我が子を思って母がとった選択、埋められた母が流されると泣いて縋る清太……
とても苦しくて、思わず涙が出ました。
厳しい時代には、こういうことはたくさんあったのでしょうね。
鳩になった親子の、その後の平穏を祈らずにはいられません。
作者からの返信
陽澄すずめ様、こんにちはv お優しいコメントをありがとうございます(*´ω`)
子どもの頃に何気な~く聴いた民話を、小説にしようと思ったら、これがとんでもない内容でした…(^_^;) 時代考証に風俗に、方言に修験道、四苦八苦した覚えがあります。
母が願ったのは集落の無事ではなく、ただ我が子の行く末でしょうね。今生では幸せになれなかった親子を憐れんだ、人々の優しさから生まれたお話では、と思います(実際は、一緒に流されたんじゃないかと……)。
病気もですが、自然の威力に対し人間が今よりはるかに無力だった時代……。信仰?と結びついたこうした行為は、大変悲しいです。
お読み下さり、ありがとうございましたv 作者も親子の来世の幸福を願ってやみません(-人-)
山形には、約四千民話があるとのこと、驚きました。
“山”にまつわる民話が多いのでしょうか。
山伏や修験道など、ステレオタイプのイメージで知っているつもりになっていましたが、このお話を読んで、改めて調べてみたくなりました。
興味深いお話をありがとうございました。
作者からの返信
美木間さま、こんにちはv いつもお優しいコメントを、ありがとうございます💕
四千話……集める方は、さぞ大変だったろうと思いますが(^_^;) 秋田、山形といった豪雪地帯は、冬になると雪に閉じ込められてしまうので、「語り」の文化が発達したのかなあ、などと推測しています。
子どもの頃に聴いた民話で印象的だったのは、チベット民話の逆パターンで、女性が蛙になって夫を援ける「びっきの嫁さん」。鳥海山火山が、八咫烏の掛け声で噴火して、吹き飛んだ頂上が「飛島」になったという縁起譚の「三本足のカラス」。それと、この「ででぽっぽ」です。
やはり、その土地の文化や自然に関連したものが多いですね。
中世から観光化が著しい「山伏」ですが(笑) 調べてみると、これも奥深く……短く収めるのに苦労した覚えがあります(^_^;) ここで調べた修行や、東北のマタギの風俗が、『EARTH FANG』のビーヴァたちの文化にも反映されました。
こちらこそ、お読み下さりありがとうございました。ご無理のないようお付き合い頂ければ幸いですv(^^)
僕は東北出身なので
ズーズー弁は本当に懐かしかったです。
そして喜三郎が最後に唱えた
光明真言は清太を山鳩に変えたんですね。
ででっポッポ
ででっポッポ
早く寝ないと味噌つけて食うぞ
亡き祖父が子守唄代わりに
いつも寝床で言ってました。
今日は良く寝れそうです
ありがとうございました