応援コメント

第7話 少年のオーガ――①」への応援コメント

  • かえる先生

    少しずつ『暁のオーガヴァル』を拝読させて頂いております。

    かえる先生の文章を読ませて頂きましたが、地の文にオノマトペが多いですね。意図的にやっているのでしょうか。

    >ダリーがリアンの腕をぎゅうと掴む。
     よいしょとその顔が定位置へ戻れば、丸太のような太い腕でぶんっと掴む物を壁へ向け投げ捨てた。
     リアンは硬い棚にがんと背を打ち付け、尻から床へと着地。

    この辺などは一センテンスに一つずつ入っていますね。
    オノマトペは読む人に直感的に情緒に訴えることができるため、表現として分かり易くなるでしょう。
    三島由紀夫なんかは、オノマトペの多用は文章の品格を削ぐと言っていたと思いますが(私じゃないです。三島がですね(汗))、意図的に使用していらっしゃるのでしょうか。
    無意識でしたら、少し控えた方がいいかもしれません。

    ただ、オノマトペがあることで効果的に文章にテンポが生まれているので、気持ちよく読み進められることは確かです。
    この効果を損なってまでオノマトペを削った方がいいかは、ちょっと分からないですね。結局は、かえる先生の好みになるでしょう。

    失礼をば。

    作者からの返信

    >>@syukitadaさんへ

     @syukitadaさんこんばんは。
     こちらに時間をさいて頂いたばかりか、コメントを、そして何より読んで頂きありがとうございます。ヽ(=´▽`=)ノ

    >オノマトペが多いですね。意図的にやっているのでしょうか。

     意図的にはやっています。
     がしかし、取り上げていただいた文章は、ややくどいですね(笑)

     作品全体的には、まだまだ少ない感触なので、もっと多用したい派だったりします。

    >(私じゃないです。三島がですね(汗))

     いえいえ(笑)
     今のところ語意が豊富でないといいましょうか、文章の持って行き方に幅がないので、選んで使っているというよりは、オノマトペを使うことを課している状態でしょうか。
     上手い使い方とは違うので、余計に引っ掛かるのではと思います。

    >好みになるでしょう。

     そうですね、好みといえばそうなるのですけれども、あんまり好みじゃないと言えばようなのかもです。
     油断していると、全然オノマトペさんが見当たらなくなるので(汗)

     そうして、ご指摘の部分からカエルが思い返すに、戦闘場面だったので、多用した節がありそうなないような、です。
     通常と戦闘で文章の書き方を変えているので(注意している部分がありますので)、その辺も影響しているのかな・・・と思いたいのですが、
    たんに使いたかっただけだからそんな感じになったのか、と自分の性格だとそれもありうる感じですね(苦笑)
     意図的なのは間違いないのですが、その理由がちょっとぼんやりしています。申し訳ないです。

     ともあれ、ご指摘をありがとうございます。
     たぶん、三島由紀夫氏が言うことは概ねその通りだと思います。
     カエルのイメージとは違うので、三島由紀夫氏にはごめんさいして、近い感じの作品なんかを探して、その点で参考にしてみようかな、です。
     案外、使わなきゃに気を取られ過ぎて、スタンダートなオノマトペ使いの位置を見失っている可能性もありますからね。
     重ねてになりますけれども、ありがとうございました。(`・ω・´)ゞ