サバンナフィンガー

@Yuhan

おわり 流派サーバル不敗ジャパリパークに死す

猫みたいな少女は約束通りに来てくれていた。流石僕の友達。

「サーバルちゃん!」

「あ、きたー!やって欲しいことってなぁーに?」

「サーバルちゃんの自慢の爪で僕と狩りごっこして欲しいんだ!」

狩りごっこ...懐かしいなー。初めてあったことを思い出すよ。

「でもかばんちゃん狩りごっこあんまり得意じゃないよね?大丈夫なの?」

「多分大丈夫だよ、強くなったからね」

「わかった!じゃあいくよー?」

「うん!」

僕にはダークネスフィンガーがある。これは手が黒くなった時に出せるようになった技だ。これはサーバルちゃんには隠してるけど今日ここでバラせる。

「私のこの手が光って唸る!狩りごっこに勝てと輝き叫ぶ!必殺!サバンナ!フィンガー!!」

「ダークネスフィンガー!」

「えっ!?かばんちゃん!なにそれー!?同じ技打てるなんてすっごーい!」

「サーバルちゃん...本気出してる?」

「出してないよー?」

「えっ...」

僕は強くなったのを見てもらいたいのにこれじゃ意味がないじゃない...それに戦いは真剣勝負!敵に情けは不要なのに...

「サーバルちゃん!本気出してよ!戦いは真剣勝負だよ!」

「狩りごっこだよ!かばんちゃん傷つけちゃう!」

「敵に情けは不要なんだよ!」

「そこまで言うなら仕方ないね!うみゃみゃみゃ...!」

「ううううううう!」

「うみゃー!!」

「う、うわぁぁぁぁぁ!」

なんだ...やっぱり強くなれなくて、本当に駄目なヒトなんだね...


後でまた核

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