3 少年への応援コメント
はじめまして。
ここまで非常に楽しく読ませてもらっています。重厚かつ本格的なミステリーでとても勉強になります!
児童虐待という重いテーマでメッセージ性がある作品。深く考えさせられると共に今後の展開にも期待しています。
このエピソードの最後のセリフで「登場人物が繋がった!」と思い、思わずコメントしてしまいました!
これから爆弾事件との繋がりも気になるところです…
作者からの返信
コメント、及び素晴らしいレビューをありがとうございました!
ここで徳島と上條の関係が繋がりますね。構成的な仕掛けもありますが、この二人の関係性が繋がることで、「殺人事件の捜査」と「母を求める守の旅」がダブルプロットで展開していくことになります。
愉しんでいただけたようで何よりです。
3 希望への応援コメント
圧倒されました。読み終わった後、しばらく何も考えられないというか、放心状態になるような。
組み立ての巧みさ、文章の濃密さ、そしてなによりこのシリアスなテーマに打ち負けない強いメッセージ性。登場人物の台詞、行動1つ1つが迫真で、心がえぐられるような感じがしました。
僕もいつかこんな物語を書けるようになりたいものです。力のある作品をありがとうございました。これを読むのは凄まじい体験でした。
作者からの返信
コメント、および素晴らしいレビューをありがとうございました。そして返信がずいぶん遅くなってしまって、ごめんなさい。
カクヨムの中ではぶっちぎりに重いテーマの作品ですが、髭鯨さんの心に何かを残せたようですのでとても満足しています。
次作への励みにしたいと思います。
3 希望への応援コメント
児童虐待という負の連鎖を生みがちな問題を扱いながら過去を見つめ乗り越えるラストに感服しました。
過去に囚われ未来を未来を変えようとした相馬と川田。
それに対し過去を乗り越えて未来を創る上条、守、徳島。
と複雑なミステリーでありながらシンプルな構図にまとめてあり後半に加速する展開も大いに楽しめました。
すばらしい作品を読ませていただきありがとうございます。
作者からの返信
コメント、および素晴らしいレビューをありがとうございました。
児童虐待という題材は、たしかに答えのない現代社会の闇であると思います。誰もがそこにあることを知っているのに、それに対して明確な打開策を生み出せない。しかし、そのなかで必死に生き、未来に向かって何かを踏み出そうとする人間が描ければいいな……そんな思いが本作の出発点でありました。
この「アルテミスの刃」は、困難な状況や過去を肯定した上で、それを乗り越えて未来を創ろうとする者たちの姿を主題としています。人間はどんな辛い目に遭っても必ずもう一度立ち上がる生き物ですから、そんな「人間の再生」を書くことができれば、書き手として本望だと思っています。
最後まで読んでいただき、また過分なお褒めの言葉をいただきました。これを励みにして、次作にとりかかりたいと思います。
4 欲望への応援コメント
素晴らしい悍ましさですね。
業を肯定し少女を喰い物にする獣染みた男が残忍な殺人犯と対比されて義憤を刺激されます。読者の感情を計算した文章であることが伝わってきました。
物語も残り少なくなってきましたがじっくりと読ませてもらいたいと思います。
作者からの返信
田辺は本当におぞましいですよね。しかも、この話での視点人物であるため、書くのはなかなか骨が折れました。書き手としては、やりがいのある人物でもありましたが。
ここから物語はラストに向けてどんどん転がっていきます。
闇のなかを彷徨っていた幾人かが、その果てに見いだす「希望」を楽しんでいただければいいなぁと、切に願っています。
3 愛情への応援コメント
最後の長内さんの言葉に
私的にもそうだそうだ、と。
でも、子供の側の思いは違うのが悲劇。
たぶん。
多くの子達が虐待されても命を奪われても
親といたいって言う。
虐待した親達を殺した犯人に対して、
親を失った子は何を思うのだろう。
情景も心理描写もとてもリアルです。
凄いものを読ませてもらっていると思います。
その分、心が痛いです…