇者へと導くでしょうー!』

「魔王きたあああああああああ!」


 そしてそして。

 勇者が魔王を倒すという、王道にテンション爆上げな俺は、早々に女神との話を切り上げると、武器を扱ってるらしき(正確には雑貨屋っぽい)店に足を運んだ。

 なぜ武器屋かって?

 そりゃあ未来の勇者様が制服に素手じゃあ格好悪いからね。

 イカした剣の1本でも腰にぶら下げようじゃないか。

 エッチな下着でも売ってたら萌愛にでも装備させようか?

 んまぁ、こんな村の雑貨屋にあるわけないか。

 てことで店内へ。


「いらっしゃいませー」


 いかにも気弱で優し気な細い中年のおじさんが一人店番をしている。

 店主さんかな?


「すいません、剣ください」

「はいはい、剣ですね。こちらの棚にございますよ」


 店の奥にズラリと並ぶ剣と剣と剣。

 雑貨屋みたいな店のくせに、意外と品揃えがいい。

 お? これは……


「お目が高いですね! そちらはマーマン(半魚人)の戦士が儀式で使っていたレイピアですね。宝剣なので装飾が美しく、非常に華やかですよ!」

「これ、いくらですか?」

「はい、そちらは金貨25枚でございます!」


 金貨!?

 金貨っていくらくらいの価値があるんだ??

 銀貨しか持ってないからわかんねぇ……

 けど、すくなくとも銀貨10枚よりは高いよな……


「お気に召しませんか? でしたらこちらのドラゴンの――」

「いやいやいやいや、ごめんなさい。俺たち初心者なもんで、えっと、銀貨5枚くらいで買えそうなものとかありませんか?」

「――左様でございましたか。ですが、銀貨5枚ですと……ああ! こちらなんていかがでしょう。先日下取りで引き取った剣なんですけど、使い込み過ぎて刃先が大分短くなってまして売り物にはならないかと思ってたんですが、剣に慣れてない方が使う分にはいくらか扱いやすいと思いますよ」


 そういって出してきたその剣は、もともとは普通の剣だったらしいが、度重なる戦いや研磨を経てショートソードくらいの短さだった。

 持ち手の柄の部分に変な丸い穴が開いてはいるが、なるほど……俺が使うにはちょうど良いかもしれないな。


「じゃあ、それください」

「はい。かしこまりました」


 俺は銀貨5枚を払うと次に萌愛にも何か買ってやろうと思った。


「おーい、萌愛ー」

「あ、おにいちゃん。剣は買えた?」

「おう、使い古しの中古の剣だけどな」

「萌愛、お前も何か買わないか? ヒーラーとはいえ杖の一本くらいとか、それっぽいローブなんてどうだ?」

「うーん……」


 唸りながら、萌愛は何か考え込むように一点を凝視いている。


「なんだこれ、えーっと……『運試しBOX』なにがでるかはお楽しみ、か。萌愛、これやりたいのか?」

「……ダメ? おにいちゃん」


 上目使いで俺を見る萌愛。

 1回の挑戦料は銀貨2枚。

 BOXの中のくじを引いて、その中に書かれている商品がもらえるらしい。

 が、中身にはずれはないが、日用品なんかのゴミがほとんどのようだ。

 当たりには武器や防具なんてのもあるみたいだが、数百枚のうちに一体何枚入っていることやら。

 下手したら1枚とかだぞ……


「ダメ、かな?」


 もう一度、上目使いで俺を見る萌愛。

 可愛いなちくしょう。


「1回だけだぞ?」

「うんっ! ありがとうおにいちゃん!」

 

 そういって店のおじさんに銀貨を2枚渡してくじを引く萌愛。

 結果は。


「お、大当たり!『モーニングスター』プレゼントで、す……」


 なんと、萌愛は見事武器を引き当てたのだ。

 店のおじさんは、よほどショックなのか、しぶしぶとトゲのついた鉄球をチェーンで繋いだ棒を持ってきた。

 シスターでも扱いがしやすいように設計されているのか、字面ほどは重くはないらしい。棒の長さもテニスラケットくらいだし、鉄球の大きさもやはりテニスボールくらいだ。

 新品であろうぴかぴかのソレを見た萌愛はニコニコと嬉しそうだが、対照的に、店のおじさんの顔は優しさが抜けてリストラされたサラリーマンみたいな顔になっている。

 それもそのはず、値札を見るとそのお値段銀貨72枚。

 そんな顔するくらいなら初めからクジに入れんなよ……と、思ったが、ぼったくり気味のくじ引きでも人の良さが出てしまっているんだろうなぁと、しみじみ。


「ありがとうございます!」


 笑顔で武器を受け取る萌愛だが、学生服でモーニングスターを持つその姿はいかにもシュールだ。


 さて、武器も揃ったところで。

 金が尽きた。

 金欠。

 宿に泊まれない。

 旅に出られない。

 御飯が食べられない。


 残りの手持ちは銀貨1枚と銅貨82枚か……

 宿代2人分で今夜だけなら何とかなりそうだ。

 じゃあ次の日はどうするか。

 萌愛の下着でも売るか?

