応援コメント

第19話 霧の中で」への応援コメント

  • ここでリアンの過去が分かるのですね。

    最初に三度文章のことですが、

    >「大きな病気だったけど、病気は治せるものだった。~」

    ここの台詞のように、過去の説明のところで地の文の合間に台詞を挟んでいるのは効果的だと思います。私も使います。

    「正しいリアン」であることを己に課すリアンの人物像がここで分かりました。ただ、その「正しさ」とは何なのか、ここではまだ分からないですね(私の読み込みが足らないか、後で出てくるのか)。
    それとも、「正しい」とは何なのかに答えなどなく、自身と他者の悲しみと戦っていくことにヒントがあるのでしょうか。
    うーん、難しいです。

    作者からの返信

    >>@syukitadaさんへ

     この辺りで、ちょうど作品の前半終了(折り返し)になります。
     六万文字ちょいの分量になるので、決して短くはないお話の領域に踏み込んでいます。
     読んで頂き、ありがとうございます。

     そうして、
    >ここでリアンの過去が分かるのですね。

     そういえばこの回は書くのに戸惑ったな~と過去を振り返るカエルです。

     心情をいつもより押し出す回で、キャラの心情を直接描写しない書き方を選択しているカエルとしては、うーむと唸ったものです。
     作中内のキャラは独白。しかし文章は独白っぽくしたくないし、したくても直接描写ができないのでリアンの気持ちを語れない。
     どうしたものか~で、文字制限も設けてたので、苦肉の策からの回想シーンと相成りました。
     リアンの背景は必須事項と考えるカエルですけれども、回想はあんまり好みじゃなかったりするんですよね(笑)

     それもあって、地の文の間に今の時間軸の台詞を混ぜている意図もあるのです――が、しかし、地の文の流れを断ち切ってしまう箇所だったりもします。
     なかなかに難しさを感じた回だったな~です。

     文書的な考察は以上のような感じで、>「正しいリアン」であることを己に課すリアンの人物像がここで分かりました。などのご感想はほんと助かります。
     読み手側のキャラの把握具合がよくわかるそれでした。カエルも人様へコメントする時は、この辺を大切にしないとな、と改めて思いました。

    >「正しさ」とは何なのか、ここではまだ分からないですね。

     作中の流れからすると(作者側の書いているつもりの部分ですが)、リアン自身もそれを探している、最後の台詞で正しさへ繋がる何かを決めた――になりますから、
    まだ分からない、の感触は、読み手側書き手側のそれとして間違いないのかな、です。
     物語外からだと、作品で「正しさとはこうですよ~」と何かしら形作って答えを提示することはないので、>「正しさ」とは何なのか、については「難しさ」が答えになるでしょうか。

     三度と言わず、数度のご意見をば、と述べて、
     コメントを添えて頂き、嬉しい限りです。ありがとうございました。(`・ω・´)ゞ