第19話つぶらな

本日の一品:灯台ツブのうでたん


灯台ツブは一度よく洗い海水程度の塩水で水から茹でる。

水から入れて沸騰してから七分ほど、そうしたら火を止めてある程度冷めるまでおいておく。

後は楊枝等でほじり召し上がれ。


本文


瞳とは言いません。


 灯台ツブ、北海道産の小型のツブガイ類。いくつかの種類があるらしいのだが別に気にもしない。

細かい分類を好むものはそれぞれに調べられるのがよろしかろう。

塩ゆでが一般的な調理法と思われるが味付けして煮るのもあるのだが味付けについて調べるのがめんどく臭いので適当にやってくれと言いたい。


 でもこの灯台ツブ、生で食らっても美味。本当に美味!新鮮な物を貝をかち割って唾液腺を取り除いて醤油を一垂らしてガリごりと食べるのがとても美味。貝を割るときに貝殻を残さないようにするのが手間だったり、唾液腺を除かないと食中毒の危険性があったり、肝を除かないと苦くて食えなかったり・・・・・・・・・

 自分一人だったら一キロ位適度に処理して焼酎と共に飲み込んだりするのだが・・・・・・・これを作っていると脇から処理済みの貝をつまみ食いしたりするくそ野郎が出てくるのである。どこの誰とも言わないが・・・・・・・・・処理済みの貝の山を持ち去って炒め物を作るとか、串焼きにするとか・・・・・・・・・下処理とか自分でしてもらいたいものである。

 下処理したのを塩もみしてキムチの素とあえてツブガイキムチとか・・・・・・・私が食べる前に色々するのは非道と思わないのだろうか?あまりにひどいと思うので茹でた貝を酒と一緒に流し込んでいると。


仕事中に酒を飲むなとか・・・・・・・・





あまりにも無体すぎる。

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