実際、これくらいの時代に天下統一のような思想はあったんでしょうか?
始皇帝が走りだと思いますので、古くは古代から考えはあるようですが、日本で初めて為されたのは戦国後期でようやくです。
少し調べましたが、あまりそういった情報は見つからず、もしご存じだったら教えて欲しいです!
作者からの返信
伊藤さんへ
文献などにそれらの記述が一切無いのですが、恐らく、あったのではないかと私は考えます。
既に5世紀には「アメノシタシロシメスオオキミ(治天下大王)」という称号があります。
三國志魏書東夷伝倭人条(通称、魏志倭人伝)に記されている、魏国が卑弥呼に贈ったとされる称号「親魏倭王」は、卑弥呼を統一政権の王として認めるものであるという見方が主となっています。
天下統一!と言うとなかなかに思想めいたように思えますので、ここでは、「この天と地の間のものを一つにし、治める」といったやや柔らかなニュアンスで表現しています。
さらにその動機付けとし、「奪うもの、奪われるもののない姿こそあるべき姿で、そこに還す」ということを目的とし、天下統一はその手段として登場させました。
なんと!弥生時代が舞台の小説とは驚きです!文章も上手で濃厚そうな内容なのに読みやすいです。私も見習わせていただきたいです
作者からの返信
お目汚しながら、お読み頂きありがとうございます。
想像を多分に含みながら自由に描かせて頂いております。
どんどん更新していきますので、よろしければ引き続き応援下されば励みになります。
下のコメント欄もとても勉強になります。
所で、赤(丹)、炎、は重要ですよね。違ったら、すみません。
作者からの返信
真白さん
ありがとうございます。
赤、火、炎。キーワードですね~。Ω(おめが)高い!