第2話 house
前回のあらすじ
(子豚side)
家を追い出された。
(オオカミside)
父親オオカミが獲物を探しに出かけた。
🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷
(子豚side)
子豚の兄弟達は自分たちが住む家を探して、トボトボと歩いておりました。
長男豚
「ちっ、あのババア......。 空き家とかそう簡単に見つかるかっての!」
次男豚
「そもそも家が無いよ............」
三男豚
「もう、疲れた~~~!!」
長男豚
「この世界動物少なくね?」
三匹が歩き疲れた時、三男が閃きました。
三男豚
「無かったら作ればいいんだ!」
そこで三匹はそれぞれ、自分の家を作ることにしました。
三男豚
「めんどくさいし、簡単なヤツでいいや! え~~と、藁で良いかな♪」
三男豚は藁で家を作りました。
次男豚
「雨は嫌だなぁ。 .........そうだ! 木にしよう!!」
次男豚は丸太で家を作りました。
次男豚
「兄ちゃん、何してんの?」
長男豚
「あぁ? 見ればわかんだろ? 設計図書いてんだよ!」
三男豚
「このかまどは?」
長男豚
「触んじゃねぇぇぇっ!! レンガ焼いてんだよ!」
次男豚
「あの大きなのは?」
長男豚
「家作るためのパワーショベルにリフト、ミキサー、ダンプだよ!」
三男豚
「この水みたいなやつは?」
長男豚
「生コンクリートだよ! 知らねぇのかお前?」
次男豚
「なんか............凄いね!」
長男豚
「家作るなら当たり前だろ? 何言ってんだてめぇ?」
長男豚は立派なレンガの家を作りました。
🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺
(オオカミside)
父親オオカミは獲物を探して、歩き回っていました。
父親オオカミ
「はぁ.....................家を飛び出してみたはいいものの、獲物なんて...ん? こんな所に家なんてあったかな?」
父親オオカミは三男豚の家を見つけました。
父親オオカミ
「豚か............そうか、そうしよう!」
父親オオカミは三男豚を食べる、いい方法を思いつきました。
父親オオカミ
「よ~し! よく燃えろよ~~~、ほーーーれ!!」
父親オオカミは一度家に帰り、松明を持ってくると、火をつけて三男豚の家に投げました。
3章へ続く
🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐷🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺🐺
(あとがき)
すっちーです!
お楽しみいただけてるでしょうか?
『ハナウラナイ』がやたらシリアスな内容になるので、こちらでは明るくしようと思うのですが、なかなか難しいですね♪ そして短い.....................。
それではまた、3章で!
三匹の子豚とオオカミ家族 すっちー @SUCCHIY
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。三匹の子豚とオオカミ家族の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます