国同士の諍いや、土地の状況……板挟みの境遇に置かれたイサセリとウラ。
想像するだけでどちらも息がつまるほど苦しくて、どうしても他に道を選ぶことができなかったのが何ともやるせないですね……
1話1話、とても勉強になり、楽しく拝読しています。
作者からの返信
陽澄すずめ様、こんばんはvご高覧、コメントをありがとうございますヾ(*´∀`*)ノ
地元の神社に伝わる物語と、桃太郎伝説について考えているうちに、「鬼はどうして悪者なんだろう?」と考え始めたことが、このお話をつくる切っ掛けでした。
それが男同士の友情と葛藤の話に変化したのは、本当にただの私の趣味です……好きなんです、男同士の友情(^^;;←こら(汗)
古代から、出雲や吉備地方は鉄の産地でして、製鉄は凄い量の材木を必要とします。環境破壊も酷かったろう、と考えているうちに、こんな話になりました。
このシリーズは、各話それぞれ時代も背景とする文化も異なります。お気に召すものがあれば幸いですv(*^^*)
お付き合い下さり、ありがとうございます💕
吉備津と聞くと『雨月物語』の「吉備津の釜」を思い出し、ぞくぞくっとしてしまうのですが、土地からすれば桃太郎伝説ともゆかりがあるのですよね。そこに古代史が関わってくるのも興味深いです。
作者からの返信
美木間さま、こんばんはv コメントをありがとうございます(^^)
おお、『雨月物語』♪ そうです、その「吉備津神社の御釜」の元になったお話です。あれは室町時代のお話でしたか……。吉備津彦と温羅からは、随分時代が経ってしまいました(^▽^;A
桃太郎伝説は、日本各地に起源とされる土地があって、「うちが本当だ」と争っているので(笑) 本当に吉備津彦=桃太郎だったかは分かりませんね。お向かいの香川県には「鬼ヶ島」もありますv
記紀に載っている話と、地方の伝承が結びついているのを拝見すると、わくわくします。
お読みいただき、ありがとうございます💕
たびたび失礼します。
コロナ前に吉備津神社と鬼ノ城を訪れたばかりだったので、楽しく拝見しました。
温羅と桃太郎伝説との関連は文献が残っておらず不明とのことですが、だからこそ想像の翼が広がったりしますよね。
神話のもとになったのは一体どんな出来事だろうと考えるの、とても好きです。
作者からの返信
丹寧さま、こちらにもご丁寧なコメントを、ありがとうございます💕(*´ω`)
おお、吉備においででしたか♪ 実際に見知っている土地のお話だと、書くときも読むときも、イメージが変わりますよね~。
吉備津彦神社の縁起と民話の桃太郎がどう結びついたのか、空想すると楽しいです。桃太郎は日本各地に「うちが起源だ」と名乗る土地がありますが、各地にそこならではの伝説があるのだろうか……などと考えてしまいますね。
お楽しみいただけたようで、嬉しいです。ありがとうございます💕(*ノωノ)