 ……いかんな。兄としてそれは許せん。

 が、ちょっと確認しとくか。


 ピラリ。

 俺はそっと優しく、萌愛のスカートを持ち上げてみた。


「え? おにいちゃ…………ひゃっっ!!!!!!???!!?」


 萌愛が真っ赤になって、必死でスカートを抑え込んだが……気づくのが遅かったな、すでに俺の黄金ミレニアムな眼球は萌愛の思考……じゃなくて至高の三角を捉えている。


「白のレースか。良い趣味してんなぁお前。誰に見せるんだ、そんなオシャレな下着」

「誰にも見せないよぅっ! てか、見られた!? なんで!? え、なんで今おにいちゃんは妹のパンツ覗いたの? 意味わかんないんだけど!?」

「なんでっていうか、金がないから売ったら高値つくかなぁって」

「なに? 売るの? 妹のパンツ売るの? 屑なの? バカなの? 死ぬの?」

「ははは。一度殺した本人が何をいまさら。いいじゃないか減るもんじゃないし」

「減るよ!? 売ったらわたしパンツ無くなるんですけど!? ノーパンなの? ノーパンがお好みなんですか? 変態? やっぱり死ぬ?」

「おー、殺人犯でノーパンでヒーラーで学生で妹って……お前設定盛りすぎじゃね?」

「勝手に盛らないでよ! 少なくともノーパンじゃないよぅ! ……ううぅ……おにいちゃんのぉ――」

「お、おいまてって。そのトゲトゲしい丸い球体の付いた棒を振り上げるな!」

「――バカぁああああああああっっ!!!」


 カッキーン!


 俺のどてっぱらに萌愛のモーニングスターがフルスイングでホームラン。


「ぶふぅ!?」


 な、ナイスバッティーング。

 グフッ……。

 穏やかな昼下がりの午後、青空へ大量の血反吐をまき散らせて、俺は意識を失ったのだった。

 教訓。

 妹怖い。


 次の日の朝。


「あ、おはよう。おにいちゃん」


 俺は柔らかいベッドの上で目を覚ました。


「ここは?」


 どうやら病院ではなさそうだ。

 ホテルというには少々お粗末な、木造の狭い部屋。


「ここは宿屋だよ」

「そうか。俺は確か……お前のパンツを……」

「思い出さなくていいから! むしろ永遠に記憶から葬り去っていいからっ!」

「わ、わかったわかった。だから、いま握りしめたそのモーニングスターは降ろそうな?」


 また殴られたら次こそ死ぬかもしれない。


「感謝してよねおにいちゃん。あれから、大変だったんだから」

「そうなのか? そういや俺、内臓潰れたんじゃないかってくらい、痛かったんだが」

「それは置いておいて」

「置くんかい!」

「倒れたおにいちゃんを担いで宿探して、怪我が治るまで一晩中治癒魔法かけ続けて、やっとさっき治ったんだよ」

「お前の自業自得とはいえ、ありがとうな萌愛」

「わたしは悪くないもん! 悪いのはおにいちゃんでしょうっ」


 まさかそんな。

 清廉潔白、無味無臭、以心伝心、聖人君子と言われたこの俺が悪いわけ……あるかもしれんな。

 ここは可愛い妹のために泥を被ってやるか。


「ああ、悪かったな萌愛」

「いいよぅもう。あと、あの時見たものは思い出しちゃダメだからね?」

「わかってるって。いくら俺でも妹の下着をオカズにしたりしねぇよ」

「~~~~バカにぃ!」


 ポカポカポカポカ。

 胸板を太鼓のように叩いてくる萌愛。

 そんな恥ずかしがってる姿は、やっぱり妹でも女の子なんだなぁと俺に思わせてくれた。


「ははは。いててて」


 ポカポカポカ……ボカボカボカボカ!


「本当に痛いわ!!」

「てへへー」


 そんなこんなで、はい。そんなこんなで。


「じゃー行こっか。おにいちゃん」

「どこへ?」

「魔物狩り!」

「魔物狩りって、またどうしたんだ一体」


 言いながら、萌愛が差し出す一枚の契約書。


「わたしもね、お金が無いのはやっぱり困ると思うの。だから、ギルドに貼ってあった依頼、勝手に受けてきちゃった」


 さっき一晩中治癒してたって言ってた気がするが、いつ依頼受ける暇があったんだろう……いや、深くは考えまい。


「そうか、RPGなら≪≪クエスト≫≫っていう手があったな!」


 えーと、なになに。


★討伐依頼


 キレキレトカゲ15匹


 生死問わず


 対象をギルドまで腐る前に届けよ


 報酬 銀貨25枚


★――


「銀貨25枚か! 大金じゃん! ……でも、キレキレトカゲってなんだ?」

「んとねぇ、なんか犬くらいの大きさで、鳴き声が『キレキレッキレキレッ』って鳴くらしいの」

「犬くらいって……それ土佐犬とか、ドーベルマンみてぇなデカさの犬じゃねぇだろうな?」

「ううん、チワワとかダックスとかそんなものっぽいよ」

「なるほど。まぁ、やってやれなくはなさそうか」

「でしょでしょ? 今のわたしたちでもやれそうだよね!」

「よくやった萌愛! さっそく、そのキレキレトカゲを倒しにいくか!」

「あいあいさー」


 やはり萌愛は良くできた妹だわ。

 こいつがいるだけで、この先冒険がどれだけ楽になるんだろう。

 怪我しても治癒ができて、モーニングスターで殴れば絶大な威力。

 おまけに適切な依頼受注もできるし、実は家事全般お手の物だ。

 ……あれ、俺いらなくね?

 いや、そんなことはない!

 俺には勇者の力があるし(推定)

 剣も持ってるし(中古のボロ)

 そして萌愛のおにいちゃんだ!(意味なし)

 うん。自分の存在意義が崩壊しかけてるな。

 わかった。ならば見せてやろうじゃないか!

 俺の真の本当の力を!


「どりゃあああ! 行くぜスキル『ヤ炎眛4&y黒ラリア゙ォ』勇者の一撃!!」

『キレッキレェエ……シビビビ!』


 村から少し離れた場所。

 トカゲの群生する大きな岩がゴロゴロと並ぶジメジメした沼地。

 俺のスキル『ヤ炎眛4&y黒ラリア゙ォ』勇者の一撃が、振り下ろした剣の先からキレキレトカゲに炸裂する。

 もちろん、名前の通りバグっている。

 効果もバグっている。

 普通にスキル名を使ってもどう発音していいかわからないから、適当に俺が名前を勇者の一撃と名付けた。

 スキルを使うにあたっては、頭の中でスキルの存在を認識して使おうと思えば、発声なしでも使えるらしい。


 今回はどうやらトカゲを痺れさせたようだが、さっきはワライダケでも食べたように狂った大笑いをさせてた。

 使うたびに何が起こるかわからない緊張感はあるが、時に氷結させたり、時に回復させたり、時に素早さを上昇させたりしながらも、普通に戦うよりも幾分楽に敵が倒せるのだ。


「こりゃあ楽しいわ!」


 おまけに俺がバグってるからか、スキルの使用回数に制限はないらしい。

 そもそも回数制限があったりMP(術や奇跡、技を行う時に消費する精神力や魔力的なものを数字化したもの)の消費があるかも俺にはバグったステータスのせいで判別がつかない。

 とはいえ、使えるというなら気にせず使うまでだ。


「おにいちゃん、調子にのってるとまたさっきみたいにトカゲさんを素早くしちゃって大変なことになるよー?」

「へーきへーき! ちょっとくらい魔物が強くなったところで、いい乱数でも引けばすぐ逆転するって! そう、例えばこのトカゲが恐竜にでもならない限りなー」

「そんなこと言ってー! そういうのフラグっていうんだよーっ」

「大丈夫、大丈夫いくぞッスキル『ヤ炎眛4&y黒ラリア゙ォ』勇者の一撃


 そのとき。推定勇者・澄原幸典に電流走る!


『キレキレーッキレキ……クギャァアァァアアア!!』


 なぜか、俺の腕を伝うように、ピリリと辛口の電撃が剣先目がけて走ったような気がしたと同時に起こる衝撃の大進化!

 いや、退化なのか??

 驚くことに、フラグを高々と建造した一匹のトカゲが、恐竜に超進化したのだった!


 当然俺たちは。


「逃げるんだよぉおおお!」


その場を一目散に逃げだしたのである。




★★★


次回予告


初めまして

私は謎の盗賊のお頭だ

次回予告をしてやろう


次回は当然トカゲが先祖返りでもしたような恐竜をどうにかする話になるだろう

私の出番はその次くらいだそうだ

作者は一つの話数ごとに、だいたい5~7千文字くらいを目安にしているらしいから、文字数が間に合えば私の出番が早まるかもしれない

事実、女神の予告にあった魔王を倒せという宣告が1話開けてしまったのも、そのせいだろう


「おかしらー! 飯ができやしたー!」

「いただきます」

「おかしら、なんでいつもマスクつけたまんま飯を食うんですかい?」

「秘密だ」

「ひゅークールでかっこいいっすーオイラもマネするっすー」

「あ、こらまて私はマスクごしでも食べれる特別な……!」

「食えないっすー……」

「まったく言わんこっちゃないな。ほれ、そのマスクを洗って来い」

「あいあいさーっす」


では、私たちは飯の時間だから予告はここまでにする

次回もよろしくな


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