アイデア帳
@motio
第1話 孤独な支配者
ある強大な力を持った邪悪な思想の男がいた。
男は国の王を殺し世界征服の礎とした。
国を滅ぼし、民を根絶やし、そして一国の王として鎮座する
だが王を殺し兵を殺戮し民を根絶やした男に残ったのは
ただ朽ちるのを待つ城と膨大な廃墟だけだった。
男は多くの魔法を使えた
男は魔法で傀儡を作り使役した
家事から廃墟の修復
修復後は城下町を作り偽りの民として賑わわせた
男の魔力は城の隅々はおろか国の辺境までをも維持し続けていた
男の魔力は一国を覆えるほど強大だった
だが無限ではなかった
国の虚栄を維持し続ける男は魔力の限界と同時に虚栄の国に縛られることとなった
やがて虚栄の国の王は老い、自らも朽ち果てようとしていた
自らの死を感じ取った王は唯一国に存在していた子供に自分のすべてを託した
「魔力」「権力」「知識」「教え」を洗脳と言う形ですべて子に授け王は朽ち果てた
そして虚栄の王国は建国516年で第一の幕を閉じることになる
アイデア帳 @motio
